沖縄の珍味「スク」:アイゴの子、アイゴの稚魚は、スクと呼ばれています。前兼久漁港でスクがとれたのは3年ぶりです。第120回沖縄訪問(14)

沖縄の珍味「スク」:アイゴの子、アイゴの稚魚は、スクと呼ばれています。
【第120回沖縄訪問 その14】

沖縄の珍味「スク」:アイゴの稚魚

渡名喜島から、那覇港を経由し、ステーキ金松で途中下車をした後、

2時30分ごろ朝日会のテントにつきました。

今日は、朝日会に、たくさんの人が集まっています。

どうしたのでしょうか。

原因がわかりました。3年ぶりに、スクがとれたそうです。

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スクというのは、アイゴの子供です。

アイゴの子のスクを、調理したものがスクガラスです。

一般的には、塩漬けにして、半年、1年ぐらい保たせます。

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3年ぶりのスクです

アイゴの子が、群れになり、海岸のすぐ傍まで、押し寄せてきます。

アイゴの子は、海岸の藻を食べに近づいてくるのです。

しかし、藻を食べたアイゴの子は、お腹に、藻が入ると、味が変わってしまいます。

まだ、藻を食べる前の、アイゴの子が、スクとして味が珍重されています。

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3年ぶりのスクガラスです

3年ぶりのスクガラスです。

酢でしめて食べます。スクガラスを食べる時は、全身についた、

アイゴの鋭い骨、棘に舌を刺されます。

気をつけないと口がとげの中にさされます。

沖縄の伝統的な食べ方は、酢で、アイゴの子をしめると、スクのとげが収まってきます。

食べる時も、頭から口に入れ、棘に気をつけます。

しっぽから食べると、舌を刺し、スクの毒で、舌が痺れてきます。

ちょうど、歯医者さんに行って、麻酔を打った後のような、

麻酔がさめてきたような、不思議な痛みです。

この、スクの痛みが、程よい痛みとして、わざと痛みを求める人さえいます。

こうなると、麻酔に憧れる、軽い中毒症です。

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3年ぶりのスクガラスです

 

沖縄の珍味「スク」:アイゴの稚魚はみんなに分配

朝日会には、スクが獲れたという情報から、みなさん、続々集まってきています。

沖縄では、獲れた魚は村中でわけあいます。

みなさん思い思いに入れ物をもって取りにいきます。

スクガラスが獲れたことはすぐ伝わります。

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朝日会です。みなさん、続々集まってきています

 

いったんホテルに帰って荷物をわけます。

そして少し休憩して、身の回りの整理をした後、もう一度出かけていきます。

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もう一度でかけていきます

 

金城正則さんのお家に行きます。

58号線で那覇に行く途中、これまでよく流行っていたマクドナルド前兼久店がありました。

今日、お店の前を通ってみると、マクドナルドのお店は、閉店をしています。

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マクドナルドのお店は、閉店をしています

 

どうしたのでしょうか。お店の玄関には、6月30日をもって、

閉店という挨拶状が貼ってありました。

ドライブスルーもしていたので、車もよく出入りしていましたが、

もう駐車場に車はありません。

ムーンビーチを中心にした、観光客のマクドナルドファンが、

減少したことが、お店を閉めるきっかけになったようです。

ビジネスの厳しさを感じます。

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閉店という挨拶状が貼ってありました

 

金城正則家に着きました。

晩御飯をいただきます。

今日はうなぎです。

うなぎは冷凍して届いているので、これを鍋であっためて解凍していきます。

そして、ご飯にかけて、鰻どんぶりにして、食べました。

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うなぎは冷凍して届いているので、これを鍋であっためて解凍していきます

 

クレアちゃんは少しご機嫌が悪いです。

ご機嫌が悪いのですが、色々話をしているうちにご機嫌がなおりました。

雑誌をプレゼントすると、ご機嫌はさらによくなりました。

今どきの雑誌はおまけがいっぱいついています。

おまけをチェックしながら話が弾みます。

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雑誌をプレゼントすると、ご機嫌はさらによくなりました

 

うなぎの蒲焼と味噌汁がつきました。

柔らかくて美味しい晩御飯でした。

8時をすぎると参議院選挙の開票速報が、入りはじめました。

期日前投票をしている人が多いので、

まだ8時ちょっとすぎた状態でもどんどん票はあいています。

一通り政治の話、特に有名人が誰が落ちるか通るかは気になるところです。

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うなぎの蒲焼、カステラです

 

お土産に持って来た、福砂屋のカステラを切ります。

カステラは牛乳とよく合うんですよ、という話をすると、

ミルクと一緒にカステラを食べようと実験してみると、

みなさん美味しいということでした。

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うなぎの蒲焼、カステラです

 

スク(アイゴの稚魚)関連記事 アーカイブ


沖縄の風物詩 旧暦6月1日に獲れるアイゴの子「スク」酢醤油と島唐辛子を混ぜて頂きました。病み付きになりそうな美味しい沖縄名物料理です。2007年

前兼久魚港では、船を陸に引き揚げて、近づく台風に備えています。

前兼久魚港

たとえ雨が降っても、その作業は続いています。

前兼久魚港

ムーンビーチホテルの大きなヨットは、朝日会のすぐ前に引き揚げられています。

6月のハーリーの時の様に、港の湾内には、船が係留されていません。

ホテルに戻って、周りを見てみると、この辺りの恩納村の各地では、

どんどんリゾートホテルの工事が進んでいることが分かります。

たくさんのマンションやホテルが建っています。

台風が接近しているので、だんだん雲行きが怪しくなっていく中で、

朝日会が始まります。

本来の予定では、今日か明日には、「スク」を獲りに行くことになっています。

「スク」とは、アイゴの稚魚のことです。

生まれたばかりのスクは、一年に1回か2回獲れるか、獲れないかぐらいの、

めったに獲れない魚です。

「スク」は、「スクガラス」とも言い、塩漬けにして瓶詰めにされて、売られています。

獲れたばかりのスクを食べられるのは、沖縄でもめったにあることではなくなりました。

スクはおいしい 病みつきになりそう

朝日会のメンバーが、調達してきたスクが、朝日会に届きました。

これを酢醤油で頂きました。味付けしたのは、冨着勝弘さんです。

朝日会のメンバーが、調達してきたスクが、朝日会に届きました

雨が激しく降り始め、朝日会のテントは、台風のために外しているので、

雨は容赦なく体にしみこんできます。

朝日会のテントは、台風のために外しているので、非難します

そこで、非難して、ムーンビーチホテルのヨットの下が、雨宿り先です。

ここで皆さんとビールを頂きます。

スクは病み付きになるほど美味しいです。

スクには舌をしびれさす毒が

スクを食べるときに気をつけないといけないことがあります。

頭から食べないと、スクのトゲが口の中に刺さるので、痛くなります。

そこで、頭から食べるのです。

台風のために逃げ込んできた小魚を松田正さんが投げ網で獲っています。

これも、すぐに料理をしてくれました。

松田正さんが持ってきた小魚もすぐに料理をしてくれました

朝日会は、雨の日でも、今日のような台風の日でも、

ちゃんとこのように続いています。

少し晴れ間が出た時に、ヨットの下から玉城常司さんのところに移動します

もう傘は役に立たないほどの強さになってきました。

2007年7月12日(木)


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