趣味のメダカ飼育 相手にされなかった 一見客 美作市静楽庵,めだかの古里, 鏡野町めだか市場 

投稿No:8795

相手にされなかった 一見客だから  美作市静楽庵めだかの古里 鏡野町めだか市場

相手にされなかった 美作市静楽庵 めだかの古里

美作市にめだかの古里「静楽庵」があると、

淡路島のメダカ屋さんから聞いていました。

メダカファンなら、行ってみたい所です。

初めて行く場所なので、

カーナビに入力してナビしてもらいました。

紹介 予約なしで訪問なら 相手にされない 一見客扱い

「静楽庵」に着くと、

いくつものビニールハウスが立てられていて、

ハウスの中にはメダカ養殖用の水槽が整然と並んでいました。

空気を送るビニールパイプからは、

ブクブクと音が聞こえて来ます。

夏場だとビニールハウスは温度が上がるようで、

大型扇風機もありました。

ドアは開放されていて、

誰でも入れそうな雰囲気です。

しかし人の気配が無いので、

勝手に中に入るのも憚られます。

「ごめんください」と声を掛けて、

ビニールハウスに入ってみました。

来客を感知するチャイムなどの感知システムは無いようです。

エアーポンプがメダカの水槽に空気を送っています。

水の澄んだ水槽と濁った水槽があって、

メダカはどのように管理されているのか気になります。

相手にしてほしかったら 事前に訪問予約がビジネスマナー

ここは、高級なメダカが専門のようです。

ブログを拝見すると、

プロの繁殖用のメダカを販売しています。

メダカの繁殖は、

種となる優れたメダカを仕入れて来て

種親からメダカの繁殖をして、

販売用のメダカを増やしていきます。

種親を仕入れるのも、販売するにも、

業者間のビジネスマナーがあるようです。

それは、確かな紹介者と、

身元を明らかにする事前申し込みです。

高級メダカがいっぱい

建物の壁面に、

見事なモデルの写真を掲示していました。

展示販売用のビニールハウスをのぞいてみると、

オス・メスのペアで1万5000円とか、

2万円とか、高い値段が並んでいました。

大変興味深いメダカたちです。

どのように飼育しているのか、

メダカライフを楽しむためにも、

専門家のお話を聞きたくなります。

錦鯉のような模様のメダカ

「3色幹之(みゆき)」も販売されています。

ここは、これまで訪れたメダカ販売店とは、

雰囲気が違っていました。

プロを相手にしている

高級繁殖専門店の雰囲気です。

プロがメダカを繁殖しても、

アマチュア愛好家の裾野が広くなければ、

育てたメダカを喜んで買ってくれる顧客が存在しません。

メダカの寿命は3年程度なので、

メダカ購入のリピート客は続きます。

手ごろのメダカ価格もありました

安いメダカも販売されていました。

「鱗光」ペアは2000円です。

メダカの繁殖は比較的簡単なので、

安いメダカもたくさん生まれてきます。

高級メダカを買っても、

必ず親と同じレベルのメダカが生まれるとは限りません。

突然変異で生まれた親は、

種親として遺伝子が固定されたとは言えないからです。

値段の安い親から、

珍しいメダカが生まれることもあるのです。

改良メダカが評価されるチャンス

メダカ飼育の面白さは、

品種改良のチャンスがあることです。

何万分の一、百万分の一の確率で、

新種が生まれるかもしれません。

国内で日本メダカ協会が主催する

品評会が年に2回あるそうです。

そこでは、愛好家の方たちが

珍しい改良メダカを出品しています。

繁殖した改良品種が優勝することがあれば、

とっても名誉なことです。

メダカを飼うための付属品売り場がありました。

ここも人がいないので、中に入りにくい雰囲気です。

外回りを回って見てみると、

お店の従業員の人と出会いました。

私のほうから「こんにちは」と言って、

「見せてくださいね」と挨拶しました。

相手にされずに帰宅

ほかにもスタッフがいましたが、

私を見ても、誰からも「いらっしゃいませ」が出ません。

来客は私一人でしたが、相手にされませんでした。

ずいぶんお客に無関心なようです。

メダカのことで色々聞きたいこともあり、

会話を期待していましたが、

私が馴染み客ではなく初めての客のせいなのか、

相手になってくれません。

せっかく美作まで訪ねてきたのに、

接客にガッカリしました。

とても声をかけられない状態だったので、

何も買わずに帰ることにしました。

反省 ビジネスマナー違反

何故相手にされなかったのか、考えてみました。

思い当たるのは、

紹介者無しでアポイントなしで訪れたことです。

ビジネスマナーとしては、これではいけません。

ちゃんと予約して、

紹介者の名前を言って、訪れるべきでした。

 

相手にされなかった  一見客  めだか市場では、メダカのことを教えて欲しかったのですが、相手にされませんでした。 

めだか市場の場所

めだか市場があるみずの郷奥津湖は、奥津温泉の近くです。

水野郷奥津湖から見る周りは、雨上がりの霧が山の中腹に、

雲のように覆い被さっています。

自然が深く残った空気の良い場所で、

夏なら幼い子供達を遊ばせるには良い場所に思いました。

しかし、冬場は雪の積もる寒い場所です。

ここは岡山県の北部地区です。

水は清く空気は澄んでいて、自然環境に恵まれた地域です。

向こうの正面に、山の中腹を利用した立派な民家が見えます。

よく見ると、民家の前は崖崩れを起こしたようで、

今にも民家ごと山の斜面に滑り落ちそうな、危険な状態です。

このあたりの桜はまだこれからのようで、

周りを見ても、桜が咲いている様子は見当たりません。

訪れる場所は、前から行きたかっためだか市場です。

めだか市場は、この土地に詳しい人が案内してくれたおかげで直ぐに見つかりました。

 めだか市場は、岡山県苫田郡鏡野町にあります。

水の郷 奥津湖と呼ばれているあたりです。

めだか市場のメダカの数

お屋敷の敷地の中には、沢山の種類のメダカを、

種類ごとに分けて繁殖させています。

表示では、その数100万匹と謡っています。

飼育している水槽は、ポリバケツ、ボートなどを使っています。

メダカの水槽を覗いてみても、水は藻が発生して透明ではないので、

メダカの姿は見えません。

気になったのは、空から襲ってくる鳥害対策です。

めだか市場はめだか3000匹でスタート

表示では、2003年にメダカ3000匹でめだか市場をスタートさせたそうです。

それがどんどん増えて、

今では100万匹に挑戦出来るところまで繁殖しているようです。

一匹10万円のメダカ

ブラックダルマッチとか、ルビーダルマッチとなると、1匹10万円だそうです。

広い敷地には、お客さんは誰もいません。

お店の関係者の方も見当たりません。

どこから見て回って良いのか、欲しいのが見つかれば、

いくらで分けて頂けるのか、

メダカ市場のオーナーさんが居なければ分かりません。

希望としては、繁殖用に優れた品種の親メダカを5万円分ぐらい購入するつもりでした。

めだか市場のオーナーは藪木昌さん 

押しボタンを押して、オーナーの藪木昌さんを呼んでみました。

藪木昌さんがお家から出てきたので、インターネットで見て、

ここまで訪ねて来ましたと話すと、

それは有り難う御座います。

値段はそこに張っているので見て下さいと、

それだけ言うと、またお家に引きこもってしまいました。

相手にされませんでした。

まとめ 商売は接客・愛想から  反省 初訪問は紹介者と予約をすること

神戸からはるばる岡山の奥津のめだか市場にまで訪ねて来たのに、

メダカのことを教えて欲しいと願っていたのに、

なんとも愛想のないことで、

これでは、メダカを選ぶことも、

購入する事も、気持ちが萎えてしまいました。

やはり商売は愛想です。

購入は諦めて、めだか市場を後にしました。

何故相手にされなかったのか、考えてみました。

思い当たるのは、紹介者無しでアポイントなしで訪れたことです。

ビジネスマナーとしては、これではいけません。

ちゃんと予約して、紹介者の名前を言って、訪れるべきでした。

 

追補 

静楽庵のHP メダカの飼育

静楽庵で聞きたかったことは、

静楽庵のHPに掲載されていました。

大変参考になるので、転載します。

出典 静楽庵HP メダカの飼育

 

メダカの飼育

メダカの寿命は野生では1~2年といわれています。

適正な環境で飼育すると最高5年くらいは生きてくれます。

普通は2~3年くらいでしょうか。

また、暑さ寒さにも強く、

例えば、静楽庵で多く使っている120L入りのタライですと、

真夏のカンカン照りには36~37度になりますが、メ

ダカは元気です。

冬、表面に氷が張っても大丈夫です。

メダカを購入する前に準備する事

  • 出来るだけ「大きい容器」を用意しましょう。
  • 水量が多いほど、昼と夜の水温変化が小さくなります。
  • また、飼育密度が低いほどメダカは元気です。
  • 目安は一匹につき水1L以上です。できるだけ多いほうが理想です。
  • 容器は「外」に置きましょう。室内で飼育すると、日光不足のため、飼育管理の難易度が高くなります。
  • 屋外飼育で日光が当る事により水に植物性プランクトンが発生します。
  • 植物性プランクトンはメダカの糞が分解されて出来る有害な窒素化合物等を栄養分として吸収します。また、メダカの良い餌にもなります。
  • 水は「止水状態」にしましょう。ろ過装置等の強い水流はメダカのストレスになります。
  • 水をはりますが水道水の場合カルキを抜きましょう。天日に24時間放置すれば抜けるでしょう。
  • 底に赤玉土を入れると、バクテリアが活性化し水質浄化に役立ちます。
  • 水草を入れるとこれも窒素化合物等を吸収してくれて、水質浄化に役立ちます。
  • メダカを容器に入れるときは十分「水あわせ」をして入れましょう。

日々の管理

  • 餌は2~3分で食べきる程度の量をあげましょう。夏場は一日2~3回。冬場はあげなくてもいいでしょう。ポイントは食べ残しが無いということです。食べ残しの餌は水を腐らせます。
  • 冬場、断食していたメダカが春になって活動しだし、餌をあげだす時、ごく少量から徐々に増やしていきましょう。一度に多くあげると胃腸障害を起こし、死んでしまう事があります。
  • 水質が悪化した場合3分の1程度水換えをしましょう。

※めだか飼育のコツはメダカに快適な環境を作ってあげること「水づくり」にあります。
 それは植物性プランクトンがバランスよく活性化している状態であり、「小さなエコロジーの世界」でもあります。
※初心の方は普通メダカから始めると良いでしょう。

メダカの繁殖

メダカは自然界では4月中旬から9月中旬頃まで、天候や餌等の条件が良ければほぼ毎日のように産卵します。

  • 産卵時期になると産卵槽にオスメス半々程度入れます。そして採卵のため、ホテイアオイ等を浮かせておきましょう。
  • 毎日観察するとメスの尻ビレあたりに卵がぶら下がっているのが発見出来るでしょう。やがてメダカは卵をホテイアオイの根に産み付けるはずです。
  • 1週間から10日でそのホテイアオイ等を稚魚槽に移します。そのままにしておくと親達が食べてしまいます。
  • その前に稚魚槽はしっかり「水づくり」して巻き貝を入れておきましょう。
  • 卵は10日前後で孵化します。「水づくり」が出来ていれば小さなプランクトンが稚魚の良い餌になります。
  • 足りない分は成魚用の餌をすり鉢ですり潰して上げましょう。

餌のやり過ぎは水を腐らせます。気をつけましょう。

ダルマメダカの増やし方

  • ダルマメダカは元々白メダカ、青メダカからの突然変異で生まれてました。その生まれてくる確率は数千分の一とも言われています。
  • ダルマメダカ同士の交配でもダルマメダカの生まれる確率はそう高くありません。
  • また、ダルマメダカはその体型上、繁殖が下手で子供の数自体が非常に少なくなります。
  • そこで、親はダルマメダカより半ダルマメダカの方が良いでしょう。
  • ダルマメダカは普通種より背骨の数が少なく前後に縮んだメダカです。しかし、背骨の数が少ない遺伝子を持っているという訳ではなく、発生の途中、背骨が癒着して背骨の数が少なくなったと考えられています。そのため生まれてきたメダカに癒着が進んだメダカやあまり癒着しなかったメダカができるわけです。
  • そこで水温を30℃程度と高めにし、交配、孵化、飼育するとダルマメダカが生まれる確立が高くなります。
  • メスは出来るだけ半ダルマでも短めのもの、オスは少し長めの方が良いでしょう。

ダルマメダカの品種が固定されていない現在、この方法が最良な殖やし方の一つではないでしょうか。
みなさんも是非、素敵なダルマメダカの産出に挑戦してみてください。
メダカの屋外飼育の冬越し対策

メダカが冬を越すということは大変なことです。
ポイントを幾つかあげてみます。
一番に、出来るだけ大きい容器で冬越しさせましょう。
出来れば100ℓ以上がいいでしょう。
事情により小さい場合は発泡スチロールか睡蓮鉢のような断熱効果のあるものがいいでしょう。
二番に、日当たりのいい場所に置きましょう。
三番に、秋にしっかり餌をあげて太らせておきましょう。
厳しい冬を乗り切る為、体力をつけておくことが大切です。
四番に、冬に入る前、水をいいグリーンウォーターにしておきましょう。
冬でも暖かい日には若干の餌は食べるようです。
五番に、冬は水換えをしないようにしましょう。
水換えは体温が低下して体力の衰えたメダカにとって大きなストレスになります。
六番に、冬は餌をあげないようにしましょう。
体温が低下して体力の衰えたメダカは消化不良を起こします。
以上六点です。
文章では細かい部分が説明しにくいので、ご不明な点はお電話にてお問い合わせ下さい。
スタッフがご説明いたします。
メダカの屋外飼育の夏越し対策

メダカが夏を越すということは大変なことです。
ポイントを幾つかあげてみます。
一番に、出来るだけ大きい容器に大量の水で過密にしないことです。
メダカの必要酸素量は水温が上がるにつれ多くなっていきます。
逆に飽和溶存酸素量は水温が上がるにつれ少なくなっていきます。
出来れば100ℓ以上がいいでしょう。
二番に、日中の日除けです。当庵では午前10時~午後4時頃まで簾をかけています。
三番に、水質が悪くなればすぐに水換えをすることです。
以上三点です。
大きい容器が難しい場合扇風機を当てるのも一案かもしれません。
扇風機の風は水の気化を促し、水温を下げる効果があります。
また、空中の酸素を水に溶かす作用を促します。
文章では細かい部分が説明しにくいので、ご不明な点はお電話にてお問い合わせ下さい。
スタッフがご説明いたします。

 

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