女性が好きなもの 芋 タコ 南京(カボチャ) 男は好きじゃなくても栽培したいかぼちゃ

投稿No:8699

女性が好きなもの 芋タコ南京(カボチャ)男女の食の好みはなぜ起こる? いもたこなんきん

女性が好きなもの 芋タコ南京(カボチャ)芝居、浄瑠璃、芋、たこ、南瓜  男女の好みの違いとは?

浄瑠璃や浮世草子で知られる井原西鶴の一説に

「とかく女の好むもの 芝居、浄瑠璃、芋、蛸、南瓜」

というのがあります。

現代も変わらず、女性には

芋や南瓜といった洋菓子の材料にもなる甘い野菜が人気です。

和菓子や洋菓子の材料としても大変ポピュラーな野菜です。

スイートポテトやパンプキンタルトは秋のお菓子の定番です。

けれども男性はというと、

かなり高確率でこの甘い野菜が苦手な人が多いです。

家族で同じものを食べてても、

好みの違いが男女で分かれます。

この男女の差って、なんでしょうか?

女性が好きなもの 芋タコ南京(カボチャ)ごはんに合わない? 芋、栗、南瓜

日本人の米離れが叫ばれて久しいですが、

そうは言ってもやはり1日の主食平均食数、

つまり米を食べる回数はダントツで多いです。

やっぱり日本人。

ごはんが好きな人は多いと思います。

私の周りもそうですが、男性が芋、栗、南瓜

といった甘くて腹持ちの

良さそうな野菜が嫌いな理由の一つとして、

「白いご飯に合わない」というのがあると思います。

味覚の研究では、

男性より女性のほうが味覚が鋭いそうです。

そして、甘味に対する嗜好性も高い傾向にあるとのこと。

さらに、男性は濃い味や辛味を好む傾向が

強いことがわかっているそうです。

女性は子供を産み育てる過程で、

食べ物の良し悪しを確かめる必要が

あったことも関係しているのかもしれません。

ここで、ちょっとおもしろい研究結果を見つけました。

女性が好きなもの 芋タコ南京(カボチャ)欧米と日本の嗜好のパターンは全く逆だった?

「お酒を飲む人は甘いものが苦手」、いわゆる辛党です。

これは、日本人の間ではかなりの確率で常識と呼ばれるほどに

浸透している考えだと思います。

けれども、遺伝子生物学の世界ではこれと真逆の

「甘味への嗜好が強いほどアルコール消費が多い傾向がある」

とされているそうです。

出典 EconomicNews

女性が好きなもの 芋タコ南京(カボチャ)酒好きは甘いものが苦手という日本人の常識

これはアジア人以外の欧米のサンプルで、

甘味への嗜好は地域によって異なり、

また遺伝的な要因が関わることが

これまでの研究で判明しているそうです。

甘味への嗜好の個人差の50%は

遺伝要因が占めるそうで、

遺伝子の塩基配列が1個異なるだけで

味覚の嗜好性は大きく異なるそうです。

東アジア人に特有のゲノム中の

塩基多型(SNP)があり、それが甘味の嗜好性や

酒への強さに関連していることも判明しているそうです。

その解析の結果、酒に弱い遺伝子は

甘味への嗜好性が強い傾向があることが分かったそうです。

アジア集団以外を主な対象とした研究では

「甘味への嗜好が強いほどアルコール消費が多い」

となっていましたが、

この研究では「甘味への嗜好が強いほどアルコール消費が少ない」

という真逆の結果になっています。

つまり、日本人では「酒に強い人ほど甘味が苦手、

酒に弱い人ほど甘味が好きで、

男性の方がこの傾向が強い」ということになります。

これは日本人の常識と合致していると言えると思います。

女性が好きなもの 芋タコ南京(カボチャ)あゝ矛盾。 苦手でも、栽培したいかぼちゃ

斯く言う私も、かぼちゃや芋が苦手です。

好んでは食べません。

けれども、栽培はおもしろい。育てたい。

この黄色い品種のかぼちゃは今年初めて作ったのですが、

非常に強くて元気です。

とにかく繁殖力が強く、

ほかの植物の上を嘗めるように蔓を伸ばし、

石垣を這い上り、私がぎっくり腰で

目を離した隙にあっという間に菜園を

覆い尽くしてしまいました。

たくさん花がついています。

実になる花も含めて数えてみると、50個ほどありました。

どんどんできます。

こんなに這い上ってきています。

奥さんがダメダメ!と伸びてくる蔓を

ほどいてくれていましたが、

間に合いません。

女性が好きなもの 芋タコ南京(カボチャ)立派なかぼちゃができました 美味しく食べたいかぼちゃ

こんなに立派なかぼちゃが収穫できました。

収穫したかぼちゃで奥さんに

煮物とスープを作ってもらいました。

煮物の味付けは私が担当です。

お砂糖、しょうゆ、みりん、酒で味を調えます。

奥さんは私の健康をよく気遣ってくれていて、

お砂糖は羅漢果糖(ラカンカ)を使っています。

味の調整はとても重要です。

菜園で採れたオクラも添えて、

見た目に美しく、美味しく出来上がりました。

こちらはかぼちゃのスープ。

裏ごししたかぼちゃを使って、

手の込んだスープを奥さんが作ってくれました。

かぼちゃの優しい甘みが活かされていて、

こちらもとても美味しいです。

マイセンのカップに入れて、盛り付けにもこだわります。

どうして味の好みは変わっていくの?

あまり好きではない野菜も、

自分たちで植えて育てて収穫すると、

食べてみようという気になります。

人間の舌には味蕾という感覚器官があります。

甘い、苦い、しょっぱい、すっぱい、そして旨い。

味蕾の再生周期はおおよそ1週間。

そのため、味を感じる感覚は

衰えにくいそうです。

私たちは食べ物の嗜好が年齢とともに変わることがあります。

嫌い、苦手、と思っていたものが食べられるようになる。

逆もまた然りです。

それは、味蕾や味覚の変化の影響よりは、

経験したことや感じたことなど

心が関係していることもあるようです。

けれども、やっぱり相容れない男女の好み。

大人になって、美味しいと感じるものが

増えて嬉しい反面、ダメなものはダメなのです。

出典 男性と女性で好みの味覚が異なるワケ @DIME

   食べ物の好き嫌いが変わる瞬間―それは心や脳が関係していた Esquire

    EconomicNews

2020年7月25日(土)