とろろご飯でいただきます。自然薯のとろろはねばりがあっておいしい。 さぬき市大川町の自然薯(じねんじょ)
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とろろご飯 栄養バツグン「自然薯」さぬきの南川地区産をいただきました
とろろご飯を自然薯で
香川県さぬき市大川町の知人から、地元特産の自然薯(じねんじょ)が届きました。
山芋や自然薯をすりおろし、だし汁と卵と醤油を加えて、とろろ汁にします。
ごはんにかけるととろろご飯。
シンプルで喉ごしが良いので、とろろがいいな、たべたいな、と思います。
とろろご飯に使える芋は、大和芋や自然薯や伊勢芋などいくつか種類があります。
ねばりと芋の味が一味違う自然薯を使ったとろろご飯は、里山の味です。
スコップで土中に埋まったパイプを掘り出し、中から次々と立派に生育した自然薯を取り出しました。
昼夜の寒暖差が大きく、水はけが良い同地区の自然薯は品質が良く、全国的にも好評を得ています。
現在は15軒の農家が2ヘクタールで、約1万1千本を栽培しています。
研究会によると、今年は夏の猛暑と9月の多雨の影響で生育の遅れが心配されましたが、早朝に水やりを続けた
り、畝(うね)を高くして水はけを良くするなどの対策を行って育てたそうです。
例年より細めだが、長さが1メートルを超えるしっかりした自然薯ができたそうです。
収穫された自然薯は27日から12月中旬まで、同地区の「南川自然の家」で秀・優・2級に分けられ、1キロ2千円~2900円で販売されます。
山芋と長芋、自然薯の違いは?栄養やそれぞれの特徴は?
山芋の正式名書は「ヤマノイモ」となっており、ヤマノイモ科・ヤマノイモ属に分類されるつる性植物の総称です。
中でも、日本原産の品種を指し、別名が「自然薯」となっています。
自然薯とは山芋のことです。つまり、山芋と自然薯は同じものです。
独特の甘みがおいしく、粘り気が強いことが特徴です。地域によって「大和芋」「伊勢芋」とも呼ばれます。
長芋とは、ヤマノイモ科・ヤマノイモ属の1種です。
ときに「山芋」にまとめられることもありますが、一般には中国から伝わってきたものを指します。
中世以降に日本に渡ってきたとされ、筒状の細長い見た目をしています。
また、山芋に比べて水分量が多く、粘り気も弱いことから、酢の物やサラダに利用するとよいです。
山芋と長芋、自然薯の栄養の違いは?
山芋(自然薯)と長芋は、同じヤマノイモ科・ヤマノイモ属の野菜です。
そのため、含まれている栄養素に差はほとんどありません。
山芋類には、たくさんの消化酵素が含まれています。
この消化酵素には、タンパク質の代謝を助ける働きがあり、栄養の吸収率が上がります。
また、抗ウィルス作用で、細胞の活性化や老化防止といった効果も期待できますよ。
ただし、加熱してしまうとネバネバと一緒に栄養素も失われてしまうので、生のまま食べるのがおすすめです。
山芋(自然薯)の育て方
過去に山芋を栽培したことのない場所で、芋が大きくなる時期にたくさんの日光に当てることが栽培のコツです。
山芋は連作に弱く、3年は同じところで栽培しない方がよいとされています。
また、日光にたくさん当てると、生育がよくなります。
自然薯とは
ヤマノイモ科ヤマノイモ 別名・ジネンジョ、ヤマイモ栽培されている長芋やイチョウ芋、大和芋などをまとめてヤマイモと呼ぶこともあるが、こちらはヤマノイモ、山に自生するジネンジョのことです。
栽培されているものは、中世頃に中国から日本に伝来したもので、ヤマノイモ(自然薯)とは違います。
ヤマノイモは日本原産の野生種で山菜の王者と呼ばれ古来より親しまれてきました。
春には新芽、秋から冬にかけてムカゴとイモを採取します。
イモは粘りが強く、とろろめしは、格別です。
【出典:自然薯茶茶】
自然薯は古くから漢方薬としても用いられ、滋養強壮をはじめ疲労回復、虚弱体質の改善や食欲増進、免疫力を高めかぜ予防などに優れた効果があるとされています。
【出典:旬の食材百貨】
毎年さぬき市では、自然薯の収穫感謝祭がおこなれていますが、今年2019年は中止になったそうです。
ですが、自然薯の販売は、11月27日より販売開始されています。
売られているのは、南川自然の家です。
自然薯はたんぱく質やミネラル等の栄養価に富み、お歳暮商品や贈答品としても重宝され時期になると多くの方が来られます。
南川の自然薯は温暖多照の上、昼夜の寒暖差が大きく、また水はけのよい土地で栽培されているため品質が良いとされています。
【出典:さぬき市観光ガイド】
自然薯の自然薯の保存方法は、冷蔵か冷凍になります。
冷蔵保存する場合は乾いた新聞紙にくるんで入れておくと、1~2ヶ月は十分もつと言われています。
自然薯がながくて 入らいない場合は、適当な長さに切り、断面を乾かしてから保存するといいようです。
冷凍保存をする場合
すりおろした状態で冷凍保存する方法もあります。
皮をむいた自然薯を酢水につけてから、その後細かくすりおろします。
冷凍保存用のポリ袋に入れ、空気が入らないように密着して保存します。
また、ムカゴは、塩ゆでして同様に袋に入れて保存しておきます。
保存状態がよければ、両方とも一年近くもつと思います。
使うときは必要な分量だけ取り出し、自然解凍すればOKです。
まとめ
山芋と呼ばれる芋は、日本原産で粘り気が強いのが特徴です。日本古来種なので、希少価値が高いのです。
山芋の方が長芋よりも値段が高いのです。
山芋は日本原産の天然の芋であるため、長芋より希少価値が高いからです。
引っこ抜くのではなく、少しずつ土を掘って外へ出す方法で収穫がされます。
そのため収穫に時間、手間がかかるのも高価な理由の一つです。
天然物は、希少価値がありますが、畑で栽培される山芋が増えています。
山芋は長芋より遥かに粘り気が強いです。
そのため、すりおろして白醤油や出汁を加えてとろろにすることが代表的な調理法として知られています。
出汁で緩める必要があります。
長芋は中国原産で粘り気が弱いです。水分量が豊富です。長芋の方が粘り気が弱いため、とろろよりも短冊切りをして調理する方がおいしく食べられます。
生の長芋を切り、他の生野菜と和えてサラダにする調理法も定番です。
スーパーで売られているほとんどが長芋です。
2019年12月11日(水)