奥さんの誕生日のお祝いは、二人だけで淡路市大磯のかつみでお祝いです。朝に礼拝、夕べに感謝の生活です。

奥さんの誕生日のお祝いは、二人だけで淡路市大磯のかつみでお祝いです。働ける幸せ、美味しいものが頂ける幸せ、平穏な一日が過ごせる幸せ 社長ブログ神戸/淡路ブログ/かつみ

かつみの寄せ鍋は、前日からの予約が必要です。

予約を受け付けると、かつみの森易司さんは、

食材を調達して、寄せ鍋の用意ができます。

予約をした後、

スーパーで偶然かつみの森易司さんとレジの前で出くわして、

「これ、松葉さんの為に仕入れた材料ですわ」

と、笑って買い物かごに指を差していました。

今夜のかつみの寄せ鍋は、沢山の具材が入っています。

これなら、前日予約が必要な訳が分かります。

飲食店は、いつ、どれだけ、

何人くらいお客さんが来るのか分かりません。

そして、何を注文するのかも分かりません。

分からないだらけの食材を、

いつでもOKというような沢山の食材の準備が出来るのは、

大都会の町中の、通りすがりのお客が多いお店くらいです。

鶏肉、豚肉、蟹、焼き穴子、貝柱、揚げ物、油揚げ、

白菜、ネギ、うどん、三つ葉、海老など、

冷蔵庫で準備できるものと、

スーパーに買いに行かなければ間に合わないような新鮮野菜が混ざっています。

土鍋に具材を入れて、ガスコンロの火をつけて、

ビールを飲みながらしばらく待っていると、

だんだんと煮えたぎってきました。

今夜は他のお客さんがまだ居なくて、

かつみの森易司さんと世間話をする時間がありました。

もう昔のように、

毎日毎日お店を開かなくてもいいようです。

子供達は自立して、親の責任は全うしたようです。

これは松葉博雄にもうなずけます。

ただし、完全引退をすると身体の張り合いがなくなるそうで、

社会との繋がりの為に、

一週間に3日程度はお店をあけておかないと、

通ってくれる常連客も離れていく心配があります。

そこで、かつみのおやじさんには、

かつみがないと私は困りますよ、

美味しいものを食べに来たいので、

これからもお店を続けて下さいねと、

励ましたり、頼ったり、応援したりの話でした。

のれんをくぐって外に出ると、

冬の寒い夜空に、明るい月が輝いています。

あの月のように周りを照らして、

皆から少しの明かりでも頼りにしてもらいたいものです。

かつみから家まで700mくらいの距離があるので、

帰り道は国道28号線に沿って帰ります。

昔の歌に、帰り道は遠かったという歌がありました。

今日はその逆で、帰り道は来るときよりも近くて、

すぐに大磯のお家に着きました。

今夜は、ささやかな奥さんの誕生日のお祝いでした。

美味しい物を食べた後はホッとして、

今日一日の平穏をご先祖様に感謝です。