南あわじ市 イングランドの丘の温室で、トマトとイチゴの水耕栽培がされていました。
南あわじ市 イングランドの丘の温室で水耕栽培がされていました。その2
南あわじ市イングランドの丘で、
遊びの広場を歩いていると、
大きな温室がありました。
ご自由にお入りくださいと表示されていたので、
奥さんと一緒に中に入ってみました。
温室の中では、
トマトとイチゴの水耕栽培をしていました。
土を使わないで、栄養水を循環させて育てる栽培方法です。
温室の中は、冬だというのに春のような温かさです。
いちごにはたくさんの花が咲いていて、
咲いたイチゴの花から実が実っています。
ここで栽培したイチゴとトマトは、
当然どこかで販売されているはずですが、
どこで売っているかは、表示がありません。
ネットで調べて見ると、イングランドの丘では、
苺狩り体験ができるそうです。
100g280円の量り売りです。
電話予約なしで当日受付のみ
1日先着約10~20組限定で、
なくなり次第終了です。
土日祝日は開園30分前から
入園ゲート前にて整理券が配られるほど人気だそうです。
園内施設なので別途入園料が必要となります。
大きな温室ですが、
温室で働いている人影は見えません。
ほとんど無人の農場です。
トマトの水耕栽培は、これまで、各地で見てきました。
水耕栽培のトマトは、上へ上へと先端部分が伸びていき、
温室の屋根に届くほどの高さになっています。
トマトの実は、下のほうからつきはじめ、
だんだん上の部分へと移ってきています。
こうして温室のトマトを見ていると、
その製造過程は、農業というより、
工業の感じがします。
つまり機械で作られたトマトのような感じです。
初冬なのに、これだけのトマトができると、
きっといい値段がつくと思います。
もしここでトマトを販売していたら買いたくなるのですが、
販売に携わる人は誰もいません。
トマトは桃太郎という種類でした。
昔、会社の応接間で、水耕栽培の器具を買って、
トマトの水耕栽培に挑戦したことがあります。
その時の経験では、
トマトの枝が成長を重ねてどんどん分岐して、
やがて窓をふさぐほどで、
肝心のトマトの収穫はできませんでした。
わき目は摘んだつもりでも、
次から次へとわき目が出てきて、
トマトの花が咲いても、
受粉できなくてうまくいかなかった苦い思い出があります。