丹波篠山 トマトの水耕栽培農園 土を使わないで ハイポニカで育成
家庭菜園と言えば、トマトです。トマトを家庭菜園で作る楽しみは、新鮮なトマトの匂いです。トマトの水耕栽培を探して
家庭菜園と言えば、
家庭菜園の楽しさは、新鮮野菜です。
新鮮野菜でも、青い香りが収穫時に
家の中に広がる、トマトが好きです。
家庭菜園のブームが来ています。
家庭菜園は、昔のように畑や花壇がなくても、
プランターや鉢、ペットボトルなどで、
気軽にできる家庭菜園が流行っています。
十割蕎麦「一休庵」でお昼ご飯を頂いた後は、
水耕栽培のトマトの栽培をしている
ビニールハウスを、見学に行きます。
その前に、お米屋さんに寄って、お米を買います。
創業70年のお米屋さんです。
中では、お米を精米する機械が動いています。
米を精米して出た粕が、米ぬかです。
この米ぬかを使って、たけのこのあくを抜く、
ぬか漬けを作る、
布地に包んでお風呂で使うなど、
役に立っています。
米だけではなく、丹波の黒豆、
篠山の小豆、黒豆茶や黒豆おかきも販売しています。
お米を買った後、水耕栽培のビニールハウスへ来ました。
去年2010年の10月に思い立って来たときは、誰もおらず、
トマトを買うこともできませんでした。
ビニールハウスの中には、
青くてずっしりとしたトマトがたくさん実っています。
このトマトは、水耕栽培で育てられています。
水耕栽培とは、土を使わずに、
水と肥料で栽培する栽培方法です。
木成りに成ったトマトの皮に塩をこすりつけると、
中々塩が乗りません。
そこで、、トマトに傷口をつけて、
傷口に塩を塗ると言う、
知人友人にはしてはいけないようなことをすると、
美味しくなります。
軽く塩を含んだトマトの味は、
酸っぱい目のトマトの味が、
塩味に助けられて、甘くなり、
かぶりついたトマトからは、
トマトの熟れた果汁が、飛び出して
服に着くと奥さんに叱られます。
トマトの飛び散りには、
注意しながら食べ進んで、
トマトの芯に食べ進んだ頃、
スイカの甘い棚のような部分にあたり、
トマトの自然の甘さを感じる時ほど、
トマトの美味しさをしみじみ思う時はありません。
水耕栽培で育てると、
トマトが早く大きく育ちます。
また、水の補給や肥料の追加のタイミングが分かり易く、
農家が育てやすくなるそうです。
水耕栽培は、家庭菜園でも
ペットボトルで作ることができます。
一番簡単なのは、小学校の授業で育てたヒヤシンスです。
ヒヤシンスの要領で、
トマトも育てることができます。
形のいいもの、大きさの同じものを
箱に丁寧につめて、直売所で売られます。
ここから、
トマトハウスのオーナーさんに、
直接聞いた話です。
この広さは、一棟が300坪あります。
トマトのお世話をする働いている人たちは、4名です。
わずか4名で、300坪の温室が
約10棟のトマトのお世話をどうしてできるのか、
この疑問は、トマトが工場で作られるように、
機械化されているからです。
その方法は、水耕栽培です。
水耕栽培の方法は、ハイポニカ水耕栽培式です。
どうして水耕栽培のトマトを作るようになったのか、
それはお米から転作するときに、
公的機関から指導を受け、
補助金も少々出たからです。
トマトの床には、水道管が張り巡らされ、
水道管の中には、トマトの栄養になる
ハイポニカの液が循環しています。
水耕栽培は、トマトの伝染病を予防します。
温室栽培は、野鳥からの攻撃を守ります。
最大の問題が、トマトの連作で起きる病気を、
水耕栽培で防ぐことができます。
おじさんの言うには、
トマトの温室棟を、作付け時期をずらしながら、
一年中収穫できるようにするには、
寒くなってからの暖房と暖房費用です。
こんな大きな温室の暖房代は、
とても費用がかかりそうです。
2011年6月30日(木)