さくら名所100選 津山 鶴山公園 古城の桜が最高 桜と石垣と櫓で、桜がいっそう映えてきます。
日本桜(さくら)名所百選 津山 鶴山公園の花見です。今まさに日が沈み、今日一日最後の太陽のエネルギーが、桜と石垣を照らしています。 岡山の桜(1)
桜(さくら)名所100選
津山の鶴山公園にお花見にきました。
鶴山公園のお花見は、
さくら名所百選です。
定休日の木曜日に合わせて、お花見に行きます。
今夜の宿は津山鶴山ホテルです。
ホテルから見る吉井川の流れは、
東から西に流れています。
ホテルの入り口には、
早くも5月の武者人形が飾られています。
表示には直江兼続公と書いています。
直江兼続とは、
米沢藩初代藩主上杉景勝を支えた文武兼備の智将です。
関が原敗戦後、上杉家の米沢移封に伴い
執政として米沢城下を整備。
現在の城下町米沢の基盤を築いた人物でもあります。
鶴山ホテルの壁には、
児島髙徳が後醍醐天皇を励ますために、
桜の幹を削って、メッセージを書いた逸話の額がありました。
児島髙徳が書いた書は、
「天、勾践を空しゅうする莫れ 時に范蠡無きにしも非ず」
という言葉です。
その意味は、
「天は越王・勾践(中国春秋時代の王)に対するように、
決して帝をお見捨てにはなりません。
必ずや范蠡のような忠臣が現れ、
帝をお助けする事でしょう。」
という内容です。
鶴山公園には、森忠政公の銅像がありました。
安土桃山時代から江戸時代前期の武将で、
津山城を築城した方です。
この森家は、織田信長の小姓の、
森蘭丸の係累の方です。
津山鶴山ホテルから、
鶴山公園に来たときには、
そろそろ日が沈みかける、夕方の頃です。
西日が、お城と桜を染めています。
お城に入るには、入場料が300円です。
平日の夕方で、人出は多くありません。
お弁当を予約していたので、
お弁当を預かってくれているところを探します。
鶴山公園の桜は、
5000本と紹介されていたり、
実際は1000本ぐらいと言われたり、
実際の所は、何本有るのやら、謎です。
城跡には、たくさんの桜が咲いていて、
「日本のさくら名所100選」
にも選ばれているそうです。
お弁当を預かってくれているところを見つけました。
その売店には、“貸し七輪”があり、
お城の花見には珍しく、
公園内で焼肉が認められていました。
お花見弁当を頂く場所を探します。
できるだけ、たくさんの桜の花を
見下ろす石垣のそばを探します。
お城には、櫓が似合います。
櫓には、ライトアップが似合います。
そろそろ夕日が沈む頃なので、
夕日も見える場所を探しています。
絶好の場所が見つかりました。
石垣の下の段には、
桜の花が、雲のように広がって、
西の空を見れば、夕日がまもなく沈みそうな、
絶好の場所です。
ここでお弁当を広げて、
アサヒスーパードライの缶を開け、
ゆっくりと日が沈むのを見続けます。
一年の中で色々な光景を見ていますが、
これほど美しい光景を見られるのは、
ほんの僅かです。
奥さんと、やはり、
津山の桜が最高だと頷き合いました。
これなら、来年も家族で
鶴山公園のお花見に来られるように、
事前に準備と申し合わせをしようと、
意見がまとまりました。
明るい桜も魅力的ですが、
日が沈み、少しずつ辺りが暗くなり、
そしてライトアップの明かりがついて、
お城の白壁と桜の花びらが、
ぱっと浮かび上がる光景も最高でした。
日本さくら名所100選(にほんさくらめいしょひゃくせん)で、
松葉博雄が訪れている場所です。ご覧下さい。
滋賀県 高島市 海津大崎の桜
兵庫県 姫路市 姫路城の桜
岡山県 津山市 鶴山公園の桜
2014年4月9日(水)