櫻本茉朋さんの取材現場に出会いました。津山の吉野館の城下店・よし乃で買った、しいたけ弁当が、お花見弁当です。

櫻本茉朋さんの取材現場に出会いました。津山鶴山公園の花見の帰りは、さくらタクシーの藤本五治(いつじ)さんの車で、津山鶴山ホテルに帰りました。  岡山の桜(2)

桜の花を見れば、篠山城で考えた、本居宣長の「しきしまの 大和心を人とはば 朝日ににほふ 山桜花」の句を、思い出します。

津山の町並みに背を向けて、櫓の方向を見ながら、松葉博雄と奥さんはベンチに座り、これからお花見弁当の、しいたけ弁当を頂きます。

今日一日の、最高に幸せな時間です。しいたけ弁当は、吉野館の城下店・よし乃で購入しています。

しいたけ弁当以外にも、あれやこれやあるのですが、予約した時間にはすでに売り切れでした。

焼き鳥もビールのあてに買っています。

大都会のお花見と比べ、地方都市のお花見は、人出も少なく、落ち着いた雰囲気です。

焼肉をしているグループの、七輪からの煙が、狼煙のように上がってきています。

春の宵は、「春宵一刻値千金」と言いますが、まさに今がその時です。

だんだんと日が沈んできます。津山城の通常の開園時間は、午前8時40分から午後7時までだそうですが、「津山さくらまつり」期間中は午前7時30分から午後10時まで、開いているそうです。

KSB瀬戸内海放送の中継用のトラックが停まっています。

今夜は、KSB瀬戸内海放送が、鶴山公園の桜の取材にきているようです。瀬戸内海放送アナウンサーの櫻本茉朋(さくらもと まほう)さんが、カメラの前に立っています。

櫻本茉朋さんは、土日のニュースや「KSBスーパーJチャンネル」のお天気コーナーとスポーツコーナーを担当しているそうです。

「本番行きます」という声と共に、撮影が始まりました。

津山さくらまつりは、様々なイベントや、茶席などが開催される津山の一大イベントです。「お茶席」、「美作の観光と物産展」、「奥津温泉の足湯体験コーナー」など、日によってたくさんのイベントを開催しています。

日が沈んで、辺りが暗くなるにつれて、ライトアップの明かりが、周りを照らしてくれています。

頭上には、月が輝いています。先ほどの菜の花を見て、思い出すのは、「菜の花や 月は東に 日は西に」の句です。

どこから見る津山の桜が一番綺麗か、ということは、写真愛好家の、カメラの放列を探せばわかります。この場所に、カメラ愛好家が一番多く集まっていました。

全体の桜も綺麗ですが、そばによって桜の花に接近してみると、一輪一輪の美しさもわかります。

もう、花に酔ったような、素晴らしい酔い心地です。

冬が寒ければ寒いほど、桜の花が咲く、春の訪れを嬉しく思います。今年の冬はとても寒かったので、今日の桜の花見を、大変嬉しく思います。

鶴山公園を一巡して、津山の街も少し歩いてみましたが、まだ20時だというのに、商店街はシャッターが降りて、人影も見あたりませんでした。

ホテルまで乗ったタクシーは、さくらタクシーで、運転手さんは藤本五治さんでした。とてもおもしろい話をしてくれて、ホテルの前に停まっても、話は続きます。

本当におもしろい話が続いたので、もっと乗り続けたかったのですが、目的地の津山鶴山ホテルについて、藤本五治さんに、次の予約の方の電話もかかってきたので、これで終わりです。

藤本五治さんは、若いとき、少しの間ですが、神戸で暮らしたこともあるようです。その頃の思い出話が、面白可笑しく続きました。

2014年4月9日(水)