街角の景気は少しずつ変わってきています。三宮では、東門筋が賑わってきています。
景気回復は、金融資産の上昇から始まっているけど、我々庶民の給与所得はまだ上がっていない。懐が温まるには、まだ時間がかかりそうだなぁ。こんな愚痴を、飲み屋さんで聞きました。 【地魚料理 みやもと】
会社を離れて、食事をしながらビジネスの話をしています。事業規模の大小を問わず、ビジネスを始めれば、次から次へと、考えることや、決断することが続きます。たまには、アルコールを摂りながら、経営会議を行います。
今夜の経営会議は、生田神社のすぐ傍にある、「地魚料理 みやもと」です。
みやもとは、下山手通に本店もあります。予約無しだったので、外でしばらく待たされました。よく流行っている店です。
「地魚料理 みやもと」は下山手通に本店もあります。
生田神社の目の前なので、分かりやすい立地です。店内はお子様連れもOKな落ち着く空間です。
みやもとは、魚料理を売りにしています。
やっと席が空いて、生ビールをいただきます。
メニューには、生ビールとだけ書かれていましたが、銘柄は、どうやらアサヒスーパードライです。
造り盛り合わせです。かち割りの氷の上にお刺身が乗っていて、お食事が上手に演出されています。
アベノミクスは、昨年の暮れから問題になり、金融が緩和され、株価が刺激され、経済環境が整えば、消費税の引き上げが、現実的になってきています。
景気が良くなるのは良いことですが、反面、世の中が騒がしくなってくることも、予想されます。食事をするのも予約がいっぱい、旅行に行くのも飛行機がいっぱい、新幹線がいっぱい、宿屋がいっぱい、ということもありえます。
お造りに、本ワサビがついてきました。ワサビといえば、松葉博雄は、兼正の鮫皮のわさびおろしを持っています。昔から、大根をおろしたり、辛子を練る時に、怒りながらすると辛くなるといいますが、おろし金やおろし方にこだわれば、同じワサビでも味がまろやかになったり、きつくなったりするものです。
ハモと松茸ホイル焼きです。松茸は、今年の夏に何度か、秋を先取りしていただいていますが、9月に入り、秋の気配が深まってきたので、こちらでもいただいて、秋を満喫することにします。
みやもとが一番の売りにしている、鯛めしが来ました。
見た目はごくシンプルですが、味がじっくり染みこんでいて、鯛が丸ごと入っています。
頭のアラの部分と、ヒレ、骨を除いて、身をほぐします。
日本に長く続いたデフレは、アベノミクス効果で、デフレ脱却になれば、次は緩やかなインフレになり、物価も上昇してきます。これまで低価格志向の世の中が、変わってくるでしょうか?仕入れ原価を切って、廉価販売となるような、コンタクトレンズの販売は、変わるでしょうか?
土鍋で見せた鯛めしは、一旦引きあげて、お椀に盛りつけて、持って来られました。
残りの鯛めしはどうなるのか?と思っていると、おかわりになります。さらに残れば、おにぎりにして、持たせてくれます。
今夜の経営会議は、この先変わりゆく経済環境のもとで、どのようなマーケティング政策をとるべきか、じっくり議論が出来ました。
2013年9月7日(土)