ぶどう狩り 淡路市 常磐ぶどう出荷組合 岡畑昭夫ぶどう農園
ぶどう狩り 淡路市 常磐ぶどう 淡路の常磐にある、岡畑昭夫ぶどう農園でぶどう狩り ベリーAは、ベリーとマスカット・ハンブルグを交配して生まれた品種です。ピオーネは巨峰とカノンホール・マスカットを交配して作られたブドウです。 (2)
ぶどう狩り 淡路市 常磐ぶどう
常磐観光ぶどう組合のブドウ狩りの入園料は、大人800円、子ども600円です。入園の際には、袋物を持ち込まな
いで下さい。と、注意書きがありました。試食して、美味しければ沢山買うつもりです。
常磐ダムの周辺を回遊するような形で、車を進めています。何処にぶどう園があるのやら、視界には入ってきません。
常磐ダムの周りには、ぶどう狩りののぼりが、あちらこちらに立っています。
のぼりの文字に『常磐観光ぶどう組合』と表記されているので、この辺り一帯がぶどう農家が集っているようです。
狭い道路に対向車が来たらどうしようかと、ひやひやしながら進んでいると、少し開けた三叉路があり、一方は、淡路景観園芸学校(花さじき)、もう一方は東浦町、そしてもう一つが野島蟇浦です。
ここで迷うと、また狭い道に迷い込むかもしれません。
そこで、目的地のぶどう農家に電話をして、現在地を告げて、ここからどのように進めば良いか、道案内をお願いしました。
そうすると、「そこで待ってて下さい。今から迎えに行きます。」と、助けに来てくれる事になりました。
この流れは、以前、今年の春に枇杷狩りに行った時、道に迷って誘導してもらった時の流れと似ています。
迎えに来た車について走っていると、先ほどの北淡町自然休養村センターに戻って来ました。
行き止まりと思っていたその先に、岡畑昭夫ぶどう農園がありました。
マーケティングとしては、もう少し詳しい誘導看板が欲しいところです。
確かにカーナビはすぐ側にまで案内してくれていました。
広いぶどう畑が続いています。
農場の奥に駐車場があり、駐車場に車をとめると、常磐ダムの自然が一望できます。
ぶどうが終わると次は柿なのか、農場にはいくつも柿の木が植えられていて、どの柿の木にも、大きな柿がついています。
岡畑昭夫農場は、ぶどう狩りをしています。
入園料は大人800円、子ども600円です。
入園すると、原則その場で食べるぶどうは入園料に含まれていますが、なんだか不心得者がいるようで、鞄やクーラーボックスを持ち込み、採ったぶどうを持ち帰る人がいるようです。
ぶどう園の前には、販売所が出来ていて、販売所には先ほど道案内をしてくれた、このブドウ園の主婦の方が販売にもあたっています。
ピオーネはいよいよこれが最後のようです。最後のピオーネに間に合って良かったです。
今沢山あるのはベリーAです。
岡畑昭夫ぶどう農園の試食は、どれだけ試食させてもらえるのか、それによって、美味しければ沢山の人に贈るつもりでした。
残念ながら、試食はほんのわずかでした。これでは、いろいろなサイズのぶどうを味利きして、一番良いレベル
のぶどうを贈るつもりが、味の確認が出来ませんでした。
2012年9月27日(木)
ぶどう狩り 淡路市常磐 岡畑昭夫ぶどう農園 (3)
ぶどうの知識
淡路島の常磐ぶどう出荷組合で学んだ、ぶどうの知識です。
ぶどう栽培の要点は、蔓ののばし方(剪定)と、芽かきです。
さらに袋掛けが雨と害虫からぶどうを護ります。
淡路島の北淡地区に、ぶどう農家がぶどうの栽培を始めたのは、およそ30年前からです。
常磐ぶどう出荷組合は、現在9軒のぶどう農家が参加しています。
常磐観光ぶどう組合は、淡路島でも比較的標高の高い海抜150メートルの高地にあり、日当たりと風通しがよく寒
暖差が大きいため、糖度の高いブドウが育つそうです。
今日の岡畑昭夫ぶどう農園の広さは、およそ6反です。
6反といえば、坪数で言えば1800坪です。
家の庭なら1800坪もあれば大変広い庭ですが、ブドウ園としては、6反ではどうでしょうか?
肥料には牛糞が使われるので、近隣の牧畜とコンビネーションが出来ていたら、さらに有効です。
ブドウ畑に入ってみると、ぶどうの棚はやや低く、ぶどう畑を移動するには、腰を屈めて背を低くして、頭をぶどうに当てないように、やや窮屈な姿勢で歩くことになります。
これが、腰痛にはとてもこたえて、とても長い時間はぶどう狩りは出来ません。
ぶどう畑には縁台があって、収穫したぶどうをその場で縁台に座って食べるように、席が設けられています。
この席に座れば、先ほどの窮屈な姿勢は緩和されそうです。
ぶどうの枝葉で、直射日光を避け、涼しい風が吹く縁台で、しばし秋の恵みを頂く事は、大変リフレッシュになります。
ところで、ぶどうの種類ですが、今、収穫しているのは「ベリーA」というぶどうです。
ベリーAは、ベリーとマスカット・ハンブルグを交配して生まれた品種です。
もう一つのピオーネは巨峰とカノンホール・マスカットを交配して作られたブドウです。
新しい品種として、1973年(昭和48年)に登録されました。
大粒の紫黒色をしていて、1粒のサイズは15〜20gほどになります。
酸味は少なめで甘みがあり、キュッと締まった歯触りのよい食感と上品な風味です。
収穫の時期は7月〜10月頃。日本での主産地は岡山、山梨、広島などです。
ピオーネは種ありと種なしがありますが、種なしのものは「ニューピオーネ」とも呼ばれます。
岡畑昭夫ぶどう園では、種なしに特化しています。
と言っても、食べてみると、時々種が出てきました。
ピオーネを何人かの方に贈る手配をしました。
ヤマトの宅急便にお願いすると、時間指定も出来ます。
ブドウ園の後継者はいるのですか?と尋ねると、おかげさまでという返事で、それならぶどう園のお世話に力が入ります。
何年もブドウ園でブドウ狩りを開催していると、序々に口コミでお客さんも増えているそうです。
贈答先のお客様からもリピートの注文があり、宅配も増えているそうです。
道の駅には置かないのですか?と尋ねると、道の駅に置くと、そこで買って用が済んでしまい、ぶどう狩りに来てくれなくなるので置かないということでした。
一年に一回、夏から秋にかけて、ぶどうを現金化するチャンスがあり、その他の期間は、ぶどうのお世話ばっかりです。
まとめ
あわじ市常磐ダムの周辺には、ぶどう畑が広がっていて、今まで気が付かなかった近くに、ブドウ園がある事が分かりました。
淡路の枇杷園、イチジク園、ブドウ園などは一年に一回の出荷に合わせて年間スケジュールが立てられ、地道なお世話が成果を発揮するのは、ほんの2、3ヶ月です。
ぶどう栽培の要点は、蔓ののばし方(剪定)と、芽かきです。
さらに袋掛けが雨と害虫からぶどうを護ります。
淡路島の北淡地区に、ぶどう農家がぶどうの栽培を始めたのは、およそ30年前からです。
常磐ぶどう出荷組合は、現在9軒のぶどう農家が参加しています。
2012年9月27日(木)