ひな祭りの祝い方、男の子は呼んでもらえるのかな?

ひな祭りのお祝いは、昔は男の子も呼んで貰って、一緒にご馳走を頂きました。

ひな祭りのお祝いは、お父さんがひな壇を組み立てて、箱から雛人形を出して並べて、4月2日までには急いで片付けていました。

おひな祭りは3月3日です。男の子はおひな祭りに、好きな女の子からご招待があるかどうか、幼い時にはこんな事に強い関心をはらっていました。

そうとも知らずに、女の子は男の子を呼ぶこともなく、家族で、女の子同士で、男の子を抜きでおひな祭りを祝っているのが普通です。

可哀想なのは、ドキドキしながら、お呼びを待っている男の子です。最近は成人した後も、自分で雛人形を買って、一人密かにひな祭りを楽しむ女性も増えています。

今日3月3日は、松葉博雄の奥さんが、朝早くからおひな祭りの準備をしました。今年は遅かった梅の花も、3月に入ると、いっせいに咲き始めました。

梅の木を切って、花瓶に生けて、コンパクトサイズの雛人形を飾ります。2013年の春が来ると、暗い押し入れに入れられていた雛人形は、皆にこにこ嬉しそうに、ひな壇に並びました。

ひな壇に並ぶ雛人形を見ながら、奥さんが作ってくれた、おひな祭りに因んだお料理を頂きました。

お料理はばら寿司です。ばら寿司の上には、センタープラザ地階の鰻専門店、まるたかで買った炭火焼きの鰻を、散らしています。

ここに、ちょっと可愛い梅の小枝を添えると、春らしい、上品な色気のあるお寿司が出来ました。

お吸物には、はまぐりを考えていました。前日の3月2日の月例会議があったため、はまぐりを買いに行く時間のゆとりがなかったそうです。

そこで、はまぐりの代用は、鰻の頭です。鰻の頭は、はまぐりの味とは違った、力強い味を付けてくれました。

築城三年落城三日と同じ様に、作るのに2時間、食べるのに10分でした。

それには訳があって、朝の出勤前に頂いたおひな祭りのばら寿司だったので、ビールを飲めなかったのです。

もし、ビールを飲みながらのおひな祭りになれば、ゆっくりとビールを飲み、あれやこれやぐだぐだ喋りながら、きっと40分くらいの朝食になったはずです。

ビールの代わりに頂いたのは、先日のバレンタインデーで、会社の女子スタッフの皆さんから頂いた、ブルーマウンテンのコーヒーです。

ブルーマウンテンはとても良い香りです。少しずつ陽が昇ってきて、11時前には、そろそろ出勤の時間です。ちょっと梅の咲き方も気になって、外に出て、梅の花を見てみます。

梅の花は、いかにも申し訳なさそうに、「咲くのが遅くなりまして、申し訳ありません。」と言っているように見えます。梅が悪いのではないのです。低気圧が悪いのです。といって、梅の花を、そっといたわってあげました。では、これから出勤します。

2013年3月3日(日)