食べてみました:どんな夕食なのか、食べてみました。阿那賀ホテルの日本料理は、お吸物が美味しい味でした。

食べてみました 食べてみたいと思っていた、阿那賀ホテルの日本料理「阿那賀の恵」を食べてみました。阿那賀ホテル1泊2日招待 (5)

食べてみました、グルメ感想です。淡路島では、やはりお魚料理が美味しいです。

阿那賀ホテルの夕食は6時半からです。阿那賀ホテルで有名なのはフランス料理です。ここの料理長さんはとても有名だそうですが、松葉博雄のお願いで、阿那賀ホテルでは日本料理を選びました。

奥さんはフランス料理を食べたかったそうですが、ここは日本料理で通します。今日の阿那賀ホテルは、食事が予め決められていて、宿泊パックに入っています。「阿那賀の恵」というコースです。

まず先附がでます。ごま豆腐とウニです。あと一皿あるのですが、乳製品がダメな人には、河豚の皮を使った煮こごりを出してくれました。

松葉博雄は、経営学の研究の中でも、サービスマーケティングを研究しているので、実際にホテルでのサービスの実践は、研究対象として気になります。阿那賀ホテルの独自性のあるサービスとは、どんなサービスなのか、今から胸がドキドキするほど、好奇心が湧いてきます。

独自性がありました。一般には、ホテルの食事で、料理長さんは客席にまで挨拶に来ませんが、阿那賀ホテルでは、料理長さんが挨拶に来られました。

阿那賀ホテルの日本料理の料理長さんは、西山弘章さんです。西山弘章さんに、自分の考えている日本料理のコンセプトを聞かせて頂きました。

お造りは当然、この近海の鳴門海峡の近くで獲れた鯛のお造りです。

お吸物もとっても美味しかったです。今日のお料理の中で、後から振り返ってみると、このお吸物が一番印象に残った味でした。ただ、お吸物は、美味しくするために塩分を使わざるをえないので、何杯もお替わりするわけにはいきません。

次に焼き物は、足赤海老と赤茄子の田楽です。これは、味噌の味がちょっと辛かったです。

その後、凌ぎ(しのぎ)です。秋の香りより。これは多分、いろいろ料理を変えていくのだと思います。

凌ぎとは、元々苦しい局面や、つらいことを、なんとかもちこたえて切り抜けることです。やくざが資金を得る活動を、シノギと言いますが、あのシノギです。

次は揚げ物です。これは里芋コロッケです。食事を頂きながら、松葉博雄はビールを、奥さんは日本酒を選んでいます。以前に、二人でこの阿那賀ホテルに泊まった時の事を思い出そうとしていますが、一体、どうしてこの阿那賀ホテルに宿泊するようになったのか、思い出せません。

次は炊き合わせです。野菜の炊き合わせです。思い出したのは、阿那賀ホテルに泊まった頃、確か暑い夏でした。ホテルのプールで長い時間泳いだことを思い出します。

その後はお食事です。今日はハモの皮を使った炊き込みご飯です。目の前で釜からよそってくれました。一生懸命思い出そうとすれば、空白の記憶が少しずつ蘇って来ました。

阿那賀ホテルに泊まったのは、子ども達と一緒ではなかったので、三人の子どもが、学校の寮に入って、自宅から離れていた頃です。それも、阪神淡路大震災の起きる前の事です。

とても食べきれないので、持って帰らせてもらうことにしました。泊まり客なので、部屋への持ち帰りOKです。部屋の外に出していた方が、冷蔵庫に入れて保存するより、ご飯の味がかわりませんよと、一言アドバイスがありました。

あとは水菓子を頂いて終わりです。お客様は松葉博雄と奥さん以外に、もう一組の夫婦連れがいました。どうやらホテルのお客様が一番多いのは、夏の海のシーズンに賑わうそうで、秋、冬になると少なくなるそうです。お正月になると、またお客さんでいっぱいになります。

松葉博雄のお酒は、ビールから次に焼酎に変わっています。用意している焼酎は、あまり沢山の銘柄はありませんでした。その中で選んだのは、鹿児島産の芋焼酎です。

和食を頂く部屋から出て廊下を歩いていると、廊下に飾られている大きなワインが目に付きました。ホテル阿那賀の自家製のワインです。

この自家製のワインで、審査会で金賞をもらっているようです。

美味しいご飯を頂いたので部屋に戻ります。部屋に戻ると、また鳴門大橋をカーテンを開けて見ています。最近の節電志向で、鳴門大橋を飾るイルミネーションは、ほんのわずかの明かりに抑えられています。

この時間、橋を渡る車のヘッドライトの明かりもごくわずかで、四国も淡路も、これから眠りに入るようです。

2012年12月6日(木)

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