行ってみました有馬へ:神戸市に観光に来てくれている外国人旅行者に、感謝の気持ちを込めて、カメラのシャッターを押すサービスをしました。

行ってみました有馬へ:仕事終わりに有馬に来ています。温泉街にある有馬屋で夜ご飯です。松葉蟹を求めて舞鶴ツアー(1)

神戸市の奥座敷 有馬温泉には、尖閣諸島の領有権問題の影響なのか、中国人観光客の方が、めっきり減っています。夜になると、温泉街を歩く姿もまばらです。

松葉蟹の解禁があり、日本海に出ると、獲れ立て蟹が食べられます。2012年の11月には、蟹の解禁があり、今年はいつもより早く、蟹を日本海へ食べに行く事にします。

神戸から日本海へ出るには、神戸と舞鶴を結ぶ、縦断になります。自宅から高速道路の入り口に近ければいいのですが、西宮北口は六甲山より北にあります。この六甲山越えだけでも厄介なコースで、本来は観光道路なのに、今では西宮北口に出るための産業道路になってしまっています。

六甲山を越えるのは、曲がりくねった道で、道幅も狭く、急カーブも多く、こんな所で本来なら、産業道路を走っている、トレーラーや、大型トラック、観光バスなどと、併走していると、圧倒されて、怖くなることがあります。

日本海に行くには、前進基地の有馬で泊まっていれば、翌朝は、すぐに西宮北口の高速道路に侵入できます。そういう事で、今日は終わりに有馬に来ています。

この頃、有馬に来て困る事は、観光客が少ないために、有馬の商店街の店に早くから閉店してしまうことです。おかげで、夕食を食べさせてくれる店があまりないのです。

7時頃から真っ暗になっている有馬の繁華街で、一軒のお店が明かりを付けてお店を開いています。その名は『有馬屋』
です。

有馬屋に入って、奥さんは和風ロールキャベツ、松葉博雄は鳥鍋と、じゃこ飯を注文しました。ビールを飲んでいると、4人連れの若い女性が浴衣姿で入ってきました。

お店の方との会話では、中国人の観光客と思えます。4人連れは、奥のテーブル席に座って、注文を済ませると、お互いが浴衣姿を写メールで写し合っています。4人が一緒に写るには手伝いが必要です。そこで奥さんが気を利かせて、写真を写しましょうと、応援に行きました。

皆さん大喜びで、 謝謝、謝謝です。せっかく尖閣諸島の領有権問題で、日中関係が悪化しているにも関わらず、日本観光、有馬観光に来てくれているのですから、カメラのシャッターを押すくらいのサービスは、神戸市民としてしないといけません。

奥さんは、和風ロールキャベツが意外に小さかったので、もう一つ追加です。追加したのは、有馬コロッケです。普通のコロッケに有馬の名前が付いただけのコロッケです。

明日の日本海の蟹をどこで頂くか、まだ話しが整っていません。西宮北口から舞鶴道に出て 舞鶴に直行するか、中国縦貫道を走って 宍粟辺りから国道29号線を走り、鳥取を目指すか、迷っています。

有馬屋では、山椒のちりめんがお店の売り物のようで、じゃこ飯とか、お土産用にも勧めています。鳥鍋とじゃこ飯で、お腹いっぱいになりました。

ご飯を食べながら経営談義です。11月末から12月始めにかけての、スケジュールで重要な事は、賞与の前の評価と報酬の決定です。これがなかなか難儀な仕事です。

有馬の温泉街は、7時半頃にはすっかり闇夜です。まるで、お客さんは見あたりません。これでは温泉旅館は維持管理が大変です。

神戸市営の有馬温泉浴場の前を通って、今夜泊まる宿に向かいます。以前は夜でも賑わってた通りですが、もうすっかり明かりは消えて、商店街とは思えないような静けさです。

2012年11月7日(水)