一本では実がならない!? あんずの受粉樹 自家不和合性 異種苗木を追加購入
一本では実がならない!? 自家不和合性 あんずの受粉樹を探しに コメリで苗木を買い足しました
淡路市岩屋の自宅の果樹園に
奥さんの誕生日の記念として、
梅など、バラ科の果樹をたくさん植えました。
その中の一つに、
あんずの木も植えたのですが、
後になって調べてみたところ、
あんずの品種の多くは
自家不和合性であることが判明しました。
(過去ブログ:奥さんの誕生日記念は 自宅の果樹園に記念樹の植樹)
自家不和合性とは、
同じ木や同じ品種の花粉では
受粉が成立しにくい性質のことで、
異なる品種の花粉が必要となります。
つまり、一本だけでは受粉がうまくいかず、
実がなりにくいということになります。
これを知り、せっかく植えたあんずの木を
実らせるためには、もう一本別の品種を
植えなければならないことに気づきました。
これは前回植えたネクタリンもそうで、
ネクタリンのためにあんずを植えたのですが、
ネクタリンは1本しか植えていないので、
他にも植樹をする必要がありそうです。
さっそく、コメリへ出発です。
2月は、植樹を植えるのに丁度いい季節です。
コメリにも、たくさんの木の苗が売られています。
自宅から一番近いのは東浦のコメリです。
東浦の店舗にも良く行くのですが、
少し離れた津名町にあるコメリのほうが
品ぞろえが豊富なので、
車を走らせ、津名町までやって来ました。
少し離れていると言っても、
津名一宮インターチェンジを降りて
すぐにあるので、行き易いです。
さっそく、お買い物をします。
あんずの受粉樹について
調べたところ、どうやらスモモの種類が
相性が良いようです。
まずは、スモモを探します。
スモモが何種類か売っていて、今回は、
2種類購入することにしました。
このスモモ2種類を
あんずのそばに植えようと思います。
せっかく津名町まで来たので、
他にも何か良いものはないかと、
じっくり苗木コーナーを見ていると、
あれも植えたい、これも植えたいと
いう欲が湧いてきます。
そこで、受粉樹として、
さくらんぼを植えることにしました。
さくらんぼも受粉樹に
適しているようです。
さくらんぼは3種類購入しました。
これも、受粉しやすいように
近くに植えます。
しかし、自家不和合性とは
不思議な特性です。
調べてみると、自家不和合性は
バラ科の植物に多く見られるようで
異なる品種を一緒に植えないと
実をつけにくい場合があります。
これは、より強い子孫を残すための
生存戦略と考えられているそうです。
自家不和合性でなくとも、
このように特異な受粉の仕組みを
持つ植物は他にも存在します。
例えば、パパイヤは雌雄異株の性質を持ち、
雌の木だけを植えても
実をつけることができません。
そのため、確実に果実を得るためには、
オスの木とメスの木を
一緒に植える必要があります。
なので、我が家の温室にも、
オスの木とメスの木をそれぞれ植えて
実をつけるようにしています。
(過去ブログ:うちでも作れた 沖縄のパパイヤ 淡路島で収穫)
他にも何か
植えられるものは無いかと、
見て回ります。
そうすると、柿の苗木が目に留まりました。
しかし、桃栗三年柿八年、
という言葉があります。
今から植えて、8年後に実をつけると考えると
8年後は将来が危ういので
植えたい気持ちを抑えて、
諦めることにしました。
他には、
枝垂れ梅と枝垂れ桜も購入しました。
優雅に垂れ下がる枝が特徴的で、
その姿が一層美しく感じられます。
しかし今植えても、綺麗に咲くのは
何年も先のことです。
次の世代が楽しむことになります。
蒔かぬ種は生えぬという言葉があるように
植えない木は咲かないと、
植えることにしました。
記念樹を植えることを
コメリもおススメしているようです。
特別な日や大切な節目に植えた木は、
その後も年月を重ねながら成長し、
季節ごとに変化を楽しめます。
家族の記念日や子どもの誕生、
新しい門出など、思い出に残る
出来事とともに植えた木は、
時間が経つにつれ、植えた木を見るたびに、
その時の思い出が蘇るのです。
苗木の他には、
肥料や土も買いました。
苗木を植える際に土は非常に重要です。
土の質や状態が苗木の成長に
大きな影響を与えるため、
適切な土壌を準備する必要があります。
土壌改良を行うことで、苗木が健康に成長し、
しっかりと根を張る環境を作ることができます。
良質な土は根が張りやすく、
苗木がしっかりと定着するための
基盤になるのです。
当初、予定していたより
色々な苗木を買ってしまいました。
これはまた果樹園に植えるのが
大変そうです。
寒いし大変なので、奥さんには
家でゆっくりしてもらっている間に
私は苗木を植えてきます。
どんどん、果樹園が賑やかになってきました。
いつか成長して、
綺麗な花や実を付ける時が
今から楽しみです。