元気が出る 早春プレゼント! いかなごのくぎ煮の代わりに 長畠高原のいちご「KAORINO」
投稿No:9841
元気が出る 早春プレゼント いかなごが差入れられなかったので 長畠高原のいちご「KAORINO」 甘くて美味しいと大好評
いかなご記録的不漁
毎年、3月になるとスタッフの皆さんに、
いかなごのくぎ煮を差入れていました。
しかし、今年は、3月11日、
兵庫県の播磨灘でいかなご漁が
解禁されましたが、水揚量が少なく、
資源確保のため、僅か一日で漁が
打ち切られてしまいました。
そのため初競りでは、1キロ当たり
およそ6800円と過去最も高い値が付きました。
毎年 くぎ煮を
購入している、淡路市富島 魚亀商店に
電話してみると今年は、
いかなごを入手すらも困難のようです。
以前は、当たり前のように食べていたくぎ煮です。
こんな事になるなんて、思ってもいませんでした。
(過去ブログ:これを食べないと 春がきたようにない)
今年は、いかなごのくぎ煮が
差入れられなかったので、
代わりに何か差し入れようと考え、
いつも皆さんから好評の、長畠高原苺園の
KAORINOを差入れることにしました。
出社日が合わないスタッフもいるので、
大量の注文なこともあり、日付を分けて
分納していただきました。
この長畠高原のいちごは、
何度か差し入れていますが、
スタッフの皆さんに大好評なのです。
朝、事務所に
たくさんのいちごが届きました。
少し離れた場所にいても、
いちごの甘い香りが漂ってきます。
スタッフの皆さんも、いちごの香りに
喜んでいました。
このKAORINO(かおり野)という品種は、
三重県農業研究所が約20年かけて開発したいちごで、
名称はこのイチゴの「上品な香り」に由来し、
これまでイチゴ農家を悩ませてきた「炭疽病」に対して
抵抗性を持つ希少な品種として注目されています。
糖度12度の甘くて 大きいいちごです。
「育てるのが困難」と言われていた品種のいちごを、
育てるためだけの環境を整えて、
大切に作られています。
淡路島の気候が、その生育に
良い影響を与えているそうです。
以前、長畠高原苺園を訪ねたことがあります。
苺の栽培は、専用のハウスで栽培されています。
苺園の森正典さんに、
ハウスに案内して頂きました。
苺は夜が長い冬季に、
休眠するという特性があります。
苺は休眠すると栄養を蓄えて成長を鈍らせ、
花を咲かせないようになります。
長畠高原苺園では、休眠させないように、
ハウス内を電灯で夜間照明をしているため、
冬も元気に苺が花を咲かせ、
甘い実が収穫できるのです。
また、苺ハウスの中では、
苺の光合成を促すために、
二酸化炭素を送風していました。
冬のイチゴ栽培では、
ハウス内の炭酸ガスの濃度が
外気より低くなるために、
十分な光合成を行うことができずに、
単収や糖度の低下を招いてしまうのです。
(過去ブログ:淡路市 長畠高原苺園)
ミツバチが大活躍
ミツバチの箱の中にはおよそ6,000匹のミツバチが
せっせと苺の受粉のお手伝いをして、
蜜を巣箱に運んでいました。
イチゴはいくつもめしべがあるので、
沢山のめしべを受粉するためには、
人間の力では到底及ばずミツバチを活用しています。
ミツバチが人間にもたらしてくれる恩恵は、
ハチミツよりも作物の受粉の方が
圧倒的に大きいと言われているのです。
ハウスを見て、苺を食べて、
こんな美味しい苺なら皆さん喜んで頂けるだろうと、
お配りすることに決めたいちごです。
イチゴとぶどうの 二毛作経営
長畠高原苺園は、長畠高原葡萄園でもあります。
夏はブドウ、冬はイチゴの二毛作経営です。
いちご専業農家の規模の半分、
ブドウ専業農家の半分の規模だそうです。
規模が半分だと、家族経営で栽培はできます。
忙しい時期も、分散できます。
成程と思う、二毛作経営です。
社長メッセージ
元気が出る 早春プレゼント
春を告げるいかなごの釘煮は
今年は漁がありませんでした。
代わりに、淡路島の
長畠高原いちご KAORINO
を賞味して下さい。
2024年3月
社長 松葉 博雄
皆さんに配る前の
いちごを見てみると、
一粒一粒しっかりとしていて、
真っ赤でとても綺麗です。
糖度が高く、柔らかいいちごなので
そのまま食べるのが一番のおすすめです。
配った後、みなさん、とても喜んでいました。
いかなごのくぎ煮は食べられませんでしたが
このKAORINOを食べる事ができて
よかったです。
とてもおすすめのいちごです。
機会のある方は、ぜひ、賞味してみてください。