丹波市青垣 大名草 あまご村 あまご料理 近くに 手打ちそばの大名草庵(おなざあん)

アマゴ(サツキマス)がいっぱい 丹波市青垣 大名草 あまご村 あまご料理 近くに手打ちそばの大名草庵(おなざあん)アマゴがいっぱい 丹波市青垣の「あまご村」には、清流で育ったあまごが、いっぱいいます。

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アマゴがいっぱい 丹波市青垣 あまご村

兵庫県丹波市にある「あまご村」は

一の瀬あまご養殖場」直営のお店です。

あまごのコース料理が味わえる他、

あまごのつかみ取り、にじます釣りが楽しめます。

あまごは梅雨や初夏に良く釣れるため「雨魚」とも、

甘くておいしい魚の意味で「甘子」とも呼ばれています。

その、あまご村に田舎ツアーに行って来ました。

観光マップを見ながら、

どこにしようかと高速道路の料金所を出た直後の迷っている時、

ふと、あまご村が目に入りました。

アマゴがいっぱい 丹波市青垣 あまご村は加古川の源流

あまご村は、水の綺麗な山奥にあります。

青垣町は加古川の源流となっています。

山に降った水が地下水となり、少しずつ地表にしみだし、

流れは澤を作り、少しずつ小川となっていきます。

この綺麗な山水を養殖場へ引き、あまごを育てています。

丹波市青垣 あまご村 一の瀬あまご養殖場直営のお店

お店にはいると、中には床の間があり、

2階の裏部屋に上がる階段は、天井に吊り上げられ、

懐かしい田舎造りの風情でした。

お店は昔の農家のような作りです。

部屋と部屋を仕切る襖を取り払い、4つの部屋を一つにして使っています。

アマゴがいっぱい 丹波市青垣 あまご村 おすすめは満足膳

あまごの「満足膳」を注文しました。

近くの山で採れた山菜料理、

あまごの南蛮漬け、甘露煮、刺身、塩焼きなどが出てきます。

先に出てきたお料理を食べている間に、

釜飯が目の前で点火されます。

お刺身で使った残りの頭と骨は、

から揚げにして後から出てきました。

鮎と比べると、あまごの養殖は比較的に簡単なせいか、

鮎よりはあまごは安いようです。

特に美味しかったのは、やはり塩焼きでした。

丹波市青垣 あまご村 庭にはあまごの生け簀 アマゴがいっぱい

ふと目の前のお庭を見れば、

家の前に流れる小川から水を庭に引き込み、

その庭の池の中に生簀を浮かべ、

すのこの蓋をしている養魚箱が見えました。

早速庭に出て、そっと蓋をとって覗いて見ると、

あまごは人が近づくとパニック状態になりました。

食後には昼寝と散策

青垣は山間の里です。

山間の村に吹く風は、初夏の暑さを忘れさせるような、

涼しい風がお部屋に吹き込んでいます。

とても心地よく、食事の後、しばし寝てしまいました。

しばしのうたた寝の後、付近を散策してみました。

川の流れに沿って川上にのぼってみました。

だんだんと山道は狭くなり、山林を利用したシイタケの栽培や、

間伐材を燃料用に切り揃えて積み上げている、薪のようなものがありました。

この薪の積み方に興味がわきました。

左右が対角線上に対称となり、

斜め方向には檜の皮が左下から右上にかけて

計算されたように積まれています。

斜面なので、薪が崩れて、転がり落ち無いように、

力が一定にかからないよう、分散した積み方をしている、

経験から来る知恵に感心しました。

アマゴがいっぱい 丹波市青垣 あまご村 山葵が育つ清流

澤の水には、わさびが生え、

水の冷たさと清らかさを証明しているようでした。

「わさびを盗るな」 とも書いていました。

今、目の前に流れている細い渓流、

この水こそが加古川の源流なのです。

養魚場にも行ってみました。

円形の養魚池にはたくさんのあまごが大きさ別に分けられて養殖されていました。

人が近づくと一斉に逃げるようにパニックのようになっていました。

空から鳥がさらうのか、保護のネットが張られています。

少し足を伸ばせば田舎の味を満喫できる場所を見つけました。

ここは、古民家です。

この古民家を利用して、手打ちそばのお店をしていました。

大名草庵というお店には、後日訪れました。

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2004年6月17日(木)

あまご村 大名草庵(おなざあん)で、西岡芳和さんが作った、お蕎麦を頂きます。 大名草庵(おなざあん) 丹波市・朝来市へドライブ(3)

丹波市青垣 蕎麦の店 大名草庵(おなざあん)の場所

北近畿豊岡自動車道、青垣インターから車で10分程度。

「あまご村」で検索するとわかります。

「あまご村」から奥へ200メートルのところです。

大名草庵(おなざあん) 定年後の備えとして 蕎麦の店を起業

大名草庵(おなざあん)で、西岡芳和さんのお話では、何かしないと、何か

しないと定年後は、サンデー毎日ではない、毎日がサンデーです。 

何かしないと、楽しい人生は、都合良く棚からは落ちてきません。

定年前から考えて、準備をしている話です。

大名草庵に入ると先客が一組、入るとすぐに、「ここはいいとこですよ」

と、この店を選んで良かったという、推薦の声を聞きました。

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大名草庵は古民家を活用

炉端を切った座敷に上がり、奥の方の机に席をとり、周りを見渡してみます。

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注文は、鯖寿司セット(1600円)、鴨汁そば(1800円)の二つにしました。

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全てのメニューには季節の一品がつきます。

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そばだけではお腹に軽いので、何かしないとと考えて、鯖寿司を2切れつけ

て鯖寿司セットを作ったそうです。

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大名草庵(おなざあん)十割そばの約束事

十割そばは、約束事のように最初は塩を軽く振って、塩味だけで味わって下

さいとお店の奥さんに言われました。

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沖縄の塩なのか、綿のように柔らかい塩を少し手につまんで、端の方のそば

に振り掛けて、塩味でそばを頂いてみました。 

十割そばは、堅さのある食感です。

ゆっくり噛んで味わってみると、素朴なそばの味と、純粋な塩が口の中で

混じり合い、甘みが湧いてきました。

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鴨汁そばは、つけ麺の要領で頂きます。 

鍋の底には、鴨の切り身が既に焚きしめられた調理済みで、箸が来るのを待っています。

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大名草庵の亭主、西岡芳和さん夫妻

大名草庵の亭主、西岡芳和さんが料理を終えると、

客席に来て世間話の相手をしてくれます。 

人の良さそうなご主人で、頭には豆絞りの日本手ぬぐいをハチマキに巻い

て、威勢の良さそうなオーラが出ています。

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あちらこちらのお店に行くと、つい、あれやこれや、料理のことや、経営の

事を、根掘り葉掘り尋ねるので、『失礼ですが、業界の方ですか?』と、不

審がられる事がよくあります。 

そこで、今日は先に名刺を出して、名前を名乗り、

業界の人ではないことを伝えました。

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大名草庵(おなざあん) 気になる西岡芳和さんの人生観

西岡芳和さんへのインタビューのようになりました。 

話に惹かれたのは、何かしないと、定年が来る前に何かしないと、定年後の

楽しい生活が迎えられない、という共感できる話でした。

何かしないと、このままでは定年が来る、だったら、何をしたのですか?という質問です。

①なぜ、おそば屋さんを選んだのですか?

②なぜ、この青垣を選んだのですか?

③どうして、この大名草庵が手に入ったのですか?

④一日の来客数の予想は当たるのですか?

⑤来客数と、用意する食材とのミスマッチはどうするのですか?

⑥お客様を増やすためのマーケティングはどのようなことをしているのですか?

⑦鯖寿司の鯖は、どこから仕入れているのですか?

⑧お店の味の特徴は、どのようにしているのですか?

⑨宿泊客を取る予定はないのですか?

⑩近隣の同業他社とのライバル関係は、どうなのですか?

と、このような質問をどんどんしました。

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西岡芳和さんは、私の質問に嫌がることなく、これまでの生き方から始ま

る、何かしないといけないと思い、蕎麦道を選んだことや、何かしないと

やって来る定年に備え、その後の楽しい生活に備えて、奥さんと協力し合っ

て今の大名草庵を、築いてきた軌跡を話してくれました。

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大名草庵(おなざあん)同業者と奥丹波蕎麦人会設立

感心したのは、同業他社ライバルと視るのではなく、一緒に奥丹波蕎麦人会

を作り、奥丹波に日本蕎麦のクラスター(集積地)を築こうとしていることです。

奥丹波蕎麦人会の店には、『そばんち』、『三津屋妹尾』、『大名草庵』の

3つのお店が入っています。 オーナーが集まって、お酒を酌み交わしなが

ら蕎麦にまつわる話をし、精進してる様子が頭に浮かんできます。 松葉博

雄もお話を聞きたいものです。

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ちょっと雨が降っています。 

雨の中、何かしないといけないと思い、傘も差さずに周りの写真を、許可を

得て撮りました。

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外から見ても、好奇者の、詫びや寂びを求める庵の様な、茶室のような佇まりです。

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ガラスの向こうに、大名草庵の蕎麦打ち道具が、透けて見えます。

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大名草庵(おなざあん)土日は予約が必要

土日などの連休の時には、予約がいっぱい入るそうです。 

今日は平日だからこそ、こんなにゆっくりと、店主の西岡芳和ご夫妻と、い

ろいろな同世代の人が感じる話をして、いささか、琴線に触れる事もありました。

自宅に帰って、何かしないとと思い、もう一度過去の記事を検索してみる

と、2004年6月に、あまご村と、大名草庵の当時の記事と写真がありまし

た。 こちらを参照して下さい。

 

丹波地方 蕎麦の店 アーカイブ

2011年9月22日(木)

十割そばの店 アーカイブ