花と緑の地域づくり 現地調査と準備 兵庫県立淡路景観園芸学校 受講記㉞
投稿No:9013
花と緑の地域づくりのための現地調査と準備 淡路景観園芸学校 ㉞
花と緑の地域づくり 現地調査と準備 1.事前準備
兵庫県立淡路景観園芸学校では、
花と緑の地域づくり のリーダーの育成をしています。
理論研修と並んで、実践研修も受講しています。
実習地は淡路景観学校が、淡路市から借用しているの遊休地で、
実習演習を受講しました。
花と緑の地域づくり 現地調査の前に準備すること
計画の前に、現地の確認が必要です。
計画の確認には、設計書や資料の準備と内容の確認が必要です。
道具の準備をして、道具表によるチェック
(大道具、小道具)をして確認完了です。
材料の確認の確認は、
材料表によるチェック(植物、諸資材、肥料、改良材)
を見ながら確認完了です。
服装、装備の確認は、天候、場所等により判断します。
道具の運搬の運搬は、軽トラックを使います。
刃のある道具は体の前方で刃先を下向きに保持するのが安全です。
これらの点検ができると、現地への移動です。
移動に車両を利用する場合は
道路状況(渋滞、細道等)を考慮が必要です。
現場は、学校からすぐ近くでしたが、
淡路景観園芸学校のバスに乗って、移動しました。
花と緑の地域づくり 現地調査と準備 2.現地確認
現地では、パソナが新たな施設を建設中でした。
淡路市の市街地から離れた、田園地帯です。
パソナが新たな施設を建設中で、
工事用の車両が時々行き来していました。
道具等の仮置き場所は、
交通の障害にならないように、道路わきに置きました。
搬入した道具等を適当な箇所にまとめて、安全な作業を心がけることです。
現地確認の事前調査時と比較して大きな変化はないか、
指導員が確認しました。
設計図書の確認は、例年使用している場所なので、
位置、形状、方位等は確認済みです。
花と緑の地域づくり 現地調査と準備 3.現地整備
現地の確認が出来ると、早速、整備に取り掛かりました。
整理することは、不要物を整理することです。
今回は、伸びていたシャガ、ユキノシタ等の掘り取りなどです。
除草から始めました。
雑草、植物の根などを取り除く作業です。
地ごしらえは、土を掘り返してほぐし、石を取り除く作業です。
大きな石があると、みんなで力を合わせて、掘りおこします。
今回は、大きな石はありません。
土壌改良は、これから植える花と緑のために
土地に肥料を施します。
地ごしらえした土にパーク堆肥等の土壌改良剤を混入しました。
堆肥は、前回工場見学させていただいた
有機肥料を、偏らないように、
土地に均等になるように、みんなで撒きました。
※ハイブリッドスーパー1㎡当たり2.5㎏→1袋(18㎏、40リットル)で7㎡程度
淡路瓦の再利用
これまでに、利用した淡路瓦が、沢山残っていました。
花壇の設計次第では、淡路瓦を再利用することになるので
この際、たわしを使って、表面を洗いました。
淡路瓦は、花壇の仕切りや、
飾りとして使うことがあります。
花と緑の地域づくり 現地調査と準備 4.片付け
限られた、予定時間の内に、作業を終えなければなりません。
皆さん、作業を分担しながら、進めました。
雑草は、布袋に何杯も集まりました。
山積みになっていた、真砂土も、堆肥と同じように
土地に平たく混ぜ合わせました。
腰が痛くなるような、ハードな作業でした。
皆で手際良く、作業を進めたので
予定時間で、予定の作業は終了です。
清掃は、
作業で発生したごみ等を片付けて、掃除をしました。
整理整頓のため、
使用した道具類を点検し、水で洗って、
汚れを落として指定場所に収納しました。
迎えに来てくれた学校のバスに乗って、終了です。
2021年6月2日(水)