梅の実の収穫時期です。梅と言えば松竹梅の梅、曹操の梅にまつわる小話を思い出して収獲をしました。

梅の木は役に立ちます。土地がやせていても、梅の実は収穫出来ます。寒い2月に花が咲いて、春を予告してくれます。本当に梅は良い木です。

6月に入り、スーパーマーケットに行けば、青梅が店頭に並ぶ季節になりました。

梅がお店に並ぶ頃は、お天気は梅雨に入ります。

梅雨の合間の晴れた日に、奥さんに手伝ってもらいながら、淡路市大磯の梅の実の収穫を始めました。

私は、脚立にあがり、棒で梅の実をたたく係です。

脚立から落ちないように、注意しながら棒で、梅をたたきました。

奥さんは、傘を地面に対して広げ、梅の実をキャッチする係です。

梅を棒でつついて落下させると、地面に当たって梅に傷がつきます。

梅に傷がつかないように、傘を広げて、実が落ちてきたときの衝撃を和らげるセーフティーネットに使います。

梅の木は3本植えています。

樹齢が一番古い梅の木は、カイガラムシが枝に沢山寄生していて、梅の木の養分を吸い取られてしまっています。

カイガラムシは、金属の刷毛でこすらないと、落ちません。

以前に、植木屋さんにお願いして、梅の木についたカイガラムシを駆除してもらいました。

薬を散布して、これで大丈夫と思っていました。

植木屋さんからは、薬剤散布の請求書も頂きました。

ところが、カイガラムシは簡単には駆除できませんでした。

2018年の6月の状況は、カイガラムシは以前にも増して大量発生しています。

カイガラムシに養分を吸収された梅の木は、ほとんど梅の実が実っていませんでした。

今年は、残り2本の内、一番大きく育った梅の木に沢山の実がついています。

この梅は、桜の木かと思うような花が咲き、あんずのような大きな実がなりました。

過去には、2年連続してこの梅の実は不作でした。

そこで、梅の木の根元に2年連続して、有機肥料を沢山施しました。

そうすると、2018年には沢山の梅の実がついて、有機肥料をあげた効果が出てきました。

やはり、ご褒美をあげないと、梅の木も、梅の実をつけません。

梅の実をとりながら考えたことは、松竹梅というランキングの事です。

飲食店やサービス業のお店では、ランクを示す表現に、松竹梅を使います。

松が一番上等で、次が竹、そして一番下が梅になっています。

松竹梅という表現の意味は、中国から来ています。

松と竹は一年中緑が茂っていて、葉が落ちることもない、繁栄のおめでたい象徴です。

梅は、葉は落ちても、冬の寒い時に、他に花がないとき、梅の花は寒さに耐えて咲いています。

冬の寒い時にでも咲く、この、健気な姿勢を中国では評価したようです。

 

値段のランクを、皆に誰でも分かるように、上中下とするよりは、松竹梅と言った方が、お客様のプライドを傷つけない配慮になります。

なるほどなぁと思うほど、細やかな配慮です。

もう一つ梅で思い浮かぶのは、三国志に出てくる、曹操(そうそう)の話です。

曹操の梅にまつわる話は、過去に私のブログにも掲載したので、もう一度紹介します。


三国志の曹操の梅にまつわる二題です。

一つは「青梅、渇を癒す」

もう一つは「青梅、酒を煮て、英雄を論ず」です。

梅雨に入ると、梅酒の漬け込み時期が来たことを思い出します。

今年も梅酒作りの季節がやってきました。

日本の人と風土が育み、親しまれてきた梅酒。梅酒のこの季節が、伝統の梅酒作りシーズンです。

今日は、梅狩りにはぴったりのお天気なので、淡路の庭の、青梅を収穫に行きました。

途中、明石海峡を渡った岩屋側で、眺望の素晴らしさに魅入られました。

明石海峡大橋を支えるケーブルと、明石海峡公園前の椰子の樹 並木です。

2月に咲いていた庭の梅は、見事な梅の実の出来映えでした。

梅といえば、三国志の曹操の梅にまつわる二題、を思い出します。

「青梅、渇を癒す」の話です。

曹操が張繍征伐に出向いた時、炎暑の中で行軍中、水もなく兵は渇きに苦しみました。

その時、曹操はとっさに、「この先に行けば、小梅の熟した梅林がある」、と偽って進むうちに、兵は皆、口の中に唾が溜まり、喉の渇きを癒すことができた、という古事です。

もう一つは、「青梅、酒を煮て、英雄を論ず」の話です。

曹操と、劉備玄徳が、梅園で梅の実を肴に、天下の英雄を論じた時の話です。

曹操は玄徳の人物を推し量ろうと、真の英雄とは誰か、という議論を玄徳に挑みます。

玄徳は、当時曹操に囲われの身であった為、偽って自分を小さく見せることで、曹操に殺されないように用心しています。

この時、一時、雷が突然、鳴り響き、玄徳は雷に怯えた様子をとり、机の下へ潜り込みます。

震え、雷をいかにも恐がっている小心者を装います。

曹操はこの様子を見て安心し、その後、玄徳を「雷怯子」と甘く見てしまいます。

庭の梅の木は、私より高いところに梅をつけています。

どうしたら梅の実を傷つけないように採ろうかと、少し考えてみました。

考えついたのは、魚を獲るヤスを使い、傘を開いて下で受けるという方法です。

大粒の、ふくよかな、張りのある青梅がかなりたくさん収穫できました。

これだと幅広くキャッチでき、着地時のダメージは少なくなります。

高いところの実は、ヤスの先が三つに割れていることを利用して、挟み採ります。

なかなか上手く行きました。さらに地面には布団を敷きました。

甘酸っぱい香りを放ち、曹操の「青梅、渇を癒す」の古事のように、喉から唾が沸くようです。

梅酒作りにつきましては、続報とさせていただきます。

日も傾き始め、梅の実の収穫を終わり、急ぎ帰宅をして、青梅で梅酒作りにとりかかります。

終わり ここまでが、過去ブログでした。


松竹梅の事や、曹操の梅にまつわる話を思い出しながら、庭の梅を棒でつついていると、首が痛くなるような姿勢になりました。

よく注意して頑張ったお陰で、沢山の大きな梅の実を収穫出来ました。

この梅で、今年は梅シロップを作る予定にしています。

2018年6月10日(日)

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