アルミ温室のバナナは花が咲き、バナナの実がなるように成長中です。
投稿No:7929
淡路市の松葉庵の温室で、沖縄から持ち帰った背丈があまり高くならない三尺バナナを地植えしています。2018年9月、三尺バナナからバナナの実がついているのを発見しました。
はじめに
2018年9月4日の台風21号は、神戸地区や近畿地区に大変な被害をもたらしました。
被害に遭われた皆様に、こころよりお見舞いを申し上げます。
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バナナの栽培は地植えか鉢植えか
淡路市の松葉庵に付属するアルミ温室で趣味のバナナを栽培しています。
バナナは地植えにする育て方と、鉢植えにして育てる二つの方法を行っています。
鉢植えにして育てる利点は、鉢の移動が出来るからです。
温室は冬の寒さを防ぐために暖房も入っているので、効果的です。
しかし、バナナを大きくしようと思えば、やはり夏の日に直射日光に当てて育てる方法が優れています。
直射日光に当てると、バナナは元気になります。
移動する為には、重量級の植木鉢では、重機がなければ取扱が出来ません。
私と奧さんの二人で運べる鉢は、限度が知れています。
そこで、バナナが大きくなるほどの鉢は使えません。
夏の日の直射日光にバナナの鉢植えを日にさらしておくと、バナナは茎も太くなり、葉も茂ってきます。
どれだけ大きくなるかは、植木鉢の大きさ次第です。
大きな鉢を使えば、鉢植えのバナナでも茎が太くなり、バナナの木の高さも高くなります。
大きくしたければ、大きな鉢に植えることです。
そうなると、温室と屋外との移動に問題が出てきます。
これが矛盾です。
地植えに植えているバナナは、沖縄で買ってきた背丈があまり伸びない、三尺バナナです。
バナナが大きくなってくると、5mを超える高さになってくるので、アルミ温室の天井につかえてしまうのです。
地植えの三尺バナナに花が咲く
2018年9月になって、バナナの地植えに水やりをしていると、バナナに大きな変化が起きていました。
バナナの枝の脇、葉と葉の間からバナナの房が伸びてきて、房には花が咲いているのです。
バナナの花は、最初下向きで、地面に向かっています。
成長に合わせて、少しづつ持ち上げってきます。
今から成長するバナナは、多分冬バナナになります。
秋から成長してくるバナナは、収穫期が冬になります。
冬バナナは、一般的には大きなバナナは収穫出来ません。
アルミ温室で初めて収獲するバナナです。
一体どのくらい大きなバナナに育つのか、食べられるほどの大きなバナナになってくれたらいいのですが、期待は高まります。
バナナの房は何段にも分かれているようで、収獲は沢山できそうです。
バナナには肥料が必要
沖縄の人達から聞いた話では、バナナは肥料が収獲に大きく影響するそうです。
牛糞のような有機肥料を根元に施してやると、バナナの成長にいいようです。
アルミ温室のバナナには2018年春に、牛糞を沢山施しています。
三尺バナナなので枝の高さは低く、実がついている高さも、私から見ると目線の高さなので、観察には丁度良い高さです。
バナナの花のは虫が自然受粉
先端部分にバナナの花が咲いています。
この花が結実する為には、虫が来て受粉させてくれないといけません。
アルミ温室の入り口は開放して、虫が入りやすくしています。
先日メダカの餌が水に濡れたので、ボウルに移して温室の中でメダカの餌を乾燥させていました。
そうすると、翌朝には何もなくなっています。
原因はアルミ温室を開放していたので、野鳥がやってきて、メダカの餌を全部食べていったようです。
このように、夜まで開放していると、野鳥が早朝にやってきて、果実まで食べてしまうことがあります。
ミニトマトなども野鳥に食べられてしまいました。
バナナの花芽は、野鳥に食い荒らされていませんでした。
これからは、夜間はアルミ温室の出入り口を閉めるか狭くして野鳥の侵入を防ぐことを考えます。
2018年は、台風がよく上陸しました。
9月4日には超大型の台風21号が淡路島を縦断し、明石海峡を横切り、神戸市に上陸しました。
楽しみなバナナの収穫
アルミ温室はしっかり締めていたので、台風の被害はなさそうです。
自分で育てているバナナが、食べられるほどのバナナの収穫に繋がれば、とても嬉しく思います。
あと何ヶ月かかるのか、どのように変化していくのか、また取材します。
2018年9月2日(日)