沖縄は季節が早い 東村の村民の森ではつつじまつり2019

投稿No:8096

沖縄は季節が早い 東村つつじまつり 沖縄訪問記 第171回(4)

沖縄は季節が早い 東村つつじまつり

南の風に誘われて、

今年も東村つつじまつりへ行きたくなりました。

毎年3月に始まる東村のつつじ祭りが、

2月19日から開催されるそうです。

今年は例年より、つつじの開花が早いようです。

3月のつつじ祭りに沖縄に来られるかどうかは

まだ分からないので、少し早いと思いながら、

ツツジ祭りに行く事にしました。

東村は沖縄本島の北の端に位置しているので

、恩納村からは少し距離があります。

片山正喜さんに電話して、

誘って一緒に行くことにします。

東村は、ゴルフで有名な宮里藍選手の出身村です。

今日のルートは、東側の海岸線を通って東村に来ました。

途中、辺野古埋め立て反対の

座り込みが行われているテント村の前を通りました。

 

東村には、一時間以上掛けて到着です。

つつじ祭の思い出は、これまで金城正則さん、

金城千賀子さんご夫妻と一緒に来たことや、

片山正喜さんと二人だけで来た思い出があります。

沖縄の気温は比較すると、

神戸よりはおよそ2ヶ月程先を進んでいます。

神戸が2月であれば、沖縄は4月の気温です。

早期割引中

今日は開園したばかりなので、

入場料は割引価格の大人一人100円でした。

普段であれば200円です。

正面の村民の森という大きな石碑の前で、

奧さんと並んで写真を写してもらいました。

背景は、つつじの花です。

しかし、例年より早く開園しているので、

つつじの花はまだ3~4分咲き程度です。

ツツジの花を撮ろうと、

近くに寄って何枚か写真を撮りました。

いくつもの種類のつつじが咲いています。

このつつじ、内地でいうサツキのような大きな花です。

見学コースにそって、

ツツジのよく見える場所に向かって進みます。

やや高台に上がると、村民の村全体が見渡せます。

想定外の激しい雨

ここで想定外のことが起こりました。

今日はとてもお天気が良かったのですが、

村民の森に着いたころから、

お天気は曇り空になり、

そして雨が強く降り始めました。

向こうに見える海の方も、段々と雨に覆われて、

見通しが悪くなっています。

これはたまらんと、

高台にある屋根のついた展望台の方に逃げ込みました。

ここなら雨宿りが出来ます。

片山正喜さんは、スマホを取り出して、

この地域のお天気をアプリを使って調べてくれました。

天気予報では、東村のお天気は、

20分ほど雨が続くそうです。

それならこの展望台で、

20分ほど雨宿りをすることになりました。

雨脚はますます強くなり、

向こうの方の遠くの景色は雨に隠れて、

見えなくなるほど、雨は強くなりました。

つつじ祭は始まったばかりで、

しかも平日のせいで、

3月の日曜日なら沢山の人で賑わうツツジ祭りも、

今は私達三人だけが展望台で雨宿りをしています。

こんな雨にたたられて、

つつじも咲き方が少なければ、

割引値段の100円もまだ高い気がします。

片山正喜さんと以前ここに来たときの

想い出話をしたり、

これまで雨に降られて困ったときの話をしている内に、

20分は経過しました。

すると雨は急にとまり、晴れ間が出てきました。

ツツジの花は、雨に洗われて一層綺麗になりました。

せっかくこれからツツジを見ようと思ったのですが、

片山正喜さんの天気予報では、

雨が止むのもほんの僅かの間な

ので、このときを逃さないで、

駐車場に戻らなければ、

また強い雨が降るそうです。

残念ながら、雨にたたられた東村のツツジ祭でした。

賑やかな時のツツジ祭はこの後に紹介します。

2019年2月19日(火)


【2006年3月 第74回沖縄訪問 東村ヤンバルツアー】

 

東村の平良(たいら)にある村民の森にやって来ました。

ここは今、ツツジの花が真っ盛りです。

入り口からゲートをくぐれば、

目の前に小山のような花かごに

いっぱいの色とりどりのつつじが目の前に迫って見

え、いきなり度肝を抜かれる美しさが始まります。

たいていの人は、まずここで記念写真を撮っています。

2006年3月の時点では、

カメラの8割近くはデジカメです。

 

少しマニア風のカメラマンは三脚を立て、

絞りとシャッター速度の計算をしながら

フィルムカメラを使っています。

つつじ祭りの近くにある屋台には、

食べ物を中心に、東村の特産品が並んでいます。

見回したところ、平日の今日、

つつじを見物に来ている人は、

本土からの観光客よりは地元の

中高年層の方が中心のようでした。

焼きそば

ここでお昼をいただいたのですが、

これがえらいはずれでした。

とてもひどいのですが、なぜひどいのが、

見ただけで、食べないでもわかるのか、

主婦二人は、金城正則さんと松葉博雄が

選んだ屋台の席には近づきませんでした。

おでん

金城さんはヤギ汁をいただきました。

みんなで一緒に食べるのだと思いこみ、

焼きそば、おでんなど、

たくさんの食べ物を注文してしまいました。

ヤギ汁

きっとおいしいと思って食べた焼きそばは、

ひょっとしたらこれは焼きそばではない

のではないかと思うほどの、

「似て非なるもの」でした。

主婦二人の判断では、

焼きソバを焼いている様子を見たときに、

そばには具が入っていないのが外から見えたから

、これはいけてない、と思ったそうです。

主婦の目はするどいです。侮れません。騙せません。

 

食事の後は、この村民の森を一周してみました。

約5万本のつつじが咲き誇る丘からは、

平良湾が眼下に広がり、慶佐次(げさし)のヒルギ林と、

近くには東村役場が見えます。

沖縄本島は、南北に長く伸びた島ですが、

ここ東村から北部(本土に近い側)は、

沖縄でもまだ緑豊かな原生林が残

る山原(ヤンバル)地区と言われ、

亜熱帯性の植物が目を楽しませてくれます。

この辺りに原生林が残ったのは、

おおかたが国有林だからで、

民有地ならどんどん木は伐採され、ブルドーザーは山

肌を削り、赤土は珊瑚礁に流れ込み、

自然の体系は壊れてしまっているかもしれません。

是非、これからもこの美しい沖縄の自然を次の世代にも、

何世代にも残して伝えたいものです。

金城正則さんが撮ってくれた松葉博雄の写真は、

美しい沖縄のつつじの森に溶け込んだ

農協の職員のような雰囲気を

醸し出しています。

昔のヤンバルを残しているので、

川はきれいな水で、渓谷のような深さと

自然が橋の上からウォッチングできて、とても素敵でした。

山と山をつなぐ橋がありました。

その橋から下を見ると、川が流れているのが見えます。

ここは、南の島だなぁと思うのは、

所々にヘゴヤシが固まって見えるから、

つつじだけなら神戸でもありますが、ヘ

ゴヤシの林は、まるでキングコングの

ふるさとのような南の島を連想させます。

 

つつじ祭りのある村民の森への入場券は、大人200円でした。

沖縄花のカーニバルの入場券の番号は45532でしたので、

これに200円をかけると、約910万円となります。

いつから数えて910万円なのでしょうか。

気になりながら、村民の森を後にしました。

2006年3月7日(火)


2007年3月 第84回沖縄訪問 東村つつじ祭り

今日はピクニックです。

金城正則さんと千賀子さんとクレアちゃん、

そして松葉博雄夫妻の5人で東村に行きます。

目的は、昨年見たつつじ祭りに、今年も行きます。

ところが、残念なことに、東村のつつじ祭りは、

雨で、その上、今年の咲き方は、不作で、

去年ほど綺麗には咲いていません。

 

今年の東村つつじ祭りのつつじは、不作のようです

売店でちょっと買い物をします。

今年の東村つつじ祭りのつつじは、不作のようです

お店の人に聞くと、つつじの花も、とても綺麗な年と、

並の年と、今年のようにあまり良くない年が交互にあるようです。

しっかり咲いていても、ボチボチ咲いていても、

入場料は一緒の200円です。

 

東村つつじ祭りの入場料は、200円です

つつじが咲くのは、神戸の時候だと、

5月の初夏の気温の頃です。今の沖縄東村の気温は、

どんより曇って、天候不順が続いています。

どんより曇った天候不順が続いているので、つつじの花が咲いてくれません

こうなると、つつじの花も一杯咲いてくれません。

お土産物屋さんは、軒を連ねて並んでいますが、

あまり売れていません。

お土産物屋さんが、軒を連ねて並んでいます

雨が降ると、購買意欲が盛り上がらないようで、

売れているお店と言えば、

温かいものを売っている飲食店でした。

クレアちゃんは、寒いのにソフトクリームを食べています。

クレアちゃんは、寒いのにソフトクリームを食べています

ちょっと寒いので、みんなで温かいコーヒーを頂きました。

 

ちょっと寒いので、みんなで温かいコーヒーを頂きました

満開のつつじと、晴れた空、青い海を期待して来たものの、「寒くて雨も降るので、もう帰ろう」ということに決まり、

車に向かって歩きます。

晴れていたら、素晴らしい景色も、

曇ってしまうと、綺麗ではありません。

寒くて雨も降るので、帰ることにしました

これは、綺麗な服を着た美人のお姉さんでも、

ご機嫌が悪くて、怒っていたら、

美しく見えないのと一緒です。

寒くて雨も降るので、帰ることにしました

やる気の無いまま、入り口にたどり着いたので、

「せめて、記念写真は撮っておこう」

と金城家の皆さんを写しました。

雨の中、入り口で記念写真を撮りました

松葉博雄夫妻も写してもらいました。

傘をさしながら、集合写真は似合いませんでした。

県民の森を後に、大宜味村に向かいます。

2007年3月11日(日)

 

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