恩納干しの「浜下り(はまおり)」は、潮が満ちる前に戻り支度をし、無事帰ってきました。 第85回沖縄訪問(16)
恩納干しの「浜下り」には、金城正則さん、金城千賀子さん、玉城常司さん、石川みつるさん、仲原さん、松葉博雄夫妻が、乗せてもらい、潮が満ちる前に戻り支度をし、無事帰ってきました。
【沖縄の伝統行事と伝統的文化に触れて、ますます沖縄の心が好きになりました その16】
午後3時近くになってきたので、そろそろお昼ご飯です。
お弁当は、金城千賀子さんが作り、金城正則さんの船「めぐみ丸」にあるので、松葉博雄が浅い海を歩いて「めぐみ丸」まで行って、お弁当を取ってきました。
歩きながら、お弁当を海に落とさないように注意して、珊瑚礁の上に持って帰ってきました。海の地形は、凸凹で、歩きにくく、もし、岩に躓いてこけると、せっかく作ってくれた重箱に入ったお弁当は、塩水を被ってしまいます。
そこで、慎重に、こけないように歩いて、無事、船からお弁当箱を珊瑚礁の浮き出たところに届けて、これで、みんなでお弁当を頂けます。
残念ながら、船に積んでいた、ビールとお茶が、風呂敷包みの中に入っていなかったので、昼食は、重箱のご飯だけになります。
3時を過ぎると、こんどは潮が満ちてくるので、昨日の恩納村の潮干狩りの事故の二の舞にならないように、早いうちに船に戻って、帰る支度になります。
私たちがリーフに上がって、陸で潮干狩りをしている間、金城正浩さんは、コツコツと海に潜って、魚、貝、タコなどを獲ってくれていました。
ハリセンボンもよく獲れています。これは、アバサー汁になります。
ペンションムーンビラの玉城常司さんも、今回の「めぐみ丸」に一緒に乗って、潮干狩りに参加しています。まだ船底と海面とが擦れ合っているので、リーフから船を離して、しばらく深いところに行きます。
さらにもう少し、潮が満ちて、船底に珊瑚が当たらないようになるまで待ちます。今、船を動かすと、珊瑚の岩にぶつかるぐらい浅くなっているからです。
石川みつるさんが船を前進する役目をしています。
珊瑚の岩に当たらないように、進路の舵のとり方に注意を促しています。
とても浅瀬になっているので、ウインドサーフィンなどのマリンスポーツをしている人もたくさんいます。
夕方4時ごろ、前兼久魚港に戻りました。
港に着くと、皆さんが寄ってくるので、不漁だと恥ずかしいのですが、金城正則さんのお陰で、大漁です。
獲った魚や貝などを、船から港に上げていきます。
これが、水揚です。
今日の記念に、写真を撮っておきます。
着ているものは、6ミリのウエットスーツです。
窮屈なので、ファスナーを外し、上半身を脱いで、シャツに着替えて、少しラクになりました。
夕方5時ごろにいったん、ホテルに戻って、潮干狩りに使ったいろいろな身につけたものや、履いていたもの、シュノーケリングに使った物などに真水を掛けて、潮洗いをして、もう一度、朝日会に出直していきます。
2007年4月19日(木)