恩納村前兼久の上間さんのお宅で 第74回沖縄訪問(10)

【第74回沖縄訪問:沖縄県恩納村 朝日会、海ぶどう、東村ヤンバルツアー、慶良間ホエールウォチング その10】

ホエールウォッチングが終わると、那覇から恩納村に向って、大急ぎで、高速自動車道路を使って、今夜お食事に呼ばれている上間光元さん宅に向います。

上間さんのお家に伺う前に、お花を買って持っていくことにしました。どういうわけか、花屋さんは大忙しで、大変長い時間かかってしました。

恩納村前兼久の町を走る、国道58号線の沿線には、最近どんどん新しいお店がオープンしています。新しいマンションに建て替えられ、昔の面影がどんどん都会風な町並みへと変っています。

花を用意し、上間さん宅を訪れました。上間明子さんは、今日の為に野菜の天麩羅を用意してくれました。上間明子さんの予定では、一階のオープンスペースで、揚げたての天麩羅を野外で食べようと企画してくれていました。松葉博雄がホエールウォッチングから帰って来る時間が遅れ、野外で食べる予定が、二階のお部屋で食べることになったようです。

今日の野菜の天麩羅は、新しい三度豆を使っています。沖縄県ではもう、路地で三度豆が採れるようです。新鮮な野菜と、この恩納村で採れた魚をから揚げにして食卓へ出して下さいました。

松田光正さんもご一緒でした。

タコ、巻貝、海ブドウなどが盛り付けられた前菜をつまみながらビールをいただきました。

まるで五月の新緑にそよぐ風の音を聞くような、耳からも、目からも、口からも一足早い沖縄の初夏を肴に、松葉博雄はビールを心から「嬉しいな嬉しいな」と思いながら、いただいています。

更に、シャコ貝がでてきました。シャコ貝の縁側のような部分の美味しいこと、くちゃくちゃーとしたような、歯ごたえのある、アンコウの皮のような柔らかな、それでもって粘りのあるシャコ貝の縁側を、飲み込むには惜しいような気持ちで、ビールで流し込むには惜しいような歯ごたえを堪能しました。

タコの卵が出てきました。さすが、沖縄県のタコ捕り名人上間光元さん宅のお料理です。これはめったに口に出来るものではありません。

タコの卵は、一粒がえんどう豆くらいのサイズで、イイダコの卵のような口当たりがあります。

今日も、上間光元さんのタコ捕りへの情熱をお聞きしました。外のヤシの葉が風に吹かれている様子をチラッと見ただけで、これなら船を出せると判断します。すぐに恩納漁港へ向い、急いで船を出し、様子を見ながら、タコのいる場所で潜ってタコを捕って来る話を聞きました。

名人芸とは、終わりが無い自分との戦いのように思えました。納得のいく漁をしたい、もう漁は体力的に無理だと思うまで、タコ捕りを続けるのではないかと思いました。

 


 

上間さんのお家でご馳走になった後、朝日会では皆さんが上間さん宅から松葉夫妻が朝日会の方へやってくるのを待っていました。

明日の3月9日の日には、松葉は神戸に帰宅するので、一応は今夜がお別れ晩餐会となっています。

今回は、2月の時の朝日会を紹介したホームページをプリントアウトして持参してきています。

それを皆さんで回し読みをして、思い当たる写真にうなずいて、お互いが「うん、うん」と話し合って、話が弾んでいます。

今日の持ち込み料理は、ダイビングの藤井さんが作った野菜の煮込みがありました。

仲程学さん、金城正則さん、崎浜秀和さん、山城興善さん、冨着信常さん、登川喜永さん上間信吉さん、伊波肇さんらがいらっしゃいました。

国定忠治は、「赤城の山も今宵限り・・・」と芝居の台詞で言いました。

松葉博雄も朝日会も今宵限りと思ってみても、実は、次の予定はちゃんと考えています。

次は、3月の末が潮が引く、八重干しの季節ですが、これは残念ながら仕事の都合でパスです。

八重干しの季節なら、遠くの珊瑚礁の端まで、普段水中にある棚までが潮が引くと出てきて、そこに潮干狩りに行けば、歩いて行けて、逃げ遅れたタコさえも捕ることが出来ます。そんな潮干狩りの時期は、大人でも、おばさんでも、夢中になって魚介類を簡単に捕ることが出来ます。

松葉博雄の次の予定は、5月を予定しています。この頃には沖縄は夏です。珊瑚礁の海でスキューバーダイビングが出来ます。

夢と希望と子供のような心を持って、5月まで仕事に勉強に、その他に頑張りたいと思います。今夜は、少し深酒をしました。明日帰ると思うとつい、辛くなり皆さんと一緒にいたいので、夜更けまで話して、飲んでしまいました。

2006年3月8日(水)

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