前兼久、冨着では、巨大ホテル ホテルモントレ沖縄に景観権が侵されています。
ヤシガニは、環境省指定の稀少な絶滅危惧種に指定された、保護対象生物ですが、牧志の市場では、公然と売られていました。 第148回沖縄訪問(11)
尖閣列島や、中国大陸に近い、沖縄地方は緊張が高まっていますが、前兼久では静かな日々が続いています。
今日は神戸に帰る日です。第148回沖縄訪問は、普段より短い滞在期間になりました。
それでも、沖縄に来られただけ、ましです。忙しい日々が続くと、沖縄に来る時間が作れませんが、時々は仕事を離れて、距離を置いて、仕事のことを考えると、良い考えがまとまることがあります。
前兼久の景観を変えてしまった、ホテルモントレ沖縄ですが、オープンしてから、どのように運営されているのか、行ってみたいと思いながら、今回は行けませんでした。
ムーンビーチ沖は、高波のため、本日はシュノーケリングのポイントである、青の洞窟には、船は出ていないようです。
沖縄レンタカーに車を返して、那覇の牧志の市場に送ってほしかったのですが、沖縄レンタカーでは、リストラが続き、目下人員は、社長さんを含めて2名の体制なので、近くのモノレール駅までの見送りになりました。
仕方がないので、小禄駅から美栄橋駅まで、モノレールで向かいます。
モノレールは時間が正確です。便数も多く、利用するには便利が良いのです。
那覇の一番の繁華街を、モノレールから見て、まもなく美栄橋駅に差し掛かります。
牧志の市場の真ん前に、モノレールが停まればいいのですが、美栄橋からは少し歩いて、牧志の市場に向かいます。
モノレールに乗って気が付いたのは、モノレールの窓ガラスは、遮光していました。沖縄の太陽は、とても日差しが強いので、遮光しなければ、窓際に座っている人は、日差しがとても暑くなります。
こんなところに、神戸の本店のジュンク堂書店がありました。
モノレールの美栄橋から、牧志の市場に歩いていく途中に、東江メガネがありました。
国際通りに、目指す牧志の市場の入り口があります。この辺りは、東京でいえば銀座通りで、沢山の観光客で溢れています。
久しぶりに訪れる、牧志公設市場です。
松本商店では、以前によく、かつお節を買っていました。今日も花カツオを買って帰ります。
花鰹は、ビニール袋に入っています。空気と一緒に入っているので、容量を小さくするために、空気を抜いてもらいます。
以前に、生節を買って、その場で花鰹に削ってもらいました。
そうすると、袋一杯になるので、布団袋から空気を抜いて圧縮するように、カツオ袋から、空気を抜いて、ぺっちゃんこにして、持って帰って、神戸で膨らませたことがあります。
特選干し貝柱は、これだけの容量で、11550円です。最近、貝柱は高騰しています。
牧志の市場に入っていくと、今日も観光客の皆さんで、狭い店の路地は、いっぱいです。
1階の売り場で食材を買って、2階の飲食店に持ち込んで、料理を作ってもらうことも可能です。
このような、鮮魚の販売と鮮魚の調理を、分担して行う分業体制は、事業システム戦略の中にも紹介されています。
気になるのはヤシガニ会員として気になるのは、絶滅危惧種に指定されている、ヤシガニが今でも売られているかどうかです。
探してみると、やはり今でも環境省から絶滅危惧種として保護されていても、牧志の市場では、営利目的で、ヤシガニは売られていました。胸が痛みます。
2014年11月6日(木)