遮光ネット 外しました。アルミ温室の内張遮光ネットを外すと明るくなりました。

投稿No:8806

アルミ温室の遮光ネット内張を外すと明るくなりました。

内張遮光ネットを外します

25坪のアルミ温室を作って、使ってみると、

冬と夏とでは対応がまるっきり違うことが分かりました。

アルミ温室を販売した造園屋さんの話では、

夏になると直射日光が強く温室を熱するので、

遮光していないと温度が上がりすぎるとアドバイスされました。

専門家の言うことなので、アドバイスにそってアルミ温室の外側と室内の内側に、

直射日光を遮蔽する遮光ネットを取り付けてもらいました。

遮光ネットは銀色、内張りと外張り

 
遮光ネットは銀色で、材質はポリエチレンです。
 
耐久力があり、水分を吸わないため腐食しません。

ループ編みのためどこから切っても目づれ、ほつれがありません。

農業用遮光ネットの張り方には外側に展張する「外張り」と

内側に展張する「内張り」があります。

私のアルミ温室は、外張りと、内張りの両方を張っています。

出典 日本農業システム HP

秋から冬になると、遮光ネットは全く逆の作用

造園屋さんのアドバイス通り、内張りと外張りの双方を張ると

遮光ネットだけでも材料費と施工費で100万円以上かかりました。

確かに夏に遮光ネットがあると、直射日光をかなり遮蔽することができました。

しかし、秋から冬になると、遮光ネットは全く逆の作用をしてしまいます。

温室の温度を上げて植物が日光に当たるようにしたいと思っても、

秋から冬にかけての短い間の日照時間では、

遮光ネットが邪魔をして温室の中は暗くなってしまいます。

夕方4時ごろにはもうすでに、夕日になって太陽の恵みが温室の中に届きません。

遮光ネットをしていると、室内の植物も日光に当たらないので、元気がありません。

造園屋さんは夏のことばかりアドバイスしてくれましたが、秋冬になると、

まったくアドバイスとは逆の現象が起きてしまっています。

遮光ネット 外しました。アルミ温室の内張を外すと明るくなりました

そこで、思い切って室内の、内張りの遮光ネットを一部取り外してみることにしました。

遮光ネットが光を遮るだけでなく、光に向かって伸びていく温室の植物に対しても、

とても邪魔な役割をしていました。

遮光ネットの隙間から、蔓性の植物は光に向かって伸びていきます。

そうすると、咲いた花も遮光ネットが邪魔をして、見ることができません。

植栽をしようと思っても、遮光ネットが邪魔をします。

造園屋さんのアドバイスを後悔 取り付け,取り外しが自由なら

造園屋さんのアドバイスを取り入れたことに後悔しました。

遮光ネットが簡単に取り付け・取り外しができたらいちばんいいのです。

太陽の光が強い夏には遮光ネットを取り付けて、秋冬には取り外すという

簡単な取り付けの仕組みができていたらいいのですが、

固定してしまっているので、

一度取り外すと再利用はできません。

遮光ネット内張を外すと明るくなりました。

時間をかけて天井の遮光ネットを取り外してみると、

温室の中がずいぶんと明るくなりました。

夏の間、蔓性の植物は上に上に向かって伸びていましたが、

遮光ネットを取り外すと、枝払いが簡単にできるようになりました。

何事もやってみないと分からないことばかりです。

内張りの遮光ネットを、取り外しました。

遮光ネット内張を外すと枝払いが楽になりました

併せて、内張りの遮光ネットを越えて、伸びていた枝を切り取りました。

これまで、遮光ネットを超えていた枝は切り取りしにくかったのですが、

遮光ネットが無ければ、簡単に裁断出来ました。

枝木を切り取ったことと、遮光ネットを外したことの相乗効果で、

温室は明るくなりました。

森の木が伸びると、下の木に光りが当たらず木の生長を阻害するように、

遮光ネットは低い木の生長を阻害していました。

これから、冬に向かって植物の生長はストップします。

この時期に天井から太陽光が届けば、春にはまた枝が伸びてきます。

枝の先に花が咲くので、枝の先は見える場所にあった方が良いのです。

遮光ネットに隠れていた、ブーゲンビリア、アリアケカズラ、

ベンガルヤハズカズラの枝の先は、下から見えるようになりました。

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2020年11月8日(日)