丹波市氷上ナーセリー 葉ぼたん 神戸ジェンヌ 「神戸ジェンヌ」の名前が浸透しています 

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丹波市氷上ナーセリーの葉ボタンの生産者へインタビューしました 神戸ジェンヌの 売れ行きは他の品種に比べて良いそうです。淡路景観園芸学校 実習⑨  

葉ボタン 生産地見学 丹波市氷上ナーセリー

淡路景観園芸学校の生産地見学です。

見学先は、葉ボタンのブランド 

「神戸ジェンヌ」を確立した氷上ナーセリーです。

氷上ナーセリーは、丹波市氷上町(ひかみちょう)にあります。

葉ボタン 生産者の長尾安博さん  氷上ナーセリーの概要

経営者は長尾安博さんです。

長尾安博さんは、

日本花き生産協会鉢物部会長(H30~R1)、兵庫県農業経営士、

兵庫県花き協会鉢物部会長を歴任されています。

H30には、農事功績者表彰花き部門 

緑白綬有功章受章されています。

葉ボタン 氷上ナーセリー 経営規模 経営の特徴

広さ 温室(ビニールハウス):

11300平方メートルと露地:2000平方メートルです。

経営の特徴
①ペチュニア類やハボタンを中心に年間30種類、120万ポット出荷 

②平成30年に株式会社氷上ナーセリーを法人化 

③生産効率及び品質向上のため、

施設整備と環境制御装置を充実 

④県下の生産者7名とハボタンの

グループブランド「神戸ジェンヌ」創設 

⑤相対・予約システム導入や契約栽培など、経営の安定化を図る 

⑥年間雇用労働力延べ2000人と、地域の雇用にも貢献

栽培種類

氷上ナーセリーでは、

年間30品種で色のバリエーションなどを含めると

100アイテムの各種鉢花・花苗を栽培し、

ホームセンターなどに出荷しております。

氷上ナーセリーでは、ペチュニア・ゼラニウム・葉ボタンをはじめ、

パンジー、ビオラ、ガーデンシクラメン、サクラソウ、ナデシコ、

ベゴニア、サルビア、マリーゴールド、ノースポール、デイジー等です。

葉ボタン 氷上ナーセリーは生産者直売もしています 

色やバリエーションなどを含めると

100アイテム以上の鉢花・花苗を栽培し、

西日本エリアのホームセンターなどに出荷しています。

バラ・ユリ・胡蝶蘭といった贈り物に人気のお花を除いて、

鉢花・花苗・種苗の生産者直売は市場としてとても小さいです。

それでもよりよい商品を求めるお客様が当社を探し

「直接購入はできますか?」

というお問い合わせが少しずつ多くなり

そのご縁を大切にしたいと考え、

花壇苗・種苗の直接販売をおこなうようになりました。

ホームセンターのように「直接目でみて選べない」

という不安もあるとは思いますが、

「お客様が育てやすい丈夫な苗を生産・販売する」

ことをモットーに

確かな品質でご満足いただける

鉢花・花苗・種苗をお届けしたいと考えています。

【出典】 氷上ナーセリーHP

氷上ナーセリーのブランド葉ボタン 「神戸ジェンヌ」は登録商標葉ボタン  

氷上ナーセリーの葉ボタンの優位性は、

名前を商品登録していることにあります。

その名も「神戸ジェンヌ」です。

葉ボタン 生産者長尾安博さんへのインタビュー

葉ぼたんの生産者 長尾安博さんのお話を聞きました。

葉ボタンの流通は関西では主にコーナンとかカインズなどの

ホームセンターを通して販売しています。

名前が登録商標されているので、

同じ名前を使って販売することはできません。

すでに「神戸ジェンヌ」の名前が浸透しているため、

売れ行きは他の品種に比べて良いそうです。

「神戸ジェンヌ」は、

さらに細かく葉の形や中心の色別に種類があって、

カクテルパーティ・ロマンブーケ・

パーティドレス・ウィンターカーニバルなど、

なんとなく宝塚歌劇団を彷彿させるような

サブネームが付いています。

  

葉の形がフリルのようなファルダノエル。

クリスマスの頃、

ポインセチアとともに街の色どりになりそうな、

発色の美しい葉ボタンです。

葉ボタンは花壇の主役 丹波市氷上ナーセリー 

「葉ボタンは日本を中心に品種改良が進み、

冬枯れの庭に彩りを添えてくれる

数少ない貴重な素材として、

かつては大株を花壇や鉢に

植えつけて楽しむのが主流でしたが、

矮化剤の利用や品種改良により小型化が進み、

現在は3号程度のビニールポットで

小さく仕立てられたものが主流になっています。」

出典 NHKみんなの趣味の園芸

普段、意識して街なかの街路樹の

脇の花壇を眺めることのない人でも、

葉ボタンが植わっているのを見かけたことは

記憶にあるのではないでしょうか。

ひとつひとつが大きいので見栄えがすることもありますが、

やはりこまめな手入れがしにくい

街なかでは、少々のことでは枯れない、

強い植物を置くことも

景観の観点から必要なことかもしれません。

その点で葉ボタンは、大変理に適っていると言えます。

葉ボタン 育て方

葉ボタンの育て方のポイントを見てみると、

・日光を好むこと(夏の直射日光でも大丈夫)

・耐寒性が強いこと(零度以下でも大丈夫)

・毎日1回程度の普通の水やりで

よいこと(土が乾いたらたっぷりやる)

・鑑賞期間中は肥料もあまり必要ない

などが挙げられるようです。

育て方参照 フラワーショップ岐阜緑園

つまり、環境耐性のある植物だということです。

アブラナ科の植物はおしなべて繁殖力や生命力が強いので、

その特性も備えていると言えます。

ただし、虫に食われることは注意が必要かもしれません。

葉ボタン 生産者インタビュー 葉ボタンってどんな植物?

「葉ボタンは夏にタネをまいて育て、

寒くなるとともに色づく葉を

冬から春にかけて観賞する植物です。

キャベツの仲間である非結球性ケールから

改良されたと考えられています。

日本には江戸時代に食用として渡来しましたが、

その後は観賞用として改良されてきました。」

出典 NHKみんなの趣味の園芸

小さい株の寄せ植えのようなタイプ

のものも人気があるそうです。

葉ボタン 生産者インタビュー 海外研修生の受け入れや地域雇用への貢献 その成功モデル

苗の育成はたいへん人手のいる仕事なので、

正社員が2名、ベトナムからの研修生が2名、

その他パート10名で運営しています。

花壇用の苗は、葉ボタン、シクラメン、サフィニア、ゼラニウム、

ガーベラ、カリブラコアなどを生産しています。

とにかく広い温室が何棟もあるので、

お世話が大変だと思いました。

しかし、競争相手もあまりいないようで、

経営は安定しています。

人手が足りない、後継者不足と言われる業界において、

農業研修生を積極的に受け入れるなど、

地域雇用に貢献しているというのも頷けます。

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2020年11月5日(木)