コロナ 抑える効果 高濃度の柿渋その効能とコロナとの闘い
投稿No:8753
コロナ 抑える効果 画期的ニュース 高濃度の柿渋新型コロナ感染抑える効果
感染者数が少しずつ減り始めているとは言え、重篤化する患者数は増えています。
各国でコロナウィルスのワクチン開発の研究が急ピッチで行われるなか、
日本人にとっては身近なものがウィルスに打ち勝つ効果があることがわかり、
先の見えなかったこの感染症の収束に光明が差した気がしました。
コロナ 抑える効果 柿渋の効能 コロナを無害化 柿渋ってどうやって採取するの?
柿渋(かきしぶ)は渋柿の未熟な果実を粉砕・圧搾し、
それを発酵・熟成させて得られる抽出液のことです。
原料となるカキの果実はカキタンニンの多い品種を用います。
まだ青い未熟果を収穫し、突き臼や粉砕機で砕き、
樽の中に貯蔵して2昼夜ほど発酵させます。
これを圧搾して「生渋」を取り出し、
生渋を静置して上澄みを採取したものを「一番渋」と呼びます。
また、生渋を搾ったときの絞りかすにはまだ多くの渋成分が残っているため、
これに水を加えてさらに発酵させ、圧搾して得られたものを「二番渋」と呼びます。
これらの液体を数年間保存して熟成させた後、使用することが多いそうです。
コロナ 抑える効果 柿渋の効能 コロナを無害化 タンニンとカキタンニンと柿渋
タンニンは植物に由来し、タンパク質・アルカロイド・金属イオンと反応し強く結合して難溶性の塩を形成する水溶性化合物の総称で、植物界に普遍的に存在しているそうです。
お茶やワインに含まれているというのはよく聞くところだと思います。
タンニンという名称は「革を鞣す(なめす)」(原料皮から不要なたんぱく質を除去する)
という意味の英語である “tan” に由来しています。
また、タンニンの収れん作用は粘膜からの分泌を抑える働きがあるので、
内服することによって止瀉作用や整腸作用があらわれます。
このためタンニンを含む植物には薬用植物として用いられるものが多いのです。
一方、カキタンニンを多量に含む柿渋ですが、
熟成によってカキタンニンと異なる性質も有するようになるそうです。
柿渋は優れもの 防虫・防腐の効果
柿渋は防虫効果・防腐効果・防水効果などを有します。
このうち防虫効果や防腐効果はカキタンニンに認められる効果です。
しかし、防水効果はタンニンのままでは認められず、渋柿が熟成する過程で糖分が発酵することで防水効果を生じるそうです。
柿渋は糖分を含んでいて吸湿性があり、空気中の水分を取り込んで発酵して固化する性質があります。
タンニンには皮を鞣す性質がありますが、柿渋は皮には浸透しないため、皮を鞣すのは困難だそうです。
柿渋の効能 コロナを無害化 古来より幅広く利用されてきた柿渋
ところで、日本ではどのように柿渋が使われていたのでしょうか?
私がまだ幼かった頃、魚を捕る網には木綿が使用されていることがありました。
その木綿の網に柿渋を塗ると強度が増し、防腐効果もあります。
柿渋は染め物にもよく使われています。
建築木材の表面に塗ることで防虫・防腐の効果を高めることもできます。
もう少し詳しく見てみましょう。
日本に仏教が伝来して以来、僧侶はさまざまな修行をするようになりました。
その究極の境地が即身仏になることです。
そのミイラ化した即身仏に、防腐剤として柿渋が湿布されていました。
また、前述のように水中で用いる魚網や釣り糸の防腐及び強度を増すことを目的として、
古くから用いられてきました。
さらに、木工品や木材建築の塗装の下地塗りにも用いられてきました。
塗料としての用途は近年では利用が少なくなっているようですが、
シックハウス症状を起こさない塗料として再評価されつつあるとのことです。
また、紙に塗って乾燥させると硬く頑丈になり防水機能も有するようになるため、
かつてはうちわや傘・紙衣の材料として用いられ、現在でも染色の型紙などの紙工芸の素材としても重宝されています。
コロナ 抑える効果 柿渋の効能 コロナを無害化 ウィルスに強い?柿渋
ところで、今回の新型コロナウィルスのほかにも柿渋がその効果を見せたウィルスがありました。
ノロウィルスです。
年々急増しているノロウィルス感染。
感染すると激しい嘔吐や下痢の症状が出て、その感染力も非常に強いことが知られています。
特に2015年に世界各国で猛威を振るったことは、まだ覚えてる人も多いでしょう。
ノロウィルスと新型コロナウィルス。
その感染予防法には大きな共通点があります。
①手洗いの重要性・・・15秒以上の手洗いの推奨
②消毒の重要性 ・・・手で触れるところの消毒を徹底
③マスク着用 ・・・ウィルスを体内に入れない対策
感染の仕方が似ているということではなく、あくまでその対策法に共通点があるのです。
対策として、これらの徹底が重要だということなのです。
そして、ここで威力を発揮したのがまさに「柿渋」だったのです。
この当時、柿渋を使った石鹸や消毒液が数多く発売されました。
出典 ためしてガッテン
コロナ 抑える効果 柿渋の効能 コロナを無害化 まとめ
こういうニュースがあると、早合点してせっせと柿を食べればいいと思う人もいるかもしれません。
しかし、甘い柿を食べるだけではその効果は期待できません。
くれぐれも買い占めなどの起らぬようにしてもらいたいものです。
謝った認識は、時として大きな危機を招くことがあります。
今回のように未知のウィルスへの対応となると、尚更です。
不安を煽る情報も多いため、個人個人が情報の取捨選択を正しく行い、
惑わされないように自己防衛する必要も出てきます。
巷に溢れかえる情報に一喜一憂することなく、日々地道な予防法を遂行する。
それが今私たちにできる、もっとも大切なことだと思います。
そして、「柿渋」が画期的な新型コロナウィルス撃退の突破口となり、収束へと導いてくれることを願うばかりです。
2020年9月16日(水)