淡路市東浦 本福寺 水御堂へお詣り 願いは届け! 新型コロナウイルス終息祈願に
本福寺水御堂へお詣り 新型コロナウイルス終息祈願 願いは届くかな
願いは届け! 本福寺水御堂へお詣り
世界中が、新型コロナウイルスの感染に怯えています。
ワクチンが開発されていないので、
感染しないことが大切です。
困ったときの、神様、仏様です。
ご先祖様と仏様にお詣りに来ました。
併せて、コロナウイルスの終息をお願いするために、
淡路の本福寺に来ました。
本福寺水御堂は、あわじ花へんろ第六番
「花の札所」にも指定されています。
5月~9月はスイレンの花が見ごろで、
6~7月は蓮の花が見事になります。
真言宗御室派 別格本山 本福寺
本福寺は、淡路市にある真言密教の寺院で
真言宗御室派の別格本山です。
平安時代後期に創建された寺院で、本尊の薬師如来像は、
淡路市の重要文化財に指定されています。
本福寺は淡路四国八十八ヶ所の第五十九番霊場となっています。
淡路四国八十八ヶ所巡りは、四国4県に至る八十八ヶ所巡りと
同じ効果があると言われています。
本福寺は井植家の菩提寺です
本福寺は、サンヨー電機の創業者、
井植歳男さんの井植家の菩提寺です。
井植家の菩提寺で、井植歳男さんが住職にした
「三洋電機が大きくなったら立派な寺にしてあげる」
という約束を息子である三洋電機元会長兼CEOの
井植敏さんが果たすため
安藤忠雄氏に依頼したようです。
【出典:楽園不動産】
しかし、井植歳男さんは約束を果たせないまま亡くなってしました。
そこで約束を引き継いだのが井植歳男さんの息子で
元三洋電機会長の井植敏さんでした。
願いは届け!コロナウイルス終息を願って
コロナウイルスの影響もあってか、
お墓参りに来ている方はおられません。
お墓参りも控える人からは、
お墓掃除や献花を代行してもらうリモート墓参りの依頼が
通常の二倍にまで膨れ上がっているそうです。
葬儀業界も異常事態が起きているようで、
遺体安置所には縦長の段ボールが並び、
棺桶や骨壺などの葬儀用品の在庫が不足しているようです。
これは、葬儀用品の多くが中国製ということが関係しているようです。
主流となる白や木目調の棺はすでに不足していて、
色や柄を問わずにかき集めている状態なんだそうです。
それでも足りない所では、
やむを得ず段ボールで対応しているとのことで、
関係者は半年ほどこの影響が続くとみているそうです。
【出典:テレ朝ニュース】
本福寺水御堂は安藤忠雄氏の設計
雑木林を抜けると、
正面に自立する大きな曲面の壁が現れました。
本福寺の見どころは、水御堂と呼ばれる本堂です。
1991年に建てられた鉄筋コンクリート造の寺院建築です。
寺を建て替えるにあたって相談したのが、
世界的建築家の安藤忠雄さんでした。
安藤忠雄さんにとっては
寺院の設計と建築は初めて経験となりました。
安藤忠雄さんは参考にするため、
全国各地の寺院建築を巡りました。
真言宗の研究を重ねました。
その結果、楕円形の円柱のコンクリートの構造物の上は、
巨大な水盤が載せられています。
水御堂は安藤忠雄さんにお願いして、
予算4億円の予算で建てられました。
権力の象徴である大屋根がなく、
替わりに蓮の花が咲く水盤があり、
その中へ入る構造になっています。
水御堂は第34回建築業協会賞(BCS賞)を受賞しています。
BCS賞とは日本国内の優秀な建築作品に贈られる賞です。
BSC賞を受賞した建物は神戸近辺で言うと、
ポートタワーや、オリエンタルホテル、
兵庫県立美術館、梅田スカイビル、グランフロント大阪、
淡路夢舞台などがあります。
水御堂から大阪湾を一望
水御堂は淡路島北東部の大阪湾を
一望できる小高い丘に建てられており、
鉄筋コンクリート造円形型をした蓮池の下に
本堂があるというユニークな構造になっています。
本福寺水御堂へ 新型コロナウイルス終息祈願 願いは届け!
水御堂は有料になっています。
以前は無料でした。大人一人400円です。
先ほど、お墓の草むしりをしていた方が、
私たちが水御堂へ向かっていることを確認すると
大急ぎで、水御堂の入り口に現れて、
入場券の販売係りになっていました。
参拝者は誰もいません。
係りの人に、参拝者は少ないのですかと、尋ねたら
「コロナウイルスの影響なのか、さっぱりです」とのことでした。
参拝者はいません
京都新聞社の記事でも、
参拝客が少ないという記事がありました。
法要も、コロナ対策の為中止にしたり、
出席人数を縮小したりといったことが増えているようで、
住職の方も悩んでいるそうです。
それも、厚生労働省から、換気の悪い密閉空間や、
多くの人が密集するような場所を避けるように
という情報が流れているからでしょうか。
【出典:京都新聞】
水御堂の内部は、撮影禁止です。
中の写真は写せていません。
2020年3月20日(金祝)