おしゃれな食器 食器の不思議 お気に入りの古伊万里のお皿を使って食事

投稿No:8521

おしゃれな食器、食器の不思議を考える。 

おしゃれな食器 食器の不思議

洲本市の淡路レトロで買ってきた古伊万里のお皿は

奥さんのお気に入りの食器になりました。

古伊万里の食器の絵柄は、おしゃれです。

古伊万里の食器は不思議な力を持っています。

使う人の心を弾ませる、不思議な力を持っています。

この古伊万里の食器に料理を盛り付けたいと張り切っています。

テレビで、なんでも鑑定団をよく見ていますが、

絵皿の評価には丁寧に絵付けをしているかどうかが評価基準になっています。

今日の古伊万里を、改めて手に取ってみると、

細かい絵付けをしていることがわかります。

染付は、呉須の染付です。

細い筆で一本一本線を描き、

何枚もの皿を、見た目には同じように仕上げていくのですから、相当な根気です。

おしゃれな食器使う呉須とは

呉須とは、焼物の染付に用いる、コバルト化合物を含む鉱物の名です。

また、呉須焼の略称でもあります。名称の由来は不明です。

原石は黒ずんだ青緑色をしています。

粉末にし,水に溶いて磁器に文様を描き、

上に釉 (うわぐすり) をかけて焼くと藍色に発色します。

近年は人造呉須も用いられています。

呉須は陶磁器顔料のなかで最も多く使用される顔料です。

日本では16世紀に美濃焼(みのやき)でコバルト呈色の染付が行われました。

盛行するのは17世紀になってからで、

伊万里焼が中国製の呉須を入手して染付を焼造してからです。

[矢部良明]

【出典:コトバンク

おしゃれな食器 食器の不思議

昔の食器を手に入れた時、食器の不思議さを感じます。

この食器は、いつ頃、どんな人が作ったのだろうか、

この食器は、までにどんな方が使っていたのだろうか、

この食器が使われていた家は、どのような暮らしをしていたのだろうか、

このように、食器がたどって来た道のりを考えると、

食器の不思議さに、沢山の想像が湧いてきます。

おしゃれな食器は大事にされている 

城下町に行くと、骨董屋さんにはその土地の、

昔の侍や町人が使っていたと思われる、

骨董品が流通しています。

おしゃれな食器は、骨董屋さんに集まってきて、

捨てられることなく、大事に扱われています。

今日の古伊万里は、これまで何人もの人が食器として使っていたと推測します。

このお皿を手に取って、食事をした人、

食事を作った人、食事を運んだ人、

想像するだけで何人もの、何世代の人たちがこの器を使って、

様々な生活をしていたように想像が膨らんできます。

おしゃれな食器の色と効果

呉須の青色の絵皿は、

料理を盛り付けても料理の彩を抑えるほどの華やかさはないので、

盛り付けた料理が美しく見えてきます。

青色の食器は心が落ち着いてきます。

赤絵の染付は、お皿の方が目立って、

料理の彩色の方が隠れてしまいます。

呉須の青色の絵皿に、おでんを盛り付けてみました。

卵も厚揚げも大根も、ちゃんと存在がはっきり見えています。

赤絵のお皿に盛り付けたホウレンソウは、

赤絵の方に目が奪われて、

ホウレンソウの美しさは引き立っていません。

やはり、料理を美しく見せるには、呉須の青絵です。

赤一色の食器だと、食欲を押さえ、塩味などの味付けも薄く感じます。

強い赤はダイエットに向いており、赤系の色を使なら、

ピンクに近い薄めの色、または絵柄に赤が少し入っているものがよいそうです。

おしゃれな食器 陶器も良いけど、漆器もね

陶器の食器に比べ、熱いものには漆器のお椀が向いています。

寒い冬には、奥さんは粕汁をよく作ります。

粕汁が熱くても、漆器のお椀なら、手に持っても熱さは感じません。

かす汁は、沢山の野菜を使うので、

栄養のバランスとしてとてもいいそうです。

見栄えも優れています。

減塩には、醤油スプレー

テレビ報道で見た減塩の為のしょうゆスプレーを使っています。

ためしてガッテンで減塩の為の醤油スプレーを紹介する番組の後、

あちらこちらの店に立ち寄ってみると、

醤油スプレーが在庫切れしているお店ばかりでした。

この醤油スプレーは、神戸で買えなかったので沖縄で買ったものです。

通販で買った1000円以上もする醤油スプレーよりも、

100円ショップで買った醤油スプレーの方が、使い勝手が良かったです。

おしゃれな食器 透明の食器

イチゴの盛り付けは、陶器でなく、ガラスの器にしました。

このほうがイチゴの色彩が美しく、おしゃれに見えるからです。

ガラスの食器は氷のイメージがあって、見た目が冷たく感じます。

イチゴのような、彩りがはっきりしている果物には、ガラスの食器が似合います。

おしゃれな食器 白地の食器

奥さんは、淡路の庭に出来た、パッションフルーツを収穫して、

パッションフルーツゼリーを作りました。

パッションフルーツゼリーを作る励みとなっているのは、

孫がパッションフルーツゼリーが大好きで、作って届けると、大喜びするからです。

パッションフルーツゼリーは白地の皿が良く似合います。

食器の不思議 食欲に反映する食器の色

食器の色は食欲を増進させたり減退させたりする力があります。

よく言われているのは、暖色系、淡い色は食欲が増すそうです。

反対に、寒色系や濃い色は、食欲が減退するといわれています。

白い食器で統一するとオシャレに感じることもありますが、

豆腐やクリームシチューのような白い食材の場合は、

白い食器は向きません。

食器の不思議 黄色の食器

黄色は暖色系の代表で、食欲を増進させます。

高揚させる色なので、卵の黄身、カレー、バナナ、菜の花などに合いますが、

落ち着きや高級感がやや出にくいので、難しい色でもあります。

食器の不思議 茶色の食器

大地の色や実りの秋の色で、食器に適した色ですが、刺身などを盛ると、

鮮度が悪いように感じてしまいます。

【出典:ウルトラバイヤー

おしゃれな食器 古伊万里の食器

新しい器の古伊万里のお皿とお椀が我が家に入ってきたので、

奥さんからこのお皿に料理を盛り付けて、

写真を撮ってブログに紹介してほしいと頼まれました。

今日の夕食を並べてみると多彩で、なかなか彩りのいい食器と、

料理の盛り付けになりました。

食は器で食べるといいますが、

気に入った食器を使って好きな料理を盛り付けると、

食事が楽しくなります。

目指しをあぶって古伊万里のお皿に載せています。

これは、カルシウムの補給の為です。

食器の不思議 網目模様

食器の不思議を感じるのは、食器の縁起担ぎです。

網目の模様の食器は、昔から縁起が良いといわれています。

ご飯を盛り付けている茶碗には網目の模様が描かれています。

網目の模様は、投網を意味しています。

投網で獲物をからみ取るとか、財宝を沢山収穫する網目の模様は、

昔から財を増やすという意味を込めて描かれています。

さらに、長寿につながるという説もあります。

食器の文様は身近な自然や生活の中から題材をとることが多くあり、

網目文様もその一つです。

網目紋はふだん使いとして飽きの来ない文様ですが、

じつは縁起がよいとされる吉祥文でもあります。

同じ文様をくり返すところから「連続するもの」

「永遠に続くもの」の意味を読みとります。

「網」は福を「からめとる」「すくいとる」ものとして

商売の世界では昔から喜ばれました。

また、根拠のない迷信ですが、網目のお茶碗でごはんを食べると

中風(ちゅうぶ)にならないという言い伝えも残っています。

よくできた網目文様は、食器の内側と外側の網の糸がぴったり合っていて、

器の底まで細かく網目が描いてあります。

こういう仕事を見ますと職人さんの

「どうだ」という声が聞こえてくる思いですが、値段は張ります。

同じ網目文様でも値段に差があるのは、仕事の細かさにもあるのです。

【出典:うつわのみせ大文字

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                                2020年1月30日(木)