そごう神戸店の閉店 阪急神戸店の開店 そごう神戸店の栄枯盛衰

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そごう神戸店の閉店 神戸阪急に屋号変更

そごう神戸店 閉店

阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは16日、そごう神戸店(神戸市中央区)から屋号を変更して、新たに「神戸阪急」の屋号での営業を10月5日から始めると発表しました。

そごう神戸店は9月30日で営業を終え、新規営業に必要なレジシステムの変更などで4日間休業します。

そごう神戸店が9月30日をもって、閉店することになったので、売りつくしセールが始まっています。

新しい名称は、神戸阪急です。神戸阪急の名称になれば、誕生記念セールが期待できます。

そごう神戸店閉店までの流れ

1995年阪神・淡路大震災に被災したことがそごう破綻の遠因となりました。

三宮地区の大型商業施設であるそごう神戸店、ダイエー三宮店、国際会館は建て替えるまで販売活動は休止していました。

そごう神戸店の取り壊し工事は外からでも見えました。

再建のために、罹災した建物はすべて撤去され、更地にしたあと、新しいビルが建てられました。

その間、休業していたので、そごうの震災による被害は甚大でした。

そごう神戸店の競争優位は 大丸神戸店の経営戦略に逆転負け

そごう神戸店は1933年に開業した老舗のデパートです。

神戸市三宮の駅前の好立地に位置し、売上高はピーク時に年間約1500億円までありました。

そごう神戸店は従来型の規模の拡大、大型店で客を集める手法でした。

水島社長はそごう神戸店で得た利益を、そごうの他の店舗拡大の原資に使うので、神戸そごうの店舗は旧態のままで、神戸市民への利益還元策はありませんでした。

それに対して、ライバルの大丸神戸店は、店舗の周辺の神戸的な古い文化を持つビルを、ブランドショップにして、元町の神戸らしいハイカラ文化のショッピングゾーンを形成して、そごうとの差別化に成功しています。

大丸に水をあけられて売上高も直近ではピーク時の半分まで落ち込んでいきました。

そごう神戸は、地域の一番店で、そごうの店舗の中でも直営店舗で、販売は稼ぎ頭でした。

それでも、そごう全体を支え切れず、2000年には、とうとうそごうは経営破綻してしまいました。

そごう経営破綻後

2016年には、セブン&アイ・ホールディングス(そごう・西武の親会社)とエイチ・ツー・オー リテイリング(H2O、阪急阪神東宝グループ)の業務資本提携に合わせ、西武高槻店共々、運営がH2O傘下のエイチ・ツー・オーアセットマネジメントに移管されました。

当面はそごうの店舗として運営されていましたが、グループ内事業再編に伴い、運営母体が2019年(令和元年)10月1日付で阪急阪神百貨店に移管され、同日付で屋号を「神戸阪急」とすることが2018年9月27日にH2Oから発表されていました。

出典 ウィキペディア(Wikipedia)

そごう神戸から神戸阪急になると

神戸阪急としてあらたに開業するに際して、これまでの館内も改装する予定です。

計画では、9階の催事場を3割増の約1300平方メートルに広げ、2階と3階に実演販売などを行う「パティオステージ」をそれぞれ新設予定です。

2階北側の入り口前広場は、床材や植栽を入れ替え「グランパティオ」として刷新します。

営業開始の10月5日は、神戸出身の女優浅野ゆう子さんのトークショーがあるほか、催事場で北海道物産展を開く予定です。

そごうカードのポイントは同日から使えなくなります。使うなら9月中です。

神戸阪急のポイントカードは9月以降、申し込みを受け付ける予定で、すでにカードを作りました。

出典 神戸新聞Next ひょうご経済 2018.09.27

三宮は都市開発が遅れていました

神戸は阪神淡路大震災の被害が甚大だったため、他の都市に比べると再開発が遅れています。

最近になって、再開発が始まりました。

先ず、JR三宮駅の再開発です。

ターミナルビルは取り壊しが進んでいます。

そごう神戸は神戸のメインストリートであるフラワーロードと国道2号の三宮交差点に位置する重要な拠点です。

そごう神戸店は地下では阪神神戸三宮駅改札口があり、地上ではJR宮駅とペデストリアンデッで直結している好立地です。

ここを拠点にすれば、神戸大丸との競争に挽回の可能が残っています。

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2019年9月14日(土)