博士の学位取得祝 大阪市立大学より博士号 京都旬席鈴江で博士の学位祝い まとめ
博士の学位取得祝 おかげさまで博士の学位取得と誕生日のお祝いをしていただきました。博士の学位記の前で記念写真 博士の学位取得は、「家族のお陰」です。(1)
博士の学位取得祝 おかげさまで博士号
おかげさまで、大阪市立大学より博士の学位取得しました。
おかげさまで博士号の取得祝いを家族でしました。
博士の学位記の前で記念写真と撮り、博士の学位取得は、家族のお陰と感謝しています。
5月の新緑に、爽やかな風が吹く頃、松葉博雄の家族は、京都市左京区岡崎の平安神宮の鳥居前に集合です。
辺りは、日は傾いて夕刻になり、風も涼しくなっているころ、申し合わせた通り、平安神宮の鳥居の前に、順次集まって来ています。
Uくんのお父さんは、京都大学の大学病院から自転車で駆け付けてくれました。
着いたそのとき、「あぁ、間に合って良かった」と、自転車のペダルを一生懸命こいだ熱意が伝わってきます。
参加者全員が集まると、今日の「旬席 鈴江」にぞろぞろ歩いて進みます。
川の流れは、サラサラと流れ、川の底には、砂地なので、これだとホタルも住んでいそうです。
「旬席 鈴江」の入り口には、水を打ち、客を受け入れる、店主の気配りが伺えます。
娘夫婦も 同時に 博士号修得
今夜の宴は、おかげさまで、松葉博雄の博士の学位取得のお祝いの会です。
博士号の習得は、私と、娘と、娘婿の3人が一緒の年に授与されたのです。
親子3人が、同じ年に博士になったことは、実にめでたい事です。
Uくんのお父さんは、松葉博雄の博士の学位記をUくんに見せて、Uくんにも、博士号にあやかるように、期待しています。
家族へお礼の言葉
「旬席 鈴江」で、乾杯の前に、松葉博雄は、家族の皆さんに、おかげさまで、これまで協力と支援のお礼の挨拶をします。
さらに、松葉博雄の誕生日のお祝いを頂いたことと、ホテルを用意してくれて、今夜の祝宴を開いてくれたことのお礼を、おかげさまでと、皆さんに言いました。Uくんまで参加してくれて、嬉しく思います。
Uくんが、会席中に泣かなければ、いざというときのマルで「いざマルくん」になります。おかげさまで、U君は泣きませんでした。
博士の学位取得と誕生日のお祝いの食事会(2)
旬席 鈴江の料理
皆さんに、博士の学位記を見てもらって、これから本格的に料理コースに入ります。
後から書くのですから、何が出て、何が美味しくて、何に感動したのか、写真を見ながら思い出しながら書いています。
確か最初には、兵庫県三田市の「蓴菜( じゅんさい )」と淡路の「ウニ」を使った小鉢で、つるんとした喉越しで冷たい食感でした。
蓴菜( じゅんさい )は、大阪地方では、「あいつは、蓴菜( じゅんさい )な奴や。」と言われるように、中々上手く世渡りをする人のことでもあり、喉越しも、引っかからずにすり抜けていくような滑らかな調子です。
お刺身は、淡路の由良から届いたといわれる、鯛の刺身です。
最初に、出てきたときは、刺身の上には木の葉がドレスアップとして載っています。
木の葉をそっと取り去ると、その下に身の引き締まった、艶のある、初夏の美味しい鯛の刺身が現れます。
Uくんは、離乳食に進んでいるので、小さくして食べられるものはあげてみます。
鯛の煮物は箸で砕いて、小さくして、骨が入っていないかよくよく注意して、そしてお口にそっと持っていくと、開けゴマのように、自然に条件反射のように、Uくんの口が開いてきます。
「こんなに幼い時から、京都の料亭の美味しい料理で育っても、大丈夫かな?ずっと続くのは大変やで」と周りから、ツッコミが入ります。
料理人さんは、若い人ばかりです。ちょっと声をかけてみます。
「将来、独立するつもりで修行しておられるのですか?」と尋ねると、「ええそうです。」
「だったら、味は親方が教えてくれるのですか?」それが、「味は、教えてもらえるものではなくて、自分で盗むんです。
自分で、確かめながら作っていくんです。」ということです。
シーズンとしては終わりの頃ですが、竹の子ととり貝のあぶり焼きです。
「旬席」と言われるとおり、「鈴江」では季節の食材を生かして、料理長が素材の持つ旨さを引き出す料理を作ってきます。
竹の子の場合は、炭火で焼いて、若竹の延びるような、青臭いような、地の匂いのするような、大地を突き抜ける若い新芽のような、えもいえぬ季節感を演出してくれます。
旬席鈴江のオーナー料理長 鈴江 四史人さん
旬席の料理も、序の席から中の席に進み、そろそろ今日一番の料理が出てくる頃、旬席鈴江のオーナー料理長 鈴江 四史人さんが登場です。
早速、松葉博雄は、鈴江 四史人料理長さんへ質問をしていきます。
「この道、何年ですか?」
「15の時からはじめて、30年以上になります。」
アワビの味付けはとても美味しくて、この味付けがどうしたのか気になりました。
「味は、どのようにして覚えていくのですか?」
「親方や、先輩たちが作ったお料理を、ちょっと味を利いてみて、そこから記憶に残していきます。
でも、仕事の途中でメモを取ることは許されず、時間がたったら忘れてしまうので、ちょっとの時間でもあれば、大慌てで、メモに書いて、忘れないようにしてきました」
話の盛り上がり中にでてきたお寿司は、冷凍ものではない生のマグロのにぎりと、まぐろを炙り焼きしたにぎりです。
料理長に、食材についてどこの産地で、どのように料理したかを聞きながら食べています。
「昔の、修行の時代は、親方があちらこちらに、手伝いに行くように指示があり、忙しい宴席の準備で、たった2時間くらいしか寝られないときがあり、料理服を着たまま、布団を入れている押入れの中で寝たこともあります。」と料理長。
だんだん話が、熱を帯びてきて、核心に触れてきて、どのように自分の味を作っていくのか、修行したことがどのように料理の形に現れてくるのかなど、話は尽きません。
話を聞きながらも、次々出てくる旬の食材を使った料理に舌鼓を打ち、お寿司をつまみ、ビールを飲みながら、感動的な話に聞き入っています。
京都の料亭は、一見さんをお断りしている店が多くあります。
大抵は、紹介から始まります。
「旬席 鈴江」も広告はしていません。
ほとんどのお客様は、常連さんか、お客様の紹介です。
壁にかかっている絵は、岡山県の画人、小野竹喬画伯の絵でしょうか?目に留まりました。
博士号修博士の学位取得と誕生日のお祝いの食事(3)
昨夜の「旬席 鈴江」で季節の食材を使った、すばらしい京料理を頂き、子ども達からはお誕生日と、博士号取得のお祝いをしてもらい、大変美味しいお酒をいただきました。
ホテルの宿泊についている朝食は、「HYATT REGENCY KYOTO(ハイアットリージェンシー京都)」のロビー階にある、「THE GRIL」での朝ご飯です。
驚いたことに、和食は特別注文だそうです。今注文して、25分かかるそうです。
洋食のバイキングだと、すぐ好きな量をお皿にとってきて、食べられます。呈のいい和食お断りです。
あきらめて、食べられそうなお料理を選んで、テーブルに持ち帰って、残念な気持ちで食べていると、ボーイさんが和食を持ってきてくれました。
25分、かかりませんでした。
松葉博雄は、和食を食べていますが、奥さんは既にバイキングで朝食を済ませてしまっていたので、せっかく届いた和食サービスを食べ切れませんでした。