猪鍋の味付け担当は、今シーズン(2008~2009年)神戸でも、沖縄でも、たびたび味付けをしています。味の決め手は、味噌の塩具合です。辛すぎても、甘すぎても美味しくありません。
松葉博雄の奥さんの知人が、四国から猪の肉を送ってくれました。今年の猪は、例年に比べてやや痩せていて、牡丹と言われる白身が少ないようです。
何軒かお裾分けをするつもりなので、普通の鍋では出汁が足りないと考え、ラーメン屋さんが使うような、寸胴鍋で味噌煮込みを作っていきました。
昆布で出汁を取って、味噌を溶かして、何種類かの味噌を合わせました。
もちろん、みりん、お酒、砂糖なども入れました。
猪肉を入れて、野菜類の中で時間が掛かる大根、人参、ゴボウは、最初から煮込んでいきます。
鍋の表面に浮かんでくるあく取りをこまめにして、血管に脂が詰まらないように、注意をしておきます。
鍋の蓋が沸騰して吹き出すほど煮たてると、すぐに食べられる野菜や豆腐を入れます。
間もなくすると、猪鍋が食べられるように出来上がりました。何件かのお家にお裾分けするように、別の鍋に取り置きをしておいて、これから松葉博雄は頂きます。寒い日に、体が温まる猪鍋にビールは、最高でした。
2009年1月15日(木)