自民党のリスク管理が問われています。西日本豪雨の為、明石海峡大橋は1998年の開通以来、初めて二日間通行止めになりました。
投稿No:7869
西日本の集中豪雨の為、淡路島への流通は二日に渡りストップしました。食料品の物流が止まり、スーパーマーケットでは品薄状態となりました。
明石海峡大橋は昨夜からの大雨のため通行止めになりました。
写真出典 朝日新聞デジタルより
明石海峡大橋が通行止めになる前日の7月5日夜、衆議院赤坂宿舎で安倍晋三首相を迎えて「自民亭」は開かれていました。
その様子は自民亭に参加していたFB友達の或る国会議員からの投稿があったので、私も写真を見ました。
自民党称賛の記事でした。
楽し気な宴会の様子”がSNSでアップされていました。
西日本豪雨は淡路島にも翌日影響が出ました。
7月6日金曜日の朝、いつものように淡路ICから神戸に向かって高速道路に入ろうとすると、通行止めの表示が出ています。
インターの入り口には、トラックや乗用車が行列を作り、開通を待っていました。
以前、明石海峡大橋が止まったのは雪が降ったときの事です。
2014年2月14日の事でした。ここから回想ブログです。
明石海峡大橋が通行止めになると、フェリーボートも廃線になっているので、淡路島の淡路市は陸の孤島状態です。
2014年2月14日
明石海峡大橋は、雪のために閉鎖が続いています。
通行止めが解除されるまで、待つしかありません。
そういう訳で、お昼は、大磯の「喫茶店 ROUTE28(ルート28)」で頂きます。
社員研修の時に見た、ワンちゃんの置物が、今日も目を引いています。
お昼時ですが、大雪のためお店のお客様はまばらです。
やはり、国道筋のお店は、車の交通量が少なくなれば、お客様の人数に反映されています。
静かな喫茶店で、お昼ご飯を選びます。
私は焼き肉定食にしました。奥さんは、チゲ鍋にしました。
前回の社員研修の時、ここでお昼ご飯を頂いた事を思い出します。
今日の新聞記事は、ソチオリンピックで金メダルを獲得した、フィギュアスケートの羽生結弦選手のことが、トップ記事です。
奥さんの選んだ、冬限定の豆腐と卵のチゲ鍋は、熱々で、急いで食べると舌が火傷しそうです。
一日に卵を1個以上食べると、コレステロール値が上がる心配があるので、
奥さんの卵は私に回ってきました。
私にも、同じ事が言えるので、卵の食べ過ぎは避けたいところです。
焼き肉定食は、卵のお汁と、サラダ、キムチ、韓国海苔がセットになっています。
ごまをかけているので、食べやすくなっています。
昼食を食べながら、iPadを取り出し、明石海峡大橋の交通情報を確認してみると、お昼頃もまだ明石海峡大橋の通行止めは続いていました。
喫茶店 ROUTE28(ルート28)での昼食後、ちょっと近くの山に、奥さんを車に残して一人で登ってみました。
国道から「売り地」の看板が見えて、おや?と思ったからです。
大磯の丘陵地は、雪景色です。
山の中腹の高速道路は、通行止めのようです。
走っているといえば、車の上に緊急灯をつけた、道路保全用の車だけです。
ここまでが前回の明石海峡大橋通行止めの過去ブログです。
2014年2月14日(金)
あのときは何時間か待てば、明石海峡大橋は開通しました。
今日の2018年7月6日金曜日の閉鎖は長引きそうです。
行列に並んで開通を待つのはやめて、一旦松葉庵に戻りました。
テレビを見て情報を収集すると、西日本を中心に豪雨が続き、地域によっては被害が出始めていました。
一番の被害は、交通機関への影響です。
先日の大阪府北部地震の時も、交通機関に影響が出ました。
地震を教訓にして、社内の連絡網を整備するようにしました。
社長の私が出社できないとなれば、出社出来る幹部社員の皆さんに、現場指揮をお願いすることになります。
一人一人の通勤状況は、現時点では分かりません。
交通機関が利用出来なければ、自宅待機になります。
松葉庵から明石海峡大橋が見えるので、開通すれば車の動きですぐに分かります。
状況は、なかなか開通しそうもありません。
普段、台風による強風の時でさえ、滅多に通行止めにならない明石海峡大橋ですが、今回のような連続雨量が規制値を超えたことによる通行止めは、1998年の開通以来初めてだったようです。
大雨などの異常気象時に、土砂崩れや落石などの災害からドライバーを守る為、過去の記録などから事故発生が予想される箇所について、あらかじめ連続降雨量を基準として定められています。
その基準を超えた場合、災害が起こる前に通行止めなど道路の交通期制が行われます。
連続降雨量とは、雨の強さにかかわらず、降り続いた雨量が定められた量に達した時を指します。
いつ頃から明石海峡大橋が開通するのか、状況を把握する為に、明石海峡大橋の観光案内がある海峡公園に行ってみました。
ここで開通はいつになるのか尋ねても、案内所では開通の情報は分からないそうです。
仕方がないのでまた松葉庵に戻り、橋が動くかどうか状況を見ていましたが、とうとう6日金曜日は一日中閉鎖でした。
翌7月7日土曜日も通行止めは続いています。
大雨なので、外に出るのも危険です。
じっと開通を待ち続けているうちに、夕方が過ぎ、夜になりました。
夜の8時半を過ぎた頃、明石海峡大橋を点検する車の明かりが増え、その後通行止めが解除されました。
夜の10時を前にやっと淡路ICに入る事ができ、明石海峡大橋を渡ることができました。
阪神高速も途中、閉鎖箇所があり、一部は地道を通って、家に辿り着いたのは11時を過ぎていました。
明石海峡大橋が開通して初めての2日間に渡る通行止めなので、とても珍しい経験をさせてもらいました。
2018年7月7日(土)