淡路市大磯地区は、5月の新緑の頃、町内の清掃大会があります。欠席のペナルティは3000円です。
淡路フェリーボートが大磯港と須磨港を就航していた頃、大磯地区は三洋電機から販売されました。
毎年、5月の中旬になると、淡路市大磯の住宅地域は、町内会主催の清掃の日が行われます。
この清掃の日に参加しなければ、ペナルティとして、大磯町内会へ3000円の清掃協力費を支払う決まりになっています。
雑草、ゴミ、不要品などを放置していると、近隣に迷惑がかかるので、毎年清掃日には清掃に参加しています。
清掃のために大磯に来てみると、冬の寒さで葉っぱが枯れていた芭蕉の茎から、新しい葉が伸びてきています。
芭蕉の葉は、遠目で見ると、バナナの葉にそっくりです。
しかし、バナナの葉と芭蕉の葉は、はっきりとした違いがあります。
芭蕉の葉の裏にはありませんが、バナナの葉の裏には、白い粉のようなものが付着しています。
大磯港では、海鳥が住み着いて、特に海鵜が段々と生息数を増やしています。
海鵜が増えるのは、天敵が居ないからです。
海鵜が増えると、大磯港の湾内の小魚は、海鵜にとって格好の餌になっています。
蘇鉄(ソテツ)の葉は、毎年古い葉を切り払って、新芽が出るように整えています。
40年程前、わずか100円で買ってきた蘇鉄の苗は、立派に成長して、庭に南国風の風格が出てきました。
大磯港の周りは、昔は新興住宅地でしたが、40年程前に三洋電機の子会社から売り出されたときに買った方は、皆さん高齢になり、この地域も若い人が少なくなりました。
昔、この新興住宅地を買った方は、ここなら毎日でも海釣りが出来ると喜んでいた釣りの好きな方が多かったのですが、最近の若い方は、釣りが好きな方は少なくなったようで、地元の人が大磯港で釣りをしている姿はめっきり少なくなりました。
昨年の夏に、三つ葉の種を、梅の木の下に蒔いて様子を見ていると、今年の春には沢山の新芽が出ています。
一度三つ葉の根がつくと、何度でも収獲できるようになります。
冬の寒さで枯れた葉っぱで取り払い、近隣から飛んできたゴミを拾い集め、鳩の死骸や羽根を拾い集めると、庭はすっかり綺麗になりました。
新緑の頃に、町内会主催の清掃の日が決まっているので、毎年決まったように清掃をしていますが、これも段々と体力の低下でしんどくなりそうです。
清掃が終わると、次の休みの時には庭の木に肥料をあげる予定です。