香川県立琴林公園の津田の松原を散歩しました。
津田の松原からみる、瀬戸内海の島は、春霞みにぼんやりと霞んでいます。
松原うどんを食べた後は、腹ごなしの散歩です。
奧さんと一緒に歩くのは、津田の石清水八幡宮の境内です。
石清水八幡宮と言えば、京都の山城国 石清水八幡宮の分霊をお祀りしています。
お祀りしているのは、誉田別命、息長帯姫命、玉姫命という難しい方です。
三月に入って、一月・二月の厳しい寒さは収まり、春の訪れを感じる気持ちの良い外気です。
世間では、奧さんと一緒にいても、あまり話す話題がないという男性がいるようですが、うちの場合は、ドライブしていても、食事をしていても、散歩をしていても、話す話題に事欠きません。
特に、奧さんは、先ほどはあの話しをしていたのに、いつの間にか途中からこの話しになったり、この話しかと思ったら、また変わってあちらの話しになっている事が多く、よほど気を付けて聞いておかないと、話しについていけない事があります。
例えば、今はトランプ大統領の話をしているのかと思えば、いつの間にか東京都の築地市場の話しに変わっていたり、築地市場の小池さんや、石原さんの話しかと思っていたら、いつの間にか、森友学園の話しに変わっているようなものです。
それにしても、森友学園の篭池理事長の件は、奥が深いようで、一般に融通が利かない国家公務員や地方公務員の担当者は、陳情者の要望通りに事が進んでいるので、驚きます。
こんなに思うように事が進んでいるなら、私も要望書を書いて、あちらこちらに要望を出したいものです。
そんな話しをしている内に、石清水八幡宮の対面の海岸沿いには、御神輿を置く御輿台が見えました。
前回来た時、御輿台の近くに、煙草の吸い殻が沢山あったので、ここにどうしてこんなに沢山タバコの吸い殻があるのか不審に思っていました。
今考えると、きっとあの頃、神社のお祭りがあって、御神輿を担いだ人達が、ここで御輿台に御神輿を安置したとき、タバコを吸って、休憩をしたのではないかと思います。
3月の春霞みで、瀬戸内海の向こうの方の島までは、霞んでいて、はっきりと見えませんが、向こう側には沢山の島が見えます。
松原というだけあって、浜辺には沢山の松が生い茂っています。
600年を越えるほどの巨木も茂っていて、風格があります。
津田の松原の樹齢600年の根上がり松の中で、旧大黒天松は、台風で倒れたようです。
松の木は、苗の時はまっすぐ茂っていても、海岸に吹き上げる風に押されて、次第に松の枝の形が変わるようです。
奧さんと次はどこに行こうかと相談しても、奧さんはあまり乗り気はないので、もう地道を通って、淡路島のほうに帰る事にします。
今日の奧さんは、元気がありません。
どうして元気がないのか、尋ねてみても、これといって身体的な疲れではないようで、そうなると、春の物憂げな気持ちになったのでしょうか?