2ヶ月和食を食べていないと、食べたくなるのは、卵かけご飯でした。

南インドに行き、熱中症のような症状で、記憶がゆっくりと消えていく、そんな死に方をしたいと思う人がいます。 社長ブログ淡路/片山正喜さんご来訪/朝食/新鮮卵かけご飯

沖縄の友人の片山正喜さんが、2ヶ月のオーストラリア旅行から帰ってきて、

帰国すると何が食べたいですか、と奥さんが片山正喜さんにリクエストをお尋ねすると、

片山正喜さんの希望はなんと、卵かけご飯でした。

それならお安い御用です。と、奥さんは、産みたての卵を用意して、

熱々のご飯を炊いて、朝食となりました。

松葉博雄が用意したのは、干しガレイの燻製です。

これも、お魚が食べたいという片山正喜さんからのリクエストの一つです。

2ヶ月間オーストラリアを車で移動していると、日本食を食べる機会が殆どありません。

現地の人達が食べているパンを中心とした食事は、量は多くても、味の期待はできなかったそうです。

片山正喜さんの理想的な終活は、

一人で南インドに行って、旅をしながら、いつか熱射病のようになり、記憶も朦朧としていく内に、眠るように死んでいく事だそうです。

この考えは、真夏の沖縄でヤンバル地方の林の中を彷徨っている内に、

意識が朦朧として、しばらく昏睡していた経験が、こんな死に方をしたいという、願望に変わったそうです。

卵かけご飯を作るには、まずは卵を割って、お醤油をかけて、卵をかき混ぜます。

この時、新鮮な栄養状態の良い卵だと、卵の色が生き生きとしています。

今朝の卵はそうで、卵の殻を割ってみると、新鮮な卵に驚きました。

味噌汁は、淡路産の玉葱を使っています。

いりこだしで味を出して、上等な味噌を使っているので、片山正喜さんは、味噌汁にも感嘆の驚きが出ていました。

広島の墓参りの時に買ってきたお土産も、今朝の朝食に出ています。

それは、広島菜です。

広島菜を買うときは、常温の広島菜と、クール便の広島菜がありますが、

塩分が少ないのは、長持ちするように考えていないクール便の広島菜です。

高齢になると、毎日のように食べておいた方が良いのは、小魚やカルシウムの多いちりめんです。

今朝もめざしを焼いて、ちりめんを洗って、ご飯と一緒に頂いています。

片山正喜さんは、沖縄に帰ると一人住まいなので、手の込んだ朝食は食べていないようです。

オーストラリアから帰国して、沖縄に帰るまでの神戸での数日間は、

我が家での奥さんの手料理が、オーストラリアと沖縄の生活の中間に位置する食事になります。

この数日ですっかり和食に戻り、体重も増えたようです。

朝食のあとはデザートで、竹原で買ったぶどうです。

ちゃんと、コーヒーも用意しています。

松葉博雄も海外旅行が好きでしたが、今となっては、

食べ物が違う、時差がある、移動が大変な海外旅行に行きたいという気持ちは、すっかり萎えてしまっています。