道の駅たけはらの穴子は、炭火焼きにすると上等な穴子です。
炭火を使って焼くときは、火の力、網との距離、酸素の取り入れ、炭の量など、経験と修業が必要です。 社長ブログ淡路/穴子炭火焼き/片山正喜さんご来訪
竹原の、道の駅たけはらで買ってきた穴子を、自宅で炭火焼きにします。
炭火を作るのは、当初、片山正喜さんが担当してくれると言っていましたが、
暑いので、冷たい梅酒をコップに入れて出したところ、薄い梅酒なのに、片山正喜さんは酔っ払って寝てしまいました。
そこで、松葉博雄が炭火をおこす係をしながら、穴子も焼きます。
奧さんからは、穴子にタレを付けずに白子焼きにして、焼き上がった後にハケで穴子にタレを塗って欲しいという要望がありました。
しかし、どこにハケがあるのですか?ハケなんかどこを探してもありません。
なので、タレに直接漬けて、焼く事にしました。
その穴子のタレも、調整したのは私です。
醤油、砂糖、みりん、お酒、この4つの調味料を、味を舐め舐め、確かめながら調合しました。
横から刺す、串もありません。
串はないので、穴子はタレにつけては、また七輪へと、タレと七輪を行ったり来たりしています。
ご近所の人は、この穴子の炭火焼きの匂いを、どんな気持ちで匂っているでしょう?
きっと、食べたいなぁ、良い匂いがするなぁ、白いご飯をもって、あの穴子焼きに参加したいなぁと思っているでしょうか?
炭火はだんだんと火が強くなり、ちょっと油断すると、もう火に当たった部分は焦げ目が出ています。
これでは、もし親方がいれば、包丁の峰で頭を叩かれそうです。
「なんじゃ、こんなに焦がして、これで売り物になると思うんか。」
と、怒られそうです。
奥さんに言われて、穴子以外に、茄子とトウモロコシを焼いています。
これは、残り火で焼いています。
残り火なので、火に近くするため、金輪は外して、直火にしました。
隠して出来たのは、今日の穴子丼です。
焼いてみて気がついたのは、竹原の穴子はとても上等でした。
厚みがあり、脂がのって、上等な穴子です。
肉厚なので、あなごの味が、薄っぺらい穴子よりも、うんと脂っこく感じました。
穴子の頭もこれもまた上等で、これはぜひお茶漬けにしようと思います。
焼き茄子もほかほかで、とろけるような柔らかさです。
片山正喜さんは梅酒で酔っ払って寝ていましたが、
穴子の匂いに目が覚めたのか、ちょうど食事が始まる頃に起きてきました。
とても美味しい夕食が出来たので、また、スマホを取り出して、写真に残しています。
きっと、誰かに見せびらかす為に、写真を送るのでしょうか?
瀬戸の海が輝いています。大久野島、大三島、大崎上島に続く海が輝いています。 広島 (3)
お墓参りに行く朝は、瀬戸内の海は穏やかで、お天気も上々の快晴です。
みはらし温泉夢の宿の部屋ごとに、森川観光創業者の、森川孝人さんの伝記本が置かれていました。森川孝人さんは、自称キャバレー王と呼んでいます。成功の元は、夢を描き、夢を追ったことのようです。
キャバレー経営で成功し、そのあと、このみはらし温泉を興したそうです。
最近のみはらし温泉は、建物の劣化が目立っています。施設の陳腐化も目立っています。食事の不満も聞こえてきます。受付の岡田さんは、とても愛想の良い受付で、お客様の声を伝えると、頷いておられました。
森川孝人さんは、毎日のように、みはらし温泉に出社されているようですが、まだお会いする機会がありません。
朝食はバイキングで1080円です。1080円の内容は伴っていないので、朝食は外でする事にしました。
JR呉線に沿って、左手にエデンの海を見ながら、国道を走ります。見とれて、交通事故を起こしてはいけないほど、美しい景色です。
篠山通れば笹ばかりと、阿波踊りでは歌われていますが、竹原市も、竹原通れば竹ばかりです。看板に売り地の広告があったので、どんなところが売り地なのか、コースを変えて、確かめに行きます。
だんだん、道幅は狭くなり、このままではまた、袋小路にはいってしまうと、心配になってきました。
売り地1100坪は、結局見つかりませんでした。
JR忠海駅の近くにやってきました。向こうに見える高い山は、黒滝山です。
JR忠海駅の前で、一時停車して、コンビニに寄って、コーヒーを買いました。忠海のことは以前に、
平忠盛のゆかりの土地であることを書きました。
更に進むと、向こうに国民休暇村の島が大久野島が見えました。
道の駅たけはらで、お墓にお供えするお花を購入します。
9月の中旬になると、道の駅たけはらでは、いちじくがたくさん並んでいます。
淡路島でも、いちじく栽培が盛んですが、竹原市もいちじく栽培が盛んのようです。
三原、竹原あたりは、蛸も名産です。ほしだこがあったので、ビールのおつまみに購入しました。普通消費税8%で、1000円なら、1080円になるところ、道の駅たけはらでは、どうしたことか、1090円の表示です。
切り花も買いましたが、長持ちする蘭も、お墓を飾るために購入しました。
掲示板を見ると、竹原市の向かいには、たくさんの島が入り組んでいます。中でも大きいのは、大三島です。
お墓参りも、その内時間をゆっくりかけて、あちらの島や、こちらの島に寄りながら、なんとなくここまで辿り着いたというような、のんびりとしたお墓参りもしてみたいと思います。
2014年9月11日(木)