温室にサロン 外に遮光ネット 天井自動開閉 アルミ温室をつくる(10)
アルミ温室の周辺は、雨が降っても、風が吹いても、泥や埃が立たないように、コンクリート舗装をします。 温室づくり(10) 社長ブログ神戸/温室作り/社長の趣味/観葉植物
アルミ温室の周辺工事
アルミ温室を作ろうと、既成の温室をアルナグリーンに注文しました。
温室の建設が進むと、周辺の外構工事がかなり重要であることが分かりました。
農地に温室を作る場合は周辺の整備は気にしなくてもいいのですが、趣味の温室となると整備が必要です。
温室周辺が泥土のままであったり、雨が降ったら水たまりになるようでは、センスの良い温室にはなりません。
幸い、敷地は緩やかな勾配がある斜面なので、水掃けは良いのです。
敷地を水平にならして、コンクリート舗装をすれば、温室の外部環境は良くなります。
そこで、重機を入れて土地をならして、鉄筋を配筋した上で、コンクリートを流し込みます。
こうすれば、アルミ温室の周辺に車が何台も駐車しても、コンクリートはひび割れをしません。
大型重機出動
大型重機を使って、周辺の土を削ってみると、ここは岩のように硬い土地でした。
重機も掘削に手こずっています。
アルミ温室のすぐ隣は、植木鉢類を夏場になると外に出て、直射日光に当てるスペースになります。
日光に当たった方が植物の成長に良いので、植木鉢を並べやすいように、コンクリート張りをします。
大型重機を必要とする工事なので外構工事はアルミ温室を請け負った片桐農園とは別の、建築会社にお願いしています。
固い地盤の土地を削って平らにすると、削り取った土は、別の場所に廃棄する必要があります。
こうなると、重機を持った建築会社の方が融通が利くのです。
コンクリートミキサー車登場
外構工事の為の木枠を組んで用意が出来たら、コンクリートミキサー車が、コンクリートを現場に運んでくれます。
コンクリートミキサー車から、コンクリートを一旦大きなバケットに受け取って、それを重機が挟んで、コンクリートを流し込む場所に、細かく配分しています。
見てるとその操作技術に感心しました。
工事の様子を見ると、重機のオペレーターは慣れたもので、ハンドル一つで押したり引いたり、バケットを持ち上げたりひっくり返して、コンクリートを流し込んでいます。
こんな操作やってみたいなぁと思いながら、これは操縦免許がいるので、無免許では出来ません。
遮蔽シートで過熱防止
アルミ温室の屋根は、夏の熱射を防ぐために、太陽の光を50%軽減する為の遮蔽カバーをかけました。
これならアルミ温室の室内は、真夏に50度近くにまで上昇することを防ぐことができます。
と予想していたのですが、6月頃から、晴れた日には実際は50度近くにまで温度は上昇しました。
アルミ温室の周辺の傾斜のある段差は、コンクリートでカバーして、ひな壇上に整備しました。
アルミ温室の外回り 排水工事
コンクリートをアルミ温室の隣に貼るときは、アルミ温室から出る排水を、コンクリート張りにした土地の排水と併せて、外部に流れ出るように、予め排水をきちっとして、水がたまらないようにしておきます。
鉢替えは 二回り大きめの鉢へ
アルミ温室の方では、沖縄産の亜熱帯植物を、小さな鉢から一回りも二回りも大きい鉢へ移し替えの作業を進めています。
そうなると、かなりの用土が必要になりました。用土に肥料を調整して、鉢の底には、椰子殻を敷いて、苗を移し替えていきます。
天井は電動式の自動開閉
アルミ温室の天井は、電動式の自動開閉がされています。
温度が上がれば、天井の窓は開いて、熱い空気は外に出るようにしています。
アルミ温室の右側と左側の窓は、手動で開け閉めをして温度調整をします。
暑い時には窓を開け、寒くなると窓を閉めることになります。
サロンスペースを造る
アルミ温室の北側は、人口芝生を敷いて、ここを憩いのサロン風にしました。
人工芝生の辺りには、椅子やテーブルを置く予定なので、自動散水の水がかからないように、散水機の位置を設計しています。
少しづつ温室らしくなってきて、嬉しくなりました。