花がきれいに咲いても、誰かが花を愛でに通わなければ、仇(あだ)の花になります。

花がきれいに咲いても、誰かが花を愛でに通わなければ、仇(あだ)の花になります。春の始まりから春の終わりに、植物は実を付けて、子孫を残そうとしています。 社長ブログ神戸/淡路/植物/梅の木

花が咲いても、誰かが愛でなければ、仇(あだ)の花になります。

石炭を掘る、炭鉱を唄った、炭坑節があります。

炭坑節の一節には、

一山 二山 三山 越え(ヨイヨイ)

奥に咲いたる 八重つばき

なんぼ色よく 咲いたとて

ヤマちゃんが通わにゃ 仇の花(サノヨイヨイ)

と唄われています。

庭の木の梅も、寒い季節に綺麗な花が咲きました。

この梅の花に受粉をさせてくれる虫や鳥が通ってこなければ、

梅の実はなりません。

ひっそりと花が咲いていても、

通ってくれる人がいなければ、仇の花になるのです。

紅梅にも、沢山の小梅がつきました。

楽譜にオタマジャクシが並んでいるほど

一列に沢山の小梅が並んでいます。

まだ、ほんの小粒の梅ですが、これから日を追って、

少しずつ太ってきます。

この梅を収穫するのは、6月の終わりか、

7月の初め頃になりそうです。

サクランボの実も沢山つきました。

専門家なら、

実を太らせるために間引きをするのでしょうが、

松葉博雄の場合は、どこを間引いて良いかわからず、

全部サクランボになったほうが嬉しいなという欲も働き、

間引きをしません。

春がゆっくりと進んで、

これから初夏にバトンタッチしようとする頃、

花が咲いた後には、子孫を伝える実が実っているのです。

スミレの花は、道路のコンクリートのほんのわずかな隙間に根を張って、

毎年ここを我が宿と定め、花を咲かせ、株を太らせています。

雨嵐が強いときには塩水を被ってしまいそうな海のすぐ側に、

スミレの花は、次のスミレを増やして、

いつの間にか着実に子孫を増やしています。

植物や動物が、環境にうまく適用して生き抜いていて、

自然に教えられる事が多いです。

2016年4月14日(木)