若竹の のびや日の愛 土の恩 タケノコあく抜き

たけのこは、太陽の日を浴び、土から養分を吸収し、短期間で大きく成長します。

 社長ブログ神戸/たけのこ/

淡路で、知人より筍を沢山頂きました。

今日掘ったばかりですが、筍は置いておくだけで成長を続けていきます。

その為、筍は早めに成長を止めないと味が劣化します。

筍を頂くと、すぐに皮を剥がす作業に取りかかります。

奧さんがたけのこの皮を剥がす方法と、私が小学校の時に習った皮むきの方法は、少し違っています。

小学校で習った通りの方法で、筍の皮を剥がします。

床に新聞を敷き、筍を置くと、真ん中に包丁を入れ、真っ二つに切断します。

筍は、太さはあっても割と簡単に切断できます。

筍の下の根っこが生える部分は、予め包丁でそぎ落としておきます。

ここは炊いても美味しくない部分、言わばヘタのような所なので切っておきます。

真っ二つに切断すると、皮は簡単に剥がれます。

筍の皮を剥がす作業は、切断すれば簡単です。

春先に、今年は筍が豊作になりそうという予想は見事に当たって、大豊作です。

筍が豊作になると、喜んでいるのは人間だけではありません。

実は、猪が喜んでいるのです。

筍掘りに筍林に入ると、猪が筍を掘り起こして食べた後が沢山見つかります。

筍の皮を剥がすと、四分割して硬いところは切り落として、その後茹でる作業に入ります。

このときに米ぬかが必要ですが、米ぬかがないときはお米のとぎ汁で代用できます。

出来るだけ長い時間、筍を茹でます。

茹でていると、筍の精の匂いが漂ってきます。

これから短期間の間に、10mくらい一気に伸びる筍の強い精です。

茹で終わると、味付けです。

いつものように、昆布と鰹節で、だしを取ります。

調味料は、醤油、お砂糖、みりん、お酒です。

塩分を気にするなら、薄味になります。

一旦火を止めて一晩置いておくと味が染みこむので、明日が食べ頃になります。

2016年4月14日(木)