幹之(みゆき)メダカの卵を採取し、産卵させています。
幹之(みゆき)メダカの卵を採取し、産卵させています。メダカ繁殖計画は、たまごトリーナーの製作から始まり、採卵、孵卵器での誕生に進んでいます。
社長ブログ神戸/メダカの繁殖/メダカのたまご/たまごトリーナーの作り方/みゆきメダカ
今年もメダカを増やそうと計画しています。
自宅にいる時間は短いので、
事務所でもメダカ繁殖計画を実施する事にしました。
メダカの巣作り たまごトリーナー
メダカが水槽で卵を産み付けるには、
たまごトリーナー(※採卵器具。水槽に浮かべて使用します。)
が必要です。
インターネット通販で購入することも可能ですが、
値段の高さに驚きます。
社員から、「社長、これなら会社で作れますよ」と、
素晴らしい提案がありました。
材料は、ナイロンたわし、結束バンド、発砲スチロールです。
メダカが卵を産み付けやすいように、
ざらざらとした表面のある、ナイロンたわしを選びます。
イメージとしては、
イイダコが足を開いているような形のたまごトリーナーを作ります。
ナイロンたわしの長方形の板を、
1.5cm間隔くらいにハサミを入れていきます。
全部切らないで、上の方2cmくらいは残しておきます。
発泡スチロールの部材から、
イイダコの頭に相当する部分の、
ナイロンたわしを巻き付けるように、
発泡スチロールを核にします。
巻き付け終えると、結束バンドでぐるりと回して止めておくと、
たまごトリーナーの出来上がりです。
出来た卵トリーナーを事務所の水槽に入れて、
しばらく様子を見ておきます。
水温は25℃以上なければ、メダカは産卵の意欲が湧きません。
数日すると、自家製たまごトリーナーの蛸の足の部分に、
白い卵つぶがいくつも着いているのが認められました。
メダカの卵は親の水槽と離す必要があります
水槽に入れたままにしていると、
親が卵を食べてしまう事があるので、
たまごトリーナーを別の小さな孵卵器に移します。
日当たりの良い、
事務所の暖房の空気が当たる場所に孵卵器を置いておくと、
一週間もすれば卵から小さなメダカが産まれてきました。
これは感動します。
やはり、自分が産婆役をしたような気持ちで
新たな命に応援したくなります。
生まれたばかりの、青いメダカの幹之(みゆき)は、
髪の毛ほどに細く、米粒よりも小さく、
目を凝らして見ないとその姿を見逃しそうです。
一生懸命、水面をメダカの子は泳いでいます。
メダカの子供のエサはゆで卵の黄身
私は、めだかの学校の先生なのか、
メダカの学校のオーナーなのか、
いずれにしても新しく生まれたメダカの子には、
早速エサをあげないといけません。
えさは、ゆで卵の黄身を使います。
黄身を冷凍保存しておいて、
時々水中で黄身をゆっくりなでると、
黄身は微粒子のように小さく溶けていきます。
これが、メダカの赤ちゃんのご飯にあっています。
2016年3月29日(火)