どうすれば、室内に水の流れる疎水を作れるか?淡路市 奇跡の星の植物館で考える

どうすれば、室内に水の流れる疎水を作れるか? 水の流れる疎水は、小さな流れから、大きな流れまで、サンプルがありました。 社長ブログ神戸/淡路/奇跡の星の植物館レビュー/植物と疎水/水の空間

どうすれば、室内に水の流れる疎水を作れるか? 室内に、水の流れがある空間を作りたい

野外で水が流れる庭を見る事は多くありますが、雨が降っても、

寒い時でも、水の流れを見たいと思えば、

それは屋根のある温室の中に作る事になります。

どのように水の流れがある庭を室内に造っているか、見てきました。

体育館のような大きな空間なので、

水の流れも、小さい流れや大きい

流れが設計されています。

大きな規模の水の流れは、

この奇跡の星の植物館の基本設計の中に埋

め込まれています。

植物館の中心部分に、水の流れはつくられていて、

その周辺にはランの花を展示しています。

小さい流れは、二段の落差のある池です。

水中ポンプを使って、底辺から水を汲み上げ、

頂上部分へ水を送り、循環させています。

途中は、板を組んだ水路を作り、

その途中には、水がたまる場所を作ってます。

かなり簡便な作り方で、池の周りは防水シートを使って、

石組みやコンクリートは使っていません。

手の込んだ水の流れの疎水は、

石組みもあり、コンクリートで周囲を

固めています。水の流れは、

水中ポンプを使って作っています。

これは、日用大工仕事ではちょっと難しそうで、本職の造園業者に頼

まないと出来そうもありません。

亜熱帯植物を集めた湿気の多い温室には、

植物に隠れた小さな疎水がありました。

高温多湿を好む亜熱帯植物には、

上から繰り返し散水し、下に流れ落

ちた水を疎水に集めて、

下流では、また水中ポンプを使って上流に戻しています。

浅い水の流れを作り、

そこに鉢に盛られたいくつもの観賞鉢を置く展示方法もあります。

この場合、水深は10cm程度の浅さで、もし、足を踏み入れて濡れる

事があっても、溺れる事はありません。

まとめ どうすれば、室内に水の流れる疎水を作れるか? 

淡路市の奇跡の星の植物館は、

兵庫県立なので、このような整った施設が出来ています。

個人で自宅に、庭の片隅に温室を作り、

僅かながらも水が流れる池を作ろうとすると、

今日の事例では、板で組んだ水の流れかなと、内心思いました。

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