こんな美味しそうな朝食を食べれていいなぁと言われます。

松茸ご飯と松茸のお吸い物の朝食は、朝早く奧さんが準備を整えて、松葉博雄が目覚めた頃ガス釜のスイッチを入れています。社長ブログ/神戸の社長/手作り料理/朝食/松茸ご飯・松茸のお吸い物

松茸ご飯です。しかもかなり奮発した、松茸の沢山入った松茸ご飯です。

松茸ご飯の隣には、松茸入りのお吸い物が並んでいます。

松茸のお吸い物と言えば、春菊と豆腐が定番ですが、今日のお吸い物は三つ葉です。

松葉博雄がまだ寝ている間に、奧さんは先に起きて台所に行き、松茸ご飯の下ごしらえをしていました。

昆布とかつおで出し汁を作り、それに出汁パック(久原本家のかやのやだし)を加えて、味付けをした出し汁です。

松葉博雄が起きた頃、これで良いですか?と、お釜のスイッチを入れる前に出汁加減を味見するように頼まれました。

小さなスプーンで出し汁をすくって、舐めるように味を確かめると、少し塩加減が足りません。

そこで、スプーン一杯分のお醤油を付け加える事で、味の調整が出来ました。

普通炊きにすれば30分、早炊きにすると20分です。

「どちらにしましょうか?」と言われ、「普通炊きで」と答えると、

「普通炊きだと30分もかかるので、早炊きにした方がいいんじゃないか?」という奧さんの意見です。

それなら尋ねる必要もないのに、一応はどちらにしましょうか?と尋ねてくれます。

ここで、初めから早炊きにするつもりなら、なんで尋ねるの?と言い返せば角が立ちます。

奧さんの思うようにしてもらうことが、丸く収まる円満な解決方法です。

20分後、早炊きで松茸ご飯が炊きあがりました。

松茸ご飯も、松茸のお吸い物も、若い人が食べると、きっと薄味過ぎると言われそうです。

何しろ、塩分はぎりぎりにおさえています。

今朝の松茸ご飯は3合炊いたので、2人では食べきれません。

お弁当箱に入れて、会社に持って行きます。

京都の「田中長奈良漬店」の、絶品の奈良漬けを娘からもらいました。

これも、松茸ご飯によくマッチングします。

自家製の茄子とキュウリの漬け物も、松茸ご飯を頂くとき味のアクセントになってとてもよく合います。

モロヘイヤのおひたしは、山芋のすり下ろしのようにぬるっとした粘り気のある液が出ています。

このモロヘイヤはハワイの島のような名前ですが、実は奧さんの大好物です。

デザートは、淡路島のいちじくと、ジャイアンツというマスカットです。

甘味がとても強くて、皮まで一緒に頂けるマスカットです。

晩ご飯並の手の込んだ朝食で、これだけ頂ければ今夜は残った松茸ご飯をもう一度頂く事で十分です。

社長研究室のブログを読んで頂いているお友達から、松葉さんの奧さんが作る朝ご飯を私も食べたいとよく言われます。

お話を聞くと、朝ご飯は食パンを焼いて何か上に塗ってすぐ食べれるものが多いようです。

2015年9月6日(日)