研究テーマを、査読論文に書き上げる為には、一言一句のするどい切れ味に推敲することです。
研究テーマを、査読論文に書き上げる為には、日本刀を研石で研いで究めるように無駄を省き、一言一句のするどい切れ味に推敲することです。
研究テーマを、査読論文に書き上げる為には
ゴールデンウィーク前の、博士ゼミに出席です。
梅田の地下街は、初夏の装いに変わっています。
中でも、ファッション系は、
イタリアのミラノをテーマにした、
MILANO FAIRをしていました。
ミラノのファッションの特徴を調べてみると、
ミラノの特徴は素材の良さを強みに、機能的であり、
それにセクシーな要素を掛け合わせた
スタイルを打ち出していることです。
チケット屋さんの前を通ると、
千円切手が5%OFFで買えるそうです。
1000円切手は、デザインが二つあります。
一つは、1996年3月に発行された、
雪村周継の松鷹図です。
新たに、田能村竹田の描いた、『富士図』が、
2015年2月に追加されています。では、
千円切手は、何に使うのでしょうか?
封書に貼るのではありません。
本来の郵便物に貼る役割と、
別納料金として、納付する時にも使います。
さらに、ゆうパックの着払いの際に使うことも出来ます。
千円切手を950円で買ってきて、郵便局に払うときは、
千円で使えば、50円の差額になります。
一回が50円でも、毎日こんな仕事があれば、
10回で500円、100回で5000円の差額が儲けになります。
梅田キャンパスの図書室には、
今日の発表者の菊池浩史さんが、
レジュメをしていました。
十分に準備が進んでいるようです。
創造都市研究の最新号はまだ出ていません。
松葉博雄が投稿した、
『経営理念浸透が経営戦略の成果に及ぼす影響の研究-
メニコンの事例研究-』が、
採択された第9巻第1号のままです。
これから夏至に向かって、
日が沈むのが遅くなり、
外はまだ明るい日差しが残っています。
ゼミが始まる前は、
発表者がパワーポイントを使えるように、
設定準備をしていますが、
なかなか上手く行かない場合は、
明石芳彦先生もお手伝いに、
手を貸して頂く事があります。
今日の最初の発表は
家永秀則さんです。査読論文投稿に向けて、
現在進行している研究を発表して、それに対して、
明石芳彦先生からのコメントが続きます。
松葉博雄も
気がついた事や気になる点を、
3点ほどアドバイスしました。
一つは、論理展開方法についてです。
二つは、先行研究に取り上げた論文との整合性です。
三つ目は、調査を行う場合の質問の作り方について、
バイアスがかからないようにという配慮です。
査読論文の査読者は、
投稿者が気がついていないことを、
するどく指摘することがあります。
まるで、検事の反対尋問のようなするどさです。
二番目の発表は、
先ほど図書室で準備をしていた菊池浩史さんです。
頂いたレジュメの先行研究の文献に、
以前、松葉博雄も参考文献として読んだ、
清水聰先生のお名前があったので、
懐かしく思いました。
菊池浩史さんの発表の後、明石芳彦先生と、
小沢貴文生からのコメントがあります。
発表に対して、指導を頂く事が当然ですが、
指導にあまり配慮しすぎると、自分の研究が、
指導に誘導されて、
行き先が変わってしまっても困ります。
どこまで指導を受け入れ、それ以上は受け入れないか、
それは研究者の自己責任で判断することになります。
2015年4月27日(月)