半沢直樹のドラマが終わると、次の関心は、神戸市長選挙です。

神戸市長選挙の候補者は、神戸市再生の戦略設計図に、コア・コンピタンス経営の概念が、応用出来たらいいと思います。

今日は秋分の日で、お仕事は12時からです。

朝ご飯は、ゆっくり頂くことが出来る日です。昨日、沢山の注目を浴びたテレビドラマ「半沢直樹」の最終回について、奥さんとご飯を食べながら、結末がはっきりしないなぁと、話しました。

あれはきっと、この後の続編のために、あの場では完結しないように仕向けたんじゃないかと、話がまとまりました。

段々と神戸市長選挙が近付いてきています。現市長の矢田立郎さんは引退します。そこで、次は実質4名の候補者の戦いになりそうです。

候補者は、元副市長の久元喜造(きぞう)さん、前回選挙で矢田氏に約7900票差まで迫りながらも惜敗したコンサルティング会社社長の樫野孝人さん、神戸市議の森下裕(やす)子さん、共産党県委員の貫名(ぬきな)ユウナさんの、4名です。

会社が三宮にあるので、選挙戦の熱気は次第に強く伝わってきます。街角に立つ旗、あちらこちらに貼られているポスター、時々出会わす支援者の集会と呼びかけ、ビラ配りなどに出会います。

今朝の食事は、鰻丼です。なるべくご飯を少なくして、お腹が太らないように、気をつけます。近隣ドライブで買った色々な食材が、奥さんの調理によって、美味しい朝ご飯の副食に登場しています。

経営学の戦略論の一つに、ハメルらの著した、「コア・コンピタンス経営」があります。本の原題は、「未来のための競争」です。未来のための競争に勝つには、会社は主導権を創造しなければなりません。

そのためには、業界を作り直さなければなりません。業界を作り直すためには、自社の基本戦略を作り直さなければなりません。

基本戦略の作り直しには、過去の成功体験を忘れることです。そして、しっかりと未来をイメージすることです。その上で、自社の持つコア・コンピタンスを土台にして、戦略設計図を描くことになります。

これを、神戸市長選挙に置き換えると、矢田立郎さんの市政を忘れ、候補者自身が神戸の未来をしっかりイメージすることです。

そして、神戸市が持っているコア・コンピタンス(競合他社に真似できない核となる能力)、つまり神戸市が他の都市と違う、核となる能力を使って、神戸市の戦略設計図を描くことになります。

4人の主な候補者が、経営学で言われている、コア・コンピタンス経営の手法を、神戸市の都市経営に応用出来れば、阪神淡路大震災で傷付いた神戸市再生のチャンスになります。

そうは思ってみても、候補者にはそれぞれ支援団体があり、支援団体は、それぞれの利得を考えて、支援していると思います。

経営学のピュアな戦略論が、応用出来るかどうか、注意深く見ていきたいです。

2013年9月23日(月)