秋分の日を前に、お墓参りです。高齢者になるとお墓のことが気になります。
秋分の日を前に、お墓参りです。お墓は、こまめに手入れをしなければ、竹藪の中に埋没してしまいます。広島ツアー(7)
秋分の日を前に、お墓参りです。
東広島市に来た本来の目的は、
ご先祖様のお墓参りです。
お墓参りのドンピシャは、
9月23日の、秋分の日ですが、
三連休を避けて早めのお墓参りです。
高齢者になると、
お墓のことが気になるようになります。
割烹旅館一ぷくで目が覚めると、
地方紙を広げて、東広島の記事に目を通します。
この地方では、イノシシ・鹿からの
獣害があります。
イノシシも、鹿も、生きていくためには、
食べ物が必要で、これは、取ってはいけない、
という分別は、イノシシ、シカにはありません。
そこで、人間の住む住居の方を中心に、
金網の微弱電流で囲み、
人間の方が囲いに入っていることもあります。
地方の農村は、街とは違う
悩みがあることが分かりました。
一ぷくの朝ご飯は、
遅い人でも8時からです。
もっとゆっくり、朝食を頂きたかったのですが、
8時には1階の食堂に向かいます。
東広島市の観光場所は、
ぜひ見ておきたい場所が無いので、
食事の後は、宿をたって、お墓参りに向かいます。
東広島市は中川俊直さんの選挙地盤
一ぷく旅館を出ると、すぐ近くに、
財団法人耕道会館、中川俊直さんの
後援会事務所がありました。
東広島市は中川俊直さんの選挙区です。
中川家は、中川俊直さんの
お爺さんの代から国会議員の家系です。
これから地道を通って、
黄金色の稲の実る、
豊かな田園地帯を走ります。
何だか山口百恵の歌った、
いい日旅立ちのような、
のどかな秋日和です。
お墓参りに、お墓にお供えする花を求めて、
途中にあったスーパー・ショージのお店に立ち寄りました。
この辺りの、地産地消の
農作物でも買えたら、ラッキーです。
お花はありました。
街中の花屋さんとは違って、
生活者に密着した花の値段です。
秋分の日を前に、お墓参りができました
お墓のある山と、前方後円墳に、着きました。
2013年6月に、JRの保安員に、
JRの敷地内から、竹が伸びてきているので、
竹を伐採するようにお願いしましたが、
どうなったでしょうか?
綺麗に、竹は切り取られていました。
しかし、竹は地下茎が伸びてきます。
地下茎は、掘り出さないと、
どんどん伸びてきます。
前方後円墳の敷地内の草取りは、
近隣の工務店にお願いして、
重機を使って整備してくれていました。
人が手入れをしなければ、
土地はすぐに、原野に戻ってしまいます。
幼いときに、父母と、兄弟と、
一緒にこの土地に来たときは、
向こうに見える川では、
網を使って鮎を捕っていました。
川に張られた網に向かって、
漁り火を点けて、鮎を追い込みました。
その頃は、小学生の幼い頃で、
今見たら小さな川も、大きく見えました。
網にかかった鮎は、
食べきれないほどの数で、河原にたき火をし、
串に刺した鮎を焼いて食べた思い出があります。
お墓参りに、竹藪の生い茂った山を登ります。
道ばたには、曼珠沙華、彼岸花が、
日に当たって綺麗に輝いています。
彼岸花は、幽霊花ともいい、
お墓によく咲く花です。
緩やかな斜面ですが、竹の葉が、
笹が、積もっているので、
滑って転ぶ心配もあります。
父も、母も、80歳を超える頃まで、
この道を自力で歩いて、登っていました。
竹の勢いは、一定期間までどんどん茂ってきます。
お墓の土地も、竹に覆われて、
登ることも出来ないくらい繁殖します。
そこで、毎年工務店にお願いして、
竹の勢いを止めるために、伐採をします。
切っても切っても竹は伸びてきて、
竹との根気比べです。
他の山を見ると、勢いのある竹藪も、
ある時期を過ぎると、竹が密集しすぎて、
日の当たらない竹藪になり、
やがて竹の葉が枯れて、自滅してきます。
この発生から、繁殖、自滅までのサイクルは、
有限の期間もあると思います。
松葉博雄は、この辺りのお米が、大好きです。
標高200メートルの高台で、
水は山から湧く自然水、空気は綺麗で、
気温は昼と夜の差が大きく、
実りの稲の天日干しをして、送ってもらいます。
今日はとっても良いお天気で、
お墓参りも、雨に濡れなくて良かったです。
もう少しすると、この地方のお米は収穫され、
天日干しが始まります。
ご先祖様たちが食べていたお米と、
同じ田んぼから収穫したお米を頂けるのは、幸せです。
2013年9月19日(木)