今夜の宿は いっぷく じゃらんで探して予約した 割烹旅館一ぷく (東広島市西条) 東広島ツアー(5)

割烹ホテル一ぷくは、老舗旅館です。082-424-3955 広島ツアー(5)

割烹旅館「一ぷく」

一ぷくは創業昭和30年、日本庭園が自慢の割烹ホテルです。

創業当時は「一婦゚久」と書いていたそうです。

ふっくら肉付きの良い、信楽焼の狸風の置物に迎えられて、宿に入ります。

一ぷくが、今夜の宿になったのは、インターネットで検索して、辿り着きました。

お墓参りに行くとき、余録として、天然温泉とか、お料理の美味しい宿があれば、お墓参りも一層楽しくなります。

一ぷくに期待しているのは、日本料理の割烹旅館です。

一ぷくの旅館部分は、鉄筋コンクリート造りで、造りはビジネスホテル風でした。

鍵を受け取り、旅の荷物をいったん下ろして、一段落です。

東広島市の街中の立地なので、窓から見渡すと、高層マンションや住宅が密集しています。

地方に来たなぁと感じるのは、その土地の地方紙を見たときです。

東広島市であれば、中国新聞が部屋に届けられました。

トップニュースは全国ニュースですが、新聞をめくって地方版を見れば、東広島のことが書いてあります。

残念ながら、天然温泉付きの宿ではありません。

お風呂に入って、ビールを飲んで、しばらくすると、18時です。

18時になると、夕食のため、食事処の一ぷくに来ました。

庭の端に点々と、鬼瓦に着色を施したようなオブジェが置いてあります。

この辺の伝統工芸品という訳でもなさそうですが、果たしてこれは何でしょうか?

広島といえば、広島カープで、カープと言えば、鯉のことで、広島は鯉の養殖が盛んなところです。

一ぷくの小さい池にも、鯉は泳いでいますが、目をひくような鯉ではなさそうです。

広島の鯉は、太田川の鯉のようで、新潟県小千谷のような錦鯉ではありません。

一ぷくの一階の食堂には、予約客が誰も居ないので、部屋から浴衣着で来てもいいと、内諾がありました。

そこで、ホテルでは一般にはルール違反ですが、女将さんの取り計らいで、浴衣着で夕食をいただきます。

2013年9月18日(水)

割烹旅館一ぷく(東広島市)の若女将さんとは、神戸の話で繋がりました。

東広島市は、中川俊直衆議院議員の、選挙地盤です 広島ツアー 広島県東広島市西条朝日町11番31号082-424-3955(6)

一ぷくで夕食をいただいています。

もちろん、アサヒスーパードライと一緒です。

奥さんは、地元の清酒を頂きました。

どんなお料理が出るのか、期待しています。

考えると、東広島で、9月だからといえる食材は何でしょう?

特に、考えつきません。東広島には、有名な食材が見あたりません。

今日は9月の18日で、明日19日が中秋の名月です。

名月の前日なので、これから昇る月も、満月に近く、まあるいまあるいお月さまです。

一ぷくのフロントでは、大女将さんが、接客対応に当たっています。

夕食のサービス係は、若女将さんです。

若女将さんに、この東広島市は、中川俊直さんの選挙地盤ですねぇ、と、話を振ると、

中川俊直さんなら、うちのすぐ近くですよ、と言われました。

中川俊直さんのお母さんからは、子供の時から、一ぷくのお嬢ちゃんと言われ、今でも、この年になっても、お嬢ちゃんと呼ばれているそうです。

話しているうちに、段々話は弾み、一ぷくの若女将さんとの気持ちの距離が近付いてきました。

少し親しくなると、さらに質問です。

質問は、一ぷくの若女将さんからくれました。

宿帳に書いた住所を見て、松葉博雄が神戸から来たことを、知っているので、神戸の話になりました。

神戸によく行くんです、と言われて、その理由が、この家のお嬢さんが、神戸大学に行っていたからだそうです。

若女将さんは、松葉博雄の名前で検索して、社長研究室も、事務室で見たようです。

素早い行動力です。これでまた、話が弾みます。

それで、お嬢さんは、東広島に帰って来られたんですか?

いいえ、神戸大学を卒業したら、大阪の会社に就職してしまいました。

娘が言っていました。大阪より神戸の方が、住みやすい。と、言っていました。

買い物でも、大阪から神戸に、三宮に行っているそうです。

合いの手はうちの奥さんです。私も神戸がいいです。

大阪は人が多すぎて、街が大きすぎて、どこに行っていいやら、どこで買っていいやら、分かりません。まるで人に酔いそうです。

と、二人で神戸礼賛になりました。

お料理は、どんどん進んできます。

その間に、月も昇ってきます。

中川家の屋根から、ゆっくり昇ってきた月は、段々と高くなってきました。

中川俊直さんのお父さんの、中川秀直さんは、東京住まいで、次男の中川俊直さんは、東広島市が選挙地盤なので、毎週地元に帰って来られているそうです。

一ぷくの若女将さんに、東広島や神戸の話を聞きながら、食事は進み、最後はご飯を頂いて、終了です。

お嬢さんが、誰かいい人を連れて帰ってきたらいいですね。と、希望的観測を話すと、それは難しいですね、と言われました。

一般的に、なかなか親の思うようにはなりません。

夕食の後、この辺りに出かけて行けるような面白そうな所も無いようなので、部屋に戻ってテレビを見ることにします。

今夜の予定は、米倉涼子主演、松本清張の「けものみち」の連続ドラマです。

本で読んだ話ですが、松本清張の奥様は、この東広島の近くの、河内町の入野村出身だそうです。

松本清張のテレビドラマを観るために、急いで部屋に戻ろうとすると、まだデザートのフルーツがありますと言われ、フルーツは、ここで頂かずに、部屋に持っていくことにします。

急いで部屋に戻ってみました。しかし、この東広島の、一ぷくのテレビでは、期待の「けものみち」は観られませんでした。

割烹旅館 一ぷく ブログ 女将の部屋

2013年9月18日(水)