鶴のひとこえとは、有力者・権威者の一言ですが、今日の場合はお店の名前です。
鶴のひとこえは和食の店です。神戸元町の栄町にあります。
「 和食が良いなぁ、どこか知ってますか?」 「土曜日の夜なので、席が空いてるかどうか、電話してみます。」と言って、電話してみると、「20分ほど待って下さい。」ということで予約がとれました。
これから行く店は、『鶴のひとこえ』です。場所は、元町の中華街の近くです。
ガラス張りのお店なので、外からお客様の混み具合が分かります。予約をしていたので、先客を送り出す、ちょうどそのときに着きました。
待ち時間なしで、座席に案内されました。
ビールにしようか、焼酎にしようか考えて、焼酎にしました。焼酎のお湯割りを飲みながら、イカのお刺身を頂きます。
メニューには、おびただしい数の御料理が載っています。
ご飯の代わりに、ポテトサラダを頂きます。仕事の後のビジネスディナーなので、仕事の延長の話が続きます。
お刺身の上に、珍味のからすみが乗っています。以前に、三大珍味について、ホームページの記事を書きました。
珍味というのはどれも塩っぽくて、塩分を気にすると、珍味だからといって、飛びつく訳にはいきません。
鶴のひとこえでも、最初に出た御料理が塩辛かったので、女将さんに言って、塩加減を控えてもらうようにお願いしました。
女将さんは、カウンターの調理人の所に行き、塩加減について指示をしています。調理人に注文をつけると、いやがる調理人もいます。
まぁ、健康に関する事なので、味に注文をつけているわけではなく、お客さんの要望を聞いて頂きたいところです。
鶴のひとこえで、食べておきたいのは、豚足料理です。ところが、今日はお客さんが多かったので、豚足は一人分しかありません。
一人分の豚足でも、あるだけましなので、すぐに押さえました。
最初は混んでいたお店も、少しずつお客様が帰って行き、9時近くになると、空席だらけです。
最初に食べた加賀きゅうりの梅酢添えが、とても塩辛かったので、塩分を控えてもらった結果、次の料理からは塩辛くなくなりました。
料理のメリハリをつけるためには、塩はなくてはならない調味料です。その調味料に、手加減をするようにお願いをしたのですから、料理人も困ったと思います。
4人で来ているので、各自が思い思いの御料理を注文して、それを分け合って食べました。
和食は少量でも、多品目の御料理がつづくと、不思議なことにお腹がいっぱいになってきます。
最後は、焼きおにぎりを注文すると、「今からでしたら、20~30分かかりますよ」と言われ、それなら焼かない普通のおむすびにしました。
これと言ったメインディッシュを注文しなかったせいか、印象の薄い食事になりました。元町の中華街の近くでも、夜の9時ともなれば、人影はうんと少なくなっていました。
2013年6月1日(土)