大阪市立大学と言えば、松葉博雄が客員研究員をしている社会人大学院です。うめだ阪急百貨店のウィンドウは、すっかりクリスマスモードです。

梅田の阪急百貨店はもうすっかりクリスマスムードです。どこもクリスマスの飾り付けで明るい雰囲気が出ています。

大阪市立大学と言えば、松葉博雄が客員研究員をしている社会人大学院です。仕事を終えて、街に明かりがつく頃、梅田キャンパスに向かいます。

梅田阪急百貨店のウィンドウは、すっかり冬とサンタさんのテーマに変わっています。

季節が変わる度に、こんな大きなショウウィンドウにお金をかけるのは、大変な事だと思います。梅田地下街はすっかりクリスマスモードになっています。

地下街のあちらこちらで、クリスマスの飾り付けがされています。まだ、あの忙しそうなクリスマスソングは流れていませんが、あと2週間して、12月に入れば、途端にあのせっかちなクリスマスソングに追い立てられそうです。

図書室に来ても、博士ゼミに参加する人の姿は見えません。どうしたのでしょうか?

経済系の週刊誌は、中国リスクを取り上げています。中国でビジネスを続けるのも、撤退するのも、大きな負担がかかるようです。

中国も、そう簡単に日本企業を撤退させてくれません。いわゆる補償問題です。

中国の現地の人に経営権を譲るなら、撤退は難しくないようですが、せっかく築いた企業の経営権を易々と譲渡するのも、簡単に決断できる事ではありません。

教室に入ってみると、図書室にいない理由がわかりました。皆さん、教室に集っています。教室から窓の外を見ると、JR大阪駅が真正面に見えます。

あの喧騒に満ちた大阪駅からは想像もつかないような、静かなアカデミックな教室で、これから博士ゼミが始まります。

竹田英司さんは、2週間前にはカツラを被っていましたが、今日は髪が伸びてきたので、カツラを外して、自然な頭になってきました。松葉さん、体重が60kg台になったので、松葉さんお奥さんに、減量成功したと伝えて下さいねと、嬉しそうでした。

食べる誘惑を断つのは難しい事です。運動をして減量を続ける事は、強い意志が必要です。竹田さんはよく頑張りました。

今日の報告発表者は、映画の専門家の村田光男さんです。

先々週に村田光男さんから教えてもらった、黒澤明の選んだ100選の映画リストで、その後、松葉博雄は奥さんと一緒に、自宅でTSUTAYAのインターネット宅配を利用して、見続けています。

残念なのは、7割か8割は、該当するリストがTSUTAYAにはないことです。村田光男さんに映画の話を始めると、彼がとっても映画に詳しい事がわかります。

ハリソンフォードの主演した「目撃者」の話をすると、次から次へと、その映画のエピソードが出てきます。

ハリソンフォードが映画の中で、家を建てるシーンがありましたが、実は、ハリソンフォードは有名になる前に大工の仕事をしていたそうです。演技がよかったのは、実は大工の仕事が専門家だったのです。と、こんなエピソードです。

博士論文を書く為には、何本かの査読論文を書いて、学会誌に採択される事が条件です。著作物と違って、査読論文は文字数が限られていて、その制限の中で、問題提起から始まり、何を明らかにしたいのか、何が明らかになったのか、アカデミックな分析が求められます。

この時の邪魔をするのが、これまで培ってきた、その道での知識の多さです。松葉博雄の場合も、コンタクトレンズと経営の知識と経験が邪魔をして、アカデミックな文章になかなかなりませんでした。

博士ゼミが終わると、またうめだ阪急百貨店の前を通って、神戸の自宅に帰ります。来る時いっぱいだった人通りも、帰る時は、すっかり少なくなり、ショウウィンドウの前にも、あまり人がいません。

子ども達が幼い頃、クリスマスプレゼントは、その時代時代の人気のあるおもちゃでした。神戸SOGO百貨店は、お父さんお母さんの気持ちを先取りして、他のお店でおもちゃを買わないように、11月には先取りのクリスマスプレゼントの割引セールをしていました。

11月に、子ども用のクリスマスプレゼントを買っておいて、クリスマス用の包装をしてもらい、それを、こっそり子どもの目のつかない所に隠しておいて、12月24日の夜に、子ども達の枕元に置いて、サンタさんからのプレゼントにしていた事を思い出します。

2012年11月19日(月)