経営行動科学学会 第15回 年次大会です。神戸大学六甲台キャンパスは、季節感の豊かな高台の立地です。紅葉に彩られた六甲山を仰ぎ、神戸港を見下ろす秋の風景です。
経営行動科学学会 第15回 年次大会: 神戸大学 六甲台キャンパス(1)
経営行動科学学会 第15回 年次大会の参加者は、予約100名、当日60名の参加で、神戸大学 六甲台キャンパスで行われました。
経営行動科学学会 第15回 年次大会が神戸大学 六甲台キャンパスで開催されました。2010年は兵庫県立大学、2011年は明治大学で開催され、西の学校と東の学校が、交代で主催校になっています。
2012年11月17日(土)は、朝からの小雨が続いています。晴れていれば、神戸大学 六甲台キャンパスは、灘区の市街地が一望に見える素晴らしい場所で、イチョウの葉も色づいています。
経営行動科学学会には、大阪府立大学の同期生や後輩の3人が発表予定になっています。最初の発表は10時からなので、20分前には神戸大学の会場に着きました。
今年は70の発表報告の申し込みがありました。博士課程後期の大学院生は、学会で発表し、発表を踏まえて査読論文に投稿し、採択される事が博士論文を書く上で、大きなウェイトを占めています。
そのためには、十分な内容の研究報告を行い、質問や批評に耐えられるだけの研究の深さが求められます。
博士を目指す大学院生には、とっても大事な晴れの舞台なのです。
どの部屋で、どの発表があるのか、大会プログラムを見ながら、どの部屋に入室するか、決めていきます。
2階の210号室で午前中4組の発表を聞くことにしました。210号室に入ると、今日のこの教室で研究発表をする人や、座長が既に着席して、発表が始まる用意をしています。
10時からの第1番目には、第10回年次大会(立教大学)でもご一緒した、大阪府立大学大学院の上野恭裕教授と、船本多美子さんが、レジュメを用意して配っていました。
同期生の福田隆吉さんは共同発表者ですが、まだ姿が見えません。後ろの席には4番目の発表者である、大阪府立大学大学院の同期の古田克利さんが入念なチェックをしています。
午後に発表の大阪府立大学大学院 北居明先生のゼミで後輩の 西之坊穂さん は、まだ午後の事でゆとりがあるのか、ピースピースをしています。
最初の発表が10時ちょうどから始まりました。発表は25分で、座長コメント1分、フロアからの質疑が4分です。
前半は船本多美子さんが発表報告し、後半を上野恭裕先生が引き継ぎました。
4組目は午前の最終です。報告発表は松葉博雄の同期生、古田克利さんです。松葉博雄は最前席に座って、熱心に発表報告を聞き、最後には大きな拍手をしました。これが応援です。
210号室のセッション3の研究発表は、時間が経つにつれて、席がいっぱいに詰まってきました。研究発表をして、一番ドキドキするのは、発表報告の後の質問です。どんな質問がくるのか、どんな風に答えたらいいのか、事前には予測のつかない事です。
応援に来た二つの報告発表が問題無く終わり、質疑も十分だったので、二組とも大安心です。
これから1時間の休憩に入ります。外はあいにくの雨で、これから学生食堂まで、大阪府立大学大学院の同期生の薗田章恵さんと一緒に行きます。
2012年11月17日(土)